☆3.5『オウムと私』林郁夫 | lemon-lime のブログ

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🌟10で言えば8
🌟5で言えば3.5

オウム真理教元幹部の本。

単純に、ちょっと長いかな笑
長くても、内容あればいいけど、
ちょっとクドイような気もしましたね。


この本で、やたらと石川公一さんの名前が出てきます。
林郁夫さんは、よほど思うところがあったのでしょう。
石川さんは当時25歳ぐらいで、法皇官房という総務的な部署、部署名どおり、麻原の最側近と言っていいくらいの位置にいた幹部です(ポジション的には最側近クラスだが、上下的な意味で言えば最高幹部ではない)。
薬物を用いて、人を短期で簡単に洗脳できるシステムを作り上げた人だと言われていますが、
親が開業医で、しかも自民党の超大物議員=後藤田正晴の後援会長だったことも関係してか、不起訴に終わっています。
麻原は、「教団が壊滅しても、法皇官房のメンバーさえ残ればすぐにマインドコントロールして再興できる」的なことを言っていたとさえ言われています。
怖いことを言いますねぇ笑