『広いリビングの家』建具がつきました! | 建物が出来るまで

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~建物が建つまでの工程を楽しく説明しています〜

28坪(57帖)の住まいに30帖のLDKをもつ平屋の住まいです。

寝室や玄関、子供部屋などを最低限の広さにしウォークインクローゼットの通路や、

スタディーコーナ、洗面所なども含めてLDKの広がりに貢献できるように設計しています。

 

建物面積は小さく、予算も小さく、しかしLDKは広々快適に。

住まいの半分以上をリビングとした思い切った提案です!

 

 

 

 

カウンター背面に白い建具が取りつきましてスッキリ仕上がりました。

この扉ですが、同じに見えても機能的には全然違います。

ただの収納扉、そして各部屋にいくためのドア、最後は冷蔵庫を仕舞うための扉。

冷蔵庫がみえると生活感がでてきますので、今回は収納してしまいました。冷蔵庫を使うときはその扉自体を収納できますので、邪魔になることもありません。

 

白い天井と壁、そこに長い木の表情が映えます。

カウンター下部に開口がありますが、ここにはワゴン収納が入ります。

バラバラに散らばったおもちゃもそのワゴンにINすればすぐにスッキリですね!

長さとして4.5mありますので、なかなかの収納量ですよー


 

 

 

 

初公開、1.4mの仕切りの裏側です。

リビングから2段上がると廊下のような場所になります。右側はキッチンや電子レンジなどの収納スペース、スタディーコーナーと続きまして、左側がキッチン収納と家族全員分のクローゼットです。どうしても必要になるスペースをキッチンなどの動線としてふくめてしまおうという面積有効利用のアイデアです。

 

リビングと高さを変えることで、同じ空間とはいえこちらはちょっとしたプライベートゾーンですよ、と気持ちの変化がおこるように考えています。

また、高さの違いというのはとても便利で、視覚的な効果もあります。リビングからは見上げ、キッチン・スタディーコーナーからは見下げになるため、リビングからだとキッチンやスタディーコーナーの手元が見えません。反対に、キッチンからだと少し高台にいますので、部屋全体を見通すことができます。

 

気持ちの変化、視覚的な効果などいいことばかりですが、なにより空間は繋がりますので、広く感じるというのは最大の利点だと思います。

 

28坪(57帖)の住まいに30帖のLDK。

コンパクトでありつつも広々住みたいというお施主さんの思いをバッチリ形に出来ました!

この提案を受け入れてくださって本当に感謝ですね。

 

引き渡しまであと少し、気を抜かず最後まで頑張ります!!!

また進みましたら載せていきますね。お楽しみにー