映画を観るなんていつ以来だろうと
思い出せないほど久々でしたが、
どうしても気になっていたので観てきました
役所広司さん主演の
聯合艦隊司令長官 山本五十六
まず率直な感想は「いいね」でした
戦争の映画という事もあり、
それぞれ抱く感想は皆違うとは思いますが、
これから観られる方も見えると思いますので
ストーリーがばれない程度に
あくまでも個人的な感想を・・・
戦争映画というと、
出征してゆく男性をキレイどころの女優さんが
涙をこらえながら送り出したり、
残酷なシーンを効果音やBGMで強調したり、
やたらと絶叫してみたりと、
妙な涙の誘い方があるのですが、
この映画は違いました
BGMも少なければ、
ド派手なアクションもなく、
ただ山本五十六という人物を忠実に描き、
それを役所広司さんが素晴らしい演技で
表現しているというものでした
誰よりも開戦に慎重で反対しながらも、
聯合艦隊司令長官 として最前線で戦争の指揮を
とらねばならなかった山本五十六という人物を
しっかりと描き出しています
また、新聞社とのやり取りがたくさん出てきますが、
開戦、日独伊三国同盟などに対する
メディアの責任などについても問うているあたりが
現代にも通じるメディアの問題を考えさせられる内容でした
若い方にも積極的に観ていただきたい
そんな風に感じる映画でした