演出家の音取り稽古 | 稲城市民オペラのブログ

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東京・多摩地区にある稲城市に生まれた市民オペラ団体です。合唱メンバーはオペラが初めてという方がほとんどですが、皆さんオペラの魅力に虜となり、楽しんで稽古に励んでいます。

稲城市民オペラ第8回公演7月21日に向けてコツコツと練習していますニコニコ

ビゼー作曲カルメン。ホームページには掲載していますが、指揮は、2021年「愛の妙薬」2023年「椿姫」と同じ竹内聡先生。演出は稲城市民オペラ代表の馬場紀碧先生です。

で、合唱指導は、というと、馬場先生が大半の時間担当してくださっています。

オペラでは通常立ち稽古になってから演出家が登場することがほとんどのようですが、そこは、演出家が代表を務める市民オペラ、贅沢にも音取り段階からカルメンのあれこれ、演出の方向性のあれこれを聞きながらの稽古になりますびっくり

以前馬場先生の演出で公演された他の市民オペラの方から、とても羨ましいというお話がたまに聞かれますおねがい

 

さて、今回は、音取りが一通り終了し、そこから2、3回目の稽古。

とはいっても、まだまだおっかなびっくり歌っている人も多い中、4幕の行進曲の部分について演出的音取り稽古をしていただきました照れ

 

4幕は、闘牛士たちの入場の様子を見て、街の人たちが声援を送っている場面です。カルメンの後半の恋人、闘牛士エスカミーリョは、エスパーダ(牛をさす剣)、闘牛士の中では一番最後に出てきて、牛を倒す役割です。大横綱級のスターですびっくり

最初は闘牛の役割であるチューロ、バンデリェーリョが次々と入ってきて、人々はみてみて!!といいながら闘牛士たちを迎えます。そして、最後に出てきたエスカミーリョにたいする盛り上がり方について。大人はまず、エスパーダが出てきて、はっと恐れを抱く、各パートごとに「エスパーダ」と恐れながら掛け声をかけたのち、歌った後におそれを知らない子供はダイレクトに「エスかミーリョ!」と元気に叫びますチュー

子供のパートを歌う馬場先生

 

そんな感じの稽古でしたが、ちょっと抜き出して動画にしてみましたので、ご覧ください。

 

https://youtu.be/Q2VvleyZqrs