『広いリビングの家』カウンター制作中 | 建物が出来るまで

建物が出来るまで

~建物が建つまでの工程を楽しく説明しています〜

28坪(57帖)の住まいに30帖のLDKをもつ平屋の住まいです。

寝室や玄関、子供部屋などを最低限の広さにしウォークインクローゼットの通路や、

スタディーコーナ、洗面所などはLDKの広がりに貢献できるように設計しています。

 

建物面積は小さく、予算も小さく、しかしLDKは広々快適に。

そんな住まいが実現できます。

建物の半分以上がリビングという思い切った提案です!

 

 

 

 

長い間仕切り兼カウンター、この仕切りがLDKを広く見せるポイントです。

天井が繋がるため空間としては連続させつつ丸見えにならないちょっとした工夫をしています。

 

 

 

 

カウンターの後側です。ここはいわばリビングと個室の間、プチプライベートスペースです。

手前からキッチン、家事コーナー、スタディーコーナーと続きますが床の高さを40cmあげることで低いリビングを見下ろす形になりますので、リビングにいる人は手元を見ることができませんが、ここからはリビングが一望?できます。

しかも床を上げることでリビング側からは床下収納を作ることが可能となります。(最初の写真、仕切り壁の下の方にワゴンを5ヶ所設けました。)

2段とはいえ床をあがるというのは気分も変わりますので、各個室にいくための前室としてプチプライベート感を味わってもらう役割もあります。

 

 

 

 

こちらがスタディーコーナーです。3席あります。

集中して勉強ができるように仕切りは目線の高さ程度としています。奥にキッチンがありますので近いところで勉強を教えられます。

 

 

 

リビングは何畳か、というだけで広さをイメージしがちですが、天井が繋がっていたり大きな窓があるだけでも感じ方は変わってきます。

ここではプチプライベート性のあるカウンターをリビングと連続させることで広さに貢献させてみました。ウォークインクローゼットの通路もリビングに面してつけてしまえばリビングの一部になりますね!


台形という平面に斜めの天井、斜めに斜めがくっつく形状はとても手間がかかっているのがわかります。大工さんの工事もあと少しです。

 

 

 

あ、私事ですが先週無事43歳になれました。

将来の夢などなく、やりたくないことを避ける人間ですのでバイトも高校も続かず。。。

辞めてからの仕事ももちろん続かず。。。18歳あたりは何もせずプラプラする日々ですね。

ただ、あるときインテリアや建築に出会いワクワクした毎日を過ごすようになります。

 

建物を見に行って純粋におーすごい!とか面白いとか。楽しい家を思いつくとドキドキしながら間取りを描いたり模型をつくったりしました。もう小さい子供ですよ 笑

 

それは20歳のころですので23年も経つんですね。もちろん今も楽しくてしかたない、虜です 笑

楽しいことをしてご飯を食べれるというのは本当に感謝ですしありがたいことですね。

ありがとうございます!!!

 

今日もその気持ちをもってアイデア溢れる楽しい住まいを考えていきます!