武豊火力発電所 メガソーラーたけとよ視察 | 稲垣昌利オフィシャルブログ「まさとしのティータイム」Powered by Ameba

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3月26日、


中部電力出身の同期の日比県議のはからいで、


インターン生を連れて


武豊火力発電所 と


メガソーラーたけとよ の


視察に行ってきましたひらめき電球



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武豊火力発電所の所長さんから


両施設の概要などの説明を受けた後、


実際に現場を見学させていただきましたビックリマーク





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ちなみにメガソーラーたけとよの敷地は


ナゴヤドーム3つ分という広大な敷地ですひらめき電球





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実際に現場に行ってみますと圧巻の光景が広がります目


左手の煙突が武豊火力発電所で、


右手奥の2本の煙突が碧南火力発電所ですひらめき電球


最新のメガソーラー越しに


最も老朽化した武豊火力発電所と


東洋一の規模とも言われる碧南火力発電所を


一度に見ることができますビックリマーク





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発電の状況などのモニターが設置されていますひらめき電球


これだけの規模のソーラーシステムですから、


さぞ発電量もすごいのだろうと思いますよね!?


しかし残念ながらその発電量は、


年間730万kWh で、


同じだけ発電するのに


碧南火力発電所5号機1基では8時間


浜岡原子力発電所5号機1基では6時間


で発電できてしまうのです汗





理由は、


太陽光発電は時間帯や天候の影響を受けやすいため、


発電している時間帯をみると、夜は太陽が出ていないため


発電できません。


また、


朝や夕方も太陽の傾きによって発電量が下がります。


さらに、


曇りの日は発電量が不安定になり、


雨の日はほとんど発電ができなくなります。


こうした状況では、


設備全体の年間利用率としては


わずか12%にすぎないのです。






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さて続いては武豊火力発電所ひらめき電球


煙突を真下から眺めるなんてなかなかできないですビックリマーク






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浜岡原子力発電所の全面停止を受けて、


約2年間停止していた2号機を稼働することになりました。


2号機は39歳と大変古い設備であり、


人間でいえば米寿(88歳)か卒寿(90歳)


といったところです。


制御室も大変古い設備となっています。






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現在はコンピューター制御の発電所が主流の中、


この2号機は車でいえばマニュアル車、


オートマチック車限定免許では運転できないのですビックリマーク


そのため2号機稼働に必要なベテランを全国から招集し、


再稼働に向けた試行錯誤が繰り広げられました。





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ただでさえ古い2号機、


そのうえ2年間停止していたものを動かすということは


かつてない取り組みであり、


現場で作業にあたる皆さんは本当に大変だったとの事です。


あちこちが腐食し・固着し、


稼働させれば弱い部分から穴が開き、


補修して稼働させれば次に弱い部分がやられる。


そんな事の繰り返しだったようです。






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実際に見てみると老朽化は著しく、


本当にこれを動かしても大丈夫なんだろうかとの


そちらの方が心配になるくらいですビックリマーク


しかし、


中部の地に電力を届けなければならないとの


熟練の技術者の手によって


何とか再稼働が成功したのですビックリマーク




再稼働といっても、


武豊火力発電所はピーク火力であり、


電力の不足が予想される場合に助けに出る火力です。


電力を安定して供給し、


みんなが安心して、いつでも電気を使うことができるのは


こうした努力をしていただいているおかげなのです。


どれか一つの発電方法に偏ることはできません。


日本のエネルギー自給率はわずか4%


無理のない節電を今後とも心がけていかなければなりません。