本日は鳥取の実家にて更新しているのですが、夕方のローカルニュースで智頭急行の話題をやっていました。
智頭急行株式会社第35回定時株主総会の内容について
(HOT7000系@鳥取駅)
リンク先のファイル名が何故か5ばっかり並んでいますが(笑)、要約すると
・2020年度は約3億5600万円の赤字(過去最大)
・赤字になるのは1997年度以来23年度ぶり
・特急(はくと、いなば)の利用者は前年度の4割弱。普通列車も前年度の4分の3ほど。
という感じでしょうか。
智頭急行は第三セクター路線の中で数少ない黒字路線ということで有名だったのですが、さすがにコロナ渦には勝てず。
特に、第1四半期(4月~6月)は第1回目の緊急事態宣言が出ていたこともあり、前年比の2割弱だったようで・・・。関西圏は年末年始から2回目の緊急事態宣言も出ましたしね。こればっかりは致し方ないです。
智頭急行は1994年末の開通直後に阪神大震災があり、この年がおそらく最大赤字の年だったはずです。この時は、HOT7000系が加古川線を走ったりしていましたね。
現状を見ていると、少なくとも今年度までは厳しい経営状況となりそうです。おそらく智頭急行には内部留保があるはずなので、すぐに潰れるなんてことはないでしょうけどね。
(HOT3500系@鳥取駅)
そういえば、スーパーはくとで使用されているHOT7000系も早25年選手。あくまでコロナ渦前の話ですが、開業30周年の2024年を目途に新車投入計画があります。(このご時世でホントに投入されるかは分かりませんが・・・)
HOT7000系はJR四国2000系をベースとして製作されましたので、新車はJR四国2600系or2700系がベースになるのでしょうか?四国の土讃線ほどカーブが多いわけではないですし、車体傾斜式の2600系ベースがベターかな?(因美線は結構線形悪いですが、走行する距離は30kmほどですからね。)
何度か内装は更新されてますが、MAX130キロで四半世紀爆走しているわけですから、台車に少々ガタがきているのは事実。出来れば計画通りに話が進んで欲しいですけどね・・・