「おにぎり」「おむすび」
地方によって呼び方が違いますよね。
これはただ単に言い方の違いなのか、
それとも意味があるのか…
小さい頃の私は大叔母に質問した事があります。
大叔母はこう言いました。
『おにぎりはね、鬼を切ると書いて「鬼切り」。
おむすびは「お結び」と書くの。
おにぎりは鬼を切るくらいの魔除けの力があるのよ!
おむすびは漢字の通り。人と人との縁を結ぶという意味。』と。
おにぎりって凄いなぁ!お米って凄いなぁ!
と、子供ながらに思いました
さて、日本の歴史書である【古事記】には、
むすびの神(正確には、高御産巣日神 : たかみむすびのかみ)
という神様が登場しますよね!万物の生みの神様とされていて、
この神様の名前が由来とされる説もあるそうです
「むすびの神」とも少し関係があるのですが、昔の日本では、
おむすびを神様へのお供物にしていたのです。また、
古代から山を神様に見立てる風習があったので、
三角形の山のような形の握り飯を「おむすび」と、
呼んでいた説があるそうです
お米には88の神様が宿る。と言われていますよね。
それはお米の作り手さんが、お米が実るまでに
88回もの手間暇をかけて作る事から
そう言われていると聞いた事があります。
日本に実るお米。それを作ってくれる方々。
88の神様が宿るお米で作るおにぎり。おむすび。
これを食べると元気になって当たり前だなぁ。
と、私は思うのですよ
皆さんも、元気が無い時や何だか疲れている時に
おにぎり。おむすび。を食べてみたらどうでしょうか?
神様のパワーを頂ける様な気がしませんか?
とてもありがたい食べ物ですよね