こんにちは、lemonです
なんだか続きが気になってしまうドラマです。
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今度生まれたら2話
夏江(松坂慶子)は姉の信子と一緒に同い年の人気弁護士、高梨公子(風吹ジュン)の講演会へ行くことに。
老後の生き方を語る高梨の話を聞いて、質問コーナーで夏江は噛み付きます。
『期待はずれでした。
そんな話はもう耳タコです!!』
夏江、すごいグイグイ切り込んでいく
高梨は、夏江がこの先ずっと変わらないだろう人生に絶望している。
後ろばかり見ていないで今できることをやる、前を向いて動こうと話す。
しかし、何を言われても納得がいかない夏江。
高梨はそんな夏江に負けじと返事をする。
そもそも、夏江と高梨は真逆の人生を生きてきた。
夏江はずっと専業主婦。
園芸の仕事がしたかったが、平凡なOLの道を選び、エリートの夫と結婚。
その後、子育てに専念するよう夫に言われ、園芸のパートをしたかったが許されず気づけば70歳になってしまった…。
高梨は、26歳で弁護士の仕事か結婚かの選択を迫られた。
その時妊っていたが、仕事の道を選びシングルマザーとして娘を育てながら働いた。
娘から父親を奪った罪悪感からがむしゃらに働き今の地位を得ている。
どこまでも平行線。
一緒に講演会に来ていた姉はハラハラ!!
人気弁護士先生に噛み付くなんてと呆れる。
夏江が高梨に噛み付いたのは、心に残る強い後悔のせい。
千葉大に進学していれば、園芸の道へ進むことができたのに…。
あの時、夫の反対を押し切って、園芸のパートを始めていたら…。
こんなおばあさんになった今、趣味で自分をお守りしながら過ごさないといけないの?誰からも必要とされていないのに今から勉強して何になるの?と。
70才という、やり直しできない年齢になってしまったと実感が湧いたせいなのか、激しい後悔が夏江から離れない。
高梨からすれば、今まで散々夫にぶら下がって生きてきたことを棚に上げて、いまさら何を言っているんだと。
どうしても諦めきれない夏江は、あるコネを思いつく。
そう、山賀だ。
OL時代自分に好意を寄せていた男。
振られた彼は、その後世界的な園芸家になっていた。
山賀に会って、雇ってもらおう。
そして、好きな園芸の仕事をするんだ!
姉はその話を聞いて、呆れるがもう相手するのも面倒になり逆に焚き付ける(笑)
ボクシングの例え話をして、相手の攻撃を避けていればダメージは受けない。でも、自分のパンチは当たらない。
そう、前に出ないとパンチは当たらない!!
そこからすごい行動力を持って、山賀に連絡をする。
そして、懐かしいと喜ぶ山賀を食事に誘う。
夏江の行動力がすごい。
いくら昔自分を好きだった人とはいえ、半世紀前の話。
今の自分に自信がなかったら絶対会えないよ〜
しかも会員制の超高級レストラン
山賀がデザインした素晴らしい庭園が広がる…
久しぶりの再会に舞い上がる山賀
そして〝緑の指〟を持つ、夏江のような人がうちの会社にいてくれたらなぁと。
働かせて欲しい、と切り出すのかと思ったらそこへ山賀の妻、佐保子(余貴美子)が…。
このドラマ見てると、おばあさんになった時にこんな風に後悔するの嫌だなって考えちゃいました
もうアラフォーだしなぁ…
とか、よく思っちゃうけど、夏江のまだ半分の年齢だもんね。
諦めるにはまだ早い
人生100年時代って言葉はあまり好きじゃなく。
講演会の中でもその話が出てたけど、
後期高齢の75歳から数えたら25年もあります!
でも、子供の25年とお年寄りの25年って違うし。
ずっと健康なまま変わらず100歳まで生きれるならいいけど、そうじゃないし。
人生の後半になってからあれこれ悔やむくらいなら、今やってしまおう。過ぎたことをあれこれ引っ張り出してきていつまでも眺めるのはやめたい。
夏江を見てるとそんなことを感じる。
夏江は見栄っ張りでひねくれてるけど、松坂慶子さんが演じているせいかそこまで嫌な女に見えないのが不思議。
夫が早期退職した理由とか、来週は息子が家に帰りたくないって言い出してたからどうなるのか。
〝生きる〟は永遠のテーマですね
※画像はお借りしました
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