私、荒井は相変わらず吸ってません

さてさて。
この前銀行に出かけた時の話です。
整理券をとって呼ばれるまで座って待っていたのですが、
なかなか呼ばれない。まあ、呼ばれるのが遅いのはいつものこと。
30分ぐらい待った頃でしょうか。
どんどんこちらに向かってくるおばちゃん発見!!
すごい近くまで来ました。おばちゃんは70歳ぐらいでしょうか。
紺色のちゃんちゃんこを羽織り頭はボサボサ、
手には通帳とクシャクシャになった紙を持ってます。
私、荒井はマジビビってます。
で。隣に座りました。
で。こっちをガン見。
(なんだこいつ。。。)
で。俺に一言。
おばば「あんちゃん、電話持ってるけ?」
荒井「はへっ?」
おばば「電話持ってんけ?」
荒井「ええ。持ってますけど。」
おばば「そっけ~。んじゃ、ここに電話してもらえっけ?」
そう言ってクシャクシャの紙を出してきました。
よく見ると、携帯電話の番号が書いてあります。
・・・。
ちょ、ちょっと待って、この流れ。。。
おかしいだろ!!!
おかしいよね。整理します。
整理券を取って席に座る禁煙中の荒井32歳。
30分ぐらいしておばちゃん登場。
ぐんぐんこちらに寄ってきぃ~の、
近くにすわりぃ~の、紙だしぃ~の。
で。ここに電話しろって。ないよね。
昔はあったのかもしれないけど、少なからず今はない。
いやいや。昔もない。
話をもどします。
荒井「なんでですか?」
おばば「お金が振り込まれてないんだよ。」
荒井「それじゃ銀行の人に言った方がいいですよ。」
おばば「銀行じゃ対応してくれないんだよ。」
荒井「そうなんですか・・・」
考えたあげく電話を掛けることにしました。
ポッケから携帯電話を取り出し、クシャクシャの紙をもらいます。
その時、こっちを見ていた1人の女性が銀行の人に言ってくれたんです。
なんて言ったのかは分かりませんが、銀行の人と話してくれてます。
たぶん。
女性「すみません。なんか絡まれてるみたいなんですけど・・・。」
銀行「えっ!どこですか?」
女性「あそこです。」
銀行「あっ!ヒゲがおばちゃんに絡んで金を恐喝してる!」
女性「そうなんですよ。ってぎゃく!!」
まあ。こんな感じだわな。
・・・話をもどします。
銀行「おばあちゃん、どうしました?」
おばば「お金が振り込まれてないんだよ。」
銀行「ちゃんと確認したのかな?ちょっと通帳見せて。」
荒井「・・・。」
それで助けてくれた女性にお礼を言おうと近くに行きました。
荒井「すみません。」
女性「いいえ。大丈夫でした?」
荒井「大丈夫です。ありがとうございました。」
会話はこのぐらいで終わったのですが、
その女性は、仲 里依紗 似の女性でした。
まあ、普通に好きになってますが、なにか。
その後、色々手続きを済まして銀行を出た訳ですが、
思い出しますよね。あの子のこと・・・
思い出しながら車に乗り込む。
一息ついて、することと言えば?
ヤニでしょ!!
すごいおばちゃんっているんですね。
そして、すごくいい人っているんですね。
みなさんはこんなとき電話を掛けますか?それとも掛けませんか?
私、荒井は掛ける派みたいです。
そんなことより、あ~タバコすいて。