古来より和の食を紡ぐ麹の世界を探求です(*^_^*)
おはようございます。
大阪で料理教室&食育の講師を勤めております
料理研究家 おくのひろみです。
なかじさんの麹の学校に参加してきました♪
なかじさんと、麹の学校修了こうじ授与式
麹の学校でご一緒だった麹を愛するお仲間のみなさん♪
中国3000年の歴史というけれど、日本の麹の歴史も紀元前から。
大陸の影響を受けつつ、シンクロしつつ、現代の食卓を紡ぎます。
ローフードとかグルテンフリーとか糖質制限とか・・・
食の流行りはいっぱいあるけど、
私たちが長年食してきたものにはやはり長い長い道のりがある。
類人猿と人との違いって?
火を使うこと
2本の手を使うこと
調味料を使うこと。
食べることは生きることやからね。
食べ方の違いが、おさるさんと人の違いです。
太古の時代より稲作の文化のなかで培われてきた
和の調味料を醸す麹たち。
日本人が生食文化やったら、麹菌は育ちません。
しょうゆも味噌もお酒もお酢もみりんもみんな麹育ち♪
顕微鏡のない時代にミクロの麹菌たちと向き合い
ひたむきに美味しさを追求する粘りづよ~い精神が、
食の文化と一緒に和の心を育んできたんです。
いつものように前置きが長くなりましたね(笑)
で、本題のガッコウ。久しぶりの学生気分(*^^)v
洗米、浸水、ざるに揚げるまで半日以上まって、お米を蒸すところから。
丁寧にお米を敷き詰め、抜け掛チェックしてお米を重ねていきます。
初めて知る言葉もそれぞれの意味が込められ興味深い。
蒸したお米。
このあとに続く作業のキーワードは、「温度」「湿度」を「均一」に
丁寧に丁寧に内から外へ、外から内へ陰陽調和です。
蒸しとり、床もみ、種切り。麹菌は3回に分けて丁寧に天地を返し、
一粒一粒のお米とそれぞれの麹菌たちの出会いから、スタートです♡
包みこんで、初日終了。
温度チェックは1時間おきにするそう。夜に切りかえす。先生ありがとうございます♪
明けて、2日目。麹菌の成長を見つめるなかじ先生の眼差しは真剣で温かい。
時間の経過、温度チェックも大切だけど、麹の様子がとっても大事。
肉眼で白い点がはっきりと見えて、産毛のような優しい菌糸がふんわり
成長の瞬間が見えると、もう感動モノ、母の想いです♡
お米に根をはり菌糸を延ばし始める、この独り立ちするタイミングを待ってやる。
作業の合間合間に、麹レクチャー♪
土の中も、生き物の循環。
温暖湿潤な、気候風土のおかげで自然発酵の偶然が重なり
循環のなかで発酵の食の歴史が紡がれる。
先生のイラストがまた可愛くって分かりやすい(*^_^*)
最終日。
しかりと菌糸を伸ばし、ふわふわ~もふもふ~の麹が出来上がりました\(^o^)/
ゆっくりと丁寧に時間をかけて麹を育てていく間に
初めて出会ったみなさんとも、思いをひとつに♪
麹の学校を主宰してくださった、小林よしみ先生。
2日目のお昼ごはん、晩ごはん、3日目のお昼ごはんと
みんなのごはんを用意してくださり、ほんと、みんなのお母さんのよう(*^_^*)
活きた学びの時間と、貴重な経験をさせていただき、感動の連続♡
感謝の気持ちでいっぱいです(*^_^*)
興奮が冷めやらぬ間に、我が家の菌たちと一緒に、麹を育てましょう♪
大阪は今日も良いお天気です。どうぞ素敵な週末を(^O^)/
最後まで読んでくださってありがとうございました。
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