七草粥を食べて、五穀豊穣と、無病息災を願いましょ♪
また、お正月のご馳走で疲れた胃腸をいたわるとともに、
この時期に不足しがちなビタミンやミネラルを補う役割もあります。
が、旧暦の1月7日は今の2月中旬頃。
春の野草が芽吹く時期ですが、今の時期では野草は手に入りにくいもの。
最近では、ハウスで栽培された七草セットが
手軽に入手できるようになりました。
ハウスのものでは、
寒い時期に耐えて育つ高い生命エネルギーは、
野生のものほどは期待できないかも。
でもね、以前も書いた ように、
季節の暮らし方、和の食文化を大切にする心、
作り手の愛情エッセンスは、いっぱい詰まっているわけです
気軽に季節の食を楽しめる七草セットで、朝からお粥を炊いて
邪気を払い、家族の健康を願うのもいいものですよねっ♪
いなほファミリーは、
義父母の育ててくれた野菜と、山の野草の七種(ななくさ)で
お粥を作ります
義父母の育ててくれた
キク菜、
小松菜
大根(すずしろ)、
かぶ(すずな)
人参の葉
野草はヨモギ、セリ。
池のほとりは、セリでいっぱいでした♪
ヨモギの若い葉もちらほら♪
自然の恵み、いただきます
1月7日の今の七草粥が定着したのは江戸時代に入ってから聞きますが、
もっと古い時代は、七草にヨモギが入っていたとか。
3月3日の桃の節句、はひし餅の緑色に、
5月5日の端午の節句にもヨモギで草もちを作りますから、
1月7日の七草にもヨモギが使われるのは納得ですね。
寒い時期に育つ植物には、寒さに耐えて育つエネルギーが、
その土地環境で成長できるエネルギーがいっぱいつまっている
そんな植物のイノチを戴く=「食べること」で、
私たちは生命力高いエネルギーを体に取り入れ、
元気に暮らすことができるわけですよね。
土の中では、芽吹く準備を始めた野草たちが
今か今かと春を待っているようにも感じられて、
私もワクワク♪
平穏な日常に、小さな幸せがいっぱい散りばめられているよう
今日も一日
どうぞ、穏やかな思いで過ごせますように♪