前三重県知事 北川正恭氏 講演会 | 稲垣昌利オフィシャルブログ「まさとしのティータイム」Powered by Ameba

稲垣昌利オフィシャルブログ「まさとしのティータイム」Powered by Ameba

稲垣昌利オフィシャルブログ「まさとしのティータイム」Powered by Ameba


さてさて、


昨日ご紹介しました、


前三重県知事で


早稲田大学大学院公共経営研究科教授


北川 正恭 氏



稲垣昌利オフィシャルブログ   まさとしのティータイム



の講演会ですが、


演題は



稲垣昌利オフィシャルブログ   まさとしのティータイム




ご講演の中で北川さんは、


「昨日から少しずつ変えていく安定期と、


過去のしがらみを断ち切り新しいものを創っていく激動期


があり、


何十年、何百年に1回は必ず訪れ、


今はまさにその激動期にある。」



とされ、


中央集権の時代から


地域主権の時代へと大きく転換することを示唆し、


組織や地方自治体は


国に依存するのではなく、


自らの力で前に進む地域力をつけなければならない事を


協調されました!!






また、


「賢いといわれる人ほど、


固定観念に縛られているかもしれません。


その場を支配する空気(ドミナント・ロジック)に


あなたは流されていませんか。


流されている自分に気づくことから改革は始まります。


気づいたことを行動に移さなければ何も始まりません。


坂本龍馬は薩摩・長州は不倶戴天の敵との


固定観念を打ち破り、


誰も考えなかった薩長を結びいつけ、


大きな渦を巻き起こして


明治維新の土台を築きました。


今、日本に必要なことは、


この柔軟な発想と断固たる決意、


行動ではないでしょうか」




とされ、


一つのたとえ話をされました。




北京で一羽の蝶々がはばたくと、


ニューヨークでハリケーンが生じる。


一羽の蝶々の羽ばたきのエネルギーは微少であるが、


それが共振しあって次から次へと渦を巻き起こせば、


誰も予期していなかった大きなハリケーン並の


エネルギーに成長することもあるという


気象学者ローレンツの複雑系理論のたとえ話である。


北京とニューヨークは遠く離れているたとえで、


それだけの距離があれば大化けすることが可能


ということである。


坂本龍馬という一匹の蝶々が羽ばたいたら


それに共鳴して西郷隆盛、勝海舟らが羽ばたき、


次から次へと共鳴者が現れて、


大きなハリケーンとなって遂に、


明治維新という天下国家回天事業に結びついた。


誰かがやってくれるというのでは何も変わらない。


あなたが蝶々となってまず羽ばたいてみませんか。」






依存体質であり続ければ、


創意工夫など生まれませんひらめき電球


新しい事に取り組むことが全て正しいわけではありませんが、


国の借金がどんどん増えている中、


いつまでもこれまで通り国に依存していては


地方自治体は生き残れませんビックリマーク




未来永劫、


今の生活が続くわけではないのです。


20~30年後には


1人が1人の高齢者を支える時代になってしまいます。


そうなってからでは遅いのですビックリマーク


昨日のしがらみを断ち切り


前へ進んでいく道を選ばなければなりません!!


依存ではなく創意工夫で


地域力をつけて行かなければならないのです。