明治44年に西尾鉄道が開業して
今年で100年になるとのことで、
西尾鉄道開業100年記念誌刊行会さんが
西尾鉄道開業百年よもやま話
という記念誌を刊行されました
「けいべん」と呼ばれた
西尾鉄道の誕生にまつわる話からスタートして、
現在の名鉄西尾・蒲郡線へと発展した
この地方の鉄道事情100年の歴史やその変遷を、
地元の鉄道愛好家の方が執筆し、
冊子にまとめられたものです
明治の西尾商人たちの底力で
鉄道構想が実現へと向かっていった様子などが
細かく記されています
現在は生活環境や社会状況が変わり、
名鉄西尾・蒲郡線の存続問題など、
利用客増への対策をはじめ、
車社会と公共交通機関の共存関係のあり方など、
考えなければならない問題が山積しています
こういった歴史を振り返り、
今後の西尾市の観光や交通事情を考えるための
素晴らしい資料だと思いますので、
しっかりと読まさせていただきたいと思います