【2024年更新】タコ釣りテクニック その1 技術介入の重要性 | キスとたこを愛する変態様の釣物語?

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これまでを幾度となくタコ船に乗船し、船内の状況を見てきてイメージ的にしっくり来た例えがこれでした。

 

パチンコ屋のパチスロコーナー

(´・ω・`)/ l 7 7 7 l

 

パチスロ経験者の方はすぐにイメージが湧くかもしれません。

 

パチスロをやったことが無い方のために簡単にご説明しますと、

パチスロ台はほとんどの台が設定1~6の範囲で当たり確率を変えられます。

設定値が大きくなるほど当たり確率が高くなり、メダルを獲得出来る可能性も高くなります。

 

ただし、どの台にどの設定が入るかは非公開(お店しかわからない)

 

これを釣り船に当てはめると、その日の釣り座によってタコ設定が決まっており、そもそもタコの前にエギなりテンヤなりを通せる回数がおよそ決まっている。

 

高設定釣り座をゲット出来れば大釣りの可能性も高まる。

 

如何にして高設定釣り座を掴むか!

 

 

それではただの運ゲーですよね。

 

確かにタコ釣りは運の要素が強いと言われています。

 

初挑戦で竿頭が取れたり、ド素人感全開の方でもジャンジャンバリバリ釣れてしまったりということがちょいちょい見受けられます。


各船宿の釣果、竿頭の方のお名前を見ても安定してその日の湾トップ、竿頭レベルの釣果を出している方が他の釣り物と比較して少ないように思われます。

 

2018年以前の東京湾ではタコの個体数そのものが少なく、テンヤなりエギがタコの前を通る回数が圧倒的に少なかったと考えられます。

 

そうなるとテンヤなりエギをタコの目の前に通した回数が多い人ほどチャンスが増えますが、そこで釣られてしまうとタコが居なくて必然的にタコの目の前にテンヤなりエギを通せない人の方が多くなってしまい、結局、タコの前にテンヤなりエギを通せたもの勝ちになって、

 

いないものは釣れない。

 

すなわち運ゲー

 

どれだけ技術を駆使しようが

 

いないものは釣れない。

 

すなわち運ゲー

 

そんな状況であれば運ゲーと言われても仕方がありません。

 

2019年の爆湧き以降、毎年個体数が多い状態を維持していました。昨年は6月の開幕直後から過去最高であろう数の乗合船が出船し、1日に何千という数のタコを掻っ攫い続けていましたが完全に枯れることはありませんでした。

 

それだけ個体数が多い状況でした。

 

個体数が多い状況であったにも関わらず、お盆を過ぎたころから全体的に船中釣果が徐々に落ちてきます。その要因として水温低下やスレなどの他に、産卵モードへの移行や捕獲による個体数の減少ということも考えられましたが、2019年以降は11月中旬ぐらいまでは技術介入することによりトップシーズンを思わせるような釣果を出し続けることが可能でした。

 

このことから

 

数はそれなりに居るけど乗らない。

 

という状態が正だったと考えています。

こうなると運だけでたくさん釣り続けるのは厳しくなって来ます。

 

しかし、技術介入することでタコ設定を凌駕した釣果を叩き出せる確率が飛躍的に上がります。

 

この時期は技術介入によって連日2番手に二桁以上差をつけてダブルスコア、トリプルスコアでブッチギリ~♪なんてこともザラにありました。

 

そして、秋から冬へと水温が下がるにつれてさらに低設定が増えてきます。

 

トップシーズンのイメージでタコ釣りを軽く見ている方々が余裕そうな顔をしながら乗船し、ことごとく爆死してお帰りになられる光景もぼちぼち見うけられるようになります。

 

2019年~2022年までは12月に入るとトップがつ抜け出来れば良い方、他は某引越センターの電話番号程度でしたが、2023年は基本船中1桁釣果、たまに当てた船で船中20~30杯程度の釣果となりました。

 

釣果ゼロは当たり前えーん

 

これが従来の湾🐙釣りとも言えます。

 

このことから、2023年は湾🐙の湧き数が平年並みに戻りつつあって2022年ほどの釣果の差は出せませんでした。

それでも湾内全体釣果を踏まえれば安定した釣果は維持出来たと自負しています。

 

今ブログや動画で公開されている基本テクニック。

 

それだけを忠実にやっていても運ゲーの域を出るのは困難です。

 

何より釣り座のタコ設定に釣果が大きく左右されてしまいます。

 

特にイージーモードの経験だけで判断して

 

タコ釣りは簡単

 

と賜っている業界人に対して


タコ釣り舐めるな!

 

と強く言いたいですね。

 

わかる人にしかわからない例えですが、

 

パチプロやスロプロが運だけで生計を立てることがどれだけ困難なことか認識してから言えと強く思いますウインク

 

湾の状況を熟知したベテラン船長様方のお話ではタコは10年に一度チョイ湧き。30年に1度爆湧きするとのお話を伺いました。

 

地球温暖化の影響とも言いきれない、人類にもまだ解らない事象が多数あるということ。

 

過去の知見から推察すると来年以降、東京湾で🐙が湧いて誰しもが良い思いを出来る可能性は目先10年訪れる可能性は低いと推定されます。

※予想を裏切って爆湧きしてくれれば大歓迎です(笑)

 

そうは言っても厳しい状況の中で稀に入る高設定を掴めれば爆ることがあるかもしれません。しかし、運頼みでは釣果のムラは避けられず、状況に応じた対処も出来ずでいずれ限界が見えてきます。

 

それでも強運を持っていれば数釣れてしまうこともあるのでタコ釣りって不思議ですよねちゅー

 

このことから、タコ釣りは運ゲーとしても、技術ゲーとしても皆が楽しめる一杯🐙で二度おいしい釣りだと思っています。

 

加えて特定の海域でのみ使える技、様々な物品を売りつけようとするメーカーの戦略、等 様々な思惑が錯綜する中で正解を導き出さなければならない状況の中で困惑されている方も多数いらっしゃるかと思います。


一個人の考えとして、安定した釣果を得るためにはそのための技術と知識を習得しないと困難であると考えています。

 

テクニックシリーズではこれまで私が実践した経験と巷に溢れる情報を照らし合わせた結果を元に独断と偏見で有益と思える情報を公開していきます。