命の環はめぐる、吉村正先生の講演会 | ごはんが主役!旬のごはんと発酵食の料理教室・大阪・堺・岸和田

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ごはんが主役の料理研究家 おくのひろみ です。
南大阪を中心に、
大阪・堺・岸和田方面で活動中です。

自然分娩で有名な吉村医院・お産の家 の、吉村正先生の講演会に参加しました。


吉村医院に通う妊婦さんたちは、


茅葺屋根の下で、ガスも電気もない、昔の手間隙かけた

丁寧な暮らしを共同作業で行っている。


大きなお腹で薪割りする映像などは逞しく


母になること、いや、

すでにお腹にいるわが子と生きる力強さと、

誇りと自信に満ち溢れているよう。


出産直後の母子の映像はみなそれはそれは貴く神々しいもの。


女性は、いのちを育み受け止める、

こんなにも素晴らしい仕事を担っているのですよ♪


病院出産ではあったけれども、

第一子を授かり出産までの期間は、不安などなく

よく働きよく遊び?充実しておりまして、みな驚くほど安産でした。


あのころの感謝の気持ちがよみがえります。


出産後に大変だったことは、私の暮らし方に問題があったんですね。

「今」に至らしめるためのメッセージ、戒めだったと、今なら

受け止めることができます。



吉村先生は

データと機械と薬のお産の現場の問題点、


全ての人に言えることで

楽して、たくさん食べて、動かない、暮らし方の間違いに触れつつ、


現代社会の重い話題も

切り捨てごめん!とばかりに、熱くけれど軽快な語りと辛口トークは、

愛情溢れ場内は笑いがいっぱいにこにこ


人間、少しぐらい苦労しなきゃだめなんですね。

拝金主義、快適便利、安全性を求めてどれほどのもの、失ってきたでしょう?

システム化された社会に収められ、

本能的に生き難くなっているのに、

秩序は乱れ子供を育てる環境が悪化し、

オトナ社会はストレスが蔓延。

個人レベルでは
間違いに気づいていても、何を正していいか分からない。


先生のような確固たる信念で生きている。

辛口トークも聞いていて心地いいです。



そんななかで・・・・何度も目頭が熱くなりました。


先生は2万人以上のいのちをこの世に送り出し
そして、お空に還る「いのち」とも向き合ってきた



自然界は、ときに人(の行い)に厳しく戒める。


その運命(戒め)を肯定的に受け入れてこそ人間本来の姿と。

今ある運命を受け入れていくこと。


出産や子育てを不安に思う人にはエールとなり、

不妊や流産でおつらい経験をされた方には、自然界からの叫びにも聞こえ、


心に温かく深く刻まれました。



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最後まで読んでくださってありがとうございます。


温かい午後ですね♪


今日も温かな思いで過ごせますように♪


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