こんな人にはなりたくないと思った事 | 難病でも幸せに生きる。

難病でも幸せに生きる。

7年前、脊髄小脳変性症を発症。
3児の母です。
重度自閉症の息子の事、私の病気の事など書いていけたらと思います。

辛いことの多い人生になりましたが、
なるべく明るく生きていきたい。

近所のスーパーへ行った。

特売の日で安くて、つい商品がカゴいっぱいに。


1つしか開いてないレジに並ぶと、直後オバサマが後ろに並んだ。カゴ半分くらい商品が入ってた。

私は後ろの人が商品が少ない時は順番を先に譲るようにしてる。

お先にどうぞと言おうかなーと思った時、レジの方が隣のレジを開けるようにアナウンスした。


隣のレジが開くんだな。

それなら、きっと「2番目でお待ちのお客様どうぞ」と言われるから、その時にオバサマに順番を譲ろうと思った。


すぐにレジ係の店員さんが来てくれた。


すかさずオバサマが隣のレジに行こうとした。

店員さんが「すみません、2番目のお客様から〜」と言い始めたので、すかさず私も「こちらの方からで(良いですよ)」と言い出した瞬間、

オバサマの口から出た言葉は

「(私の方を、指さして)この人、多いもん」。


店員さんも私も目が点になった。

ほんの一瞬、店員さんが困った表情になったのと、どうせ譲るつもりだったから「大丈夫ですよ。どうぞ」と笑顔で言うと、店員さんが「すみません、ありがとうございます」と。


オバサマは一瞥もくれず我先にとレジの台にカゴを乗せた。


会計が終わる頃、セミセルフレジの支払いでまごついてるオバサマの顔をそっと見た。


顔つきに性格が現れてる。

年取ると性格が顔に出ると言うけど、本当だなと思う。



良い反面教師を見た日だった。