出張講習in山口 | イムラアスリートアカデミー公式ブログ

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三重県鈴鹿市と桑名市を拠点にした運動教室『イムラアスリートアカデミー』の公式ブログです。日々のレッスンの風景などをお届けしています。

みなさん、こんにちは。

すごく久しぶりにブログ登場の久美子コーチです。

何も変わらずにいつも通りに元気です。

 

さて、今週末は毎年恒例の冬の山口FSL様の出張講習を行いました。

天気予報では大寒波が近づいているので、日中の最高気温が7度。

すぐ近くの山は雪が降ってそうな灰色の雲。

だから寒い!

 

普段は、鎌倉の室内走路でレッスンを行っていますが、気温は安定の20度。

この気温に慣れてしまいました。

寒いのが苦手になったかもしれません…。

 

また、この日にしか施設予約ができなく、地元の駅伝大会があってといつも以上に少人数でしたが、

その分1人ずつ濃く練習ができました。

 

まずは、午前の部(小学生プラスモチベーションの高い中学生のお兄さん)がスタート。

 

当たり前ではありますが、体を軽く動かして、様々な全身ストレッチ。

体の硬い人、柔らかい人、中ぐらいの人、様々ですが人と競い合うものではありません。

得意と不得意から自分の今を知って、じゃあこれから何する?と行動すると変化していきますね。

 

余談ですが、久美子コーチは小学校の頃から身体がすごく硬くて、身体が硬いと早く走れない!と思い込み、

それから毎晩お風呂あがりに自分なりに考えたストレッチをやりました。

 

最初は、硬すぎるので家族に押してもらったり、だんだん柔らかくなったら自分で回数を決めて行ったり、

しまいには、ここはどうやったら伸びるのかな鍛えれるかなと自分オリジナル補強まで考えてやっていました。

そのおかげで、今でも継続してストレッチや補強をする習慣が続いて、年齢の割には丈夫です!

 

冬の陸上練習は、いつも以上に練習量が多くなりますので、その練習を支えてくれる身体を一番大切にしていきましょう。

 

続いてはミニハードルを使って、地面から反発がもらえるように綺麗な姿勢を維持しながらジャンプ。

応用では綺麗な姿勢が崩れないように進むジャンプ運動を行いました。

 

ミニハードルを少しずつ遠くに置いて、「綺麗で進むジャンプ!」に挑戦。

山口FSLのみなさん、普段の練習から動きをよく意識しているのが伝わってきました。

リズム感があって、とても上手!

だから、みんな大きくてバネのある走りができるんですね。

 

また、画像にはありませんが、フープを使った記憶する運動も素晴らしい集中力と想像力がたくさん見られました。

ここでも、普段からよく考えて練習している成果が伝わってきました。

 

みなさんにとっては、今の動きは普通と感じるかもしれませんが、

速く走れるようになる綺麗な動きができていますので、今の自分に自信を持って、いろんな練習を楽しんでくださいね。

 

午前の部の低学年のみなさんと記念撮影。

第一声は、「体育ノ介出てた人だ!」

画面で見る人が目の前にいると不思議な感じですよね。

 

みなさん、たくさん質問してくれて、積極的で、先頭に立って、低学年らしくないダイナミックな動きに驚かされました。

春にまた来ますので、その時は暖かいので走り幅跳びもやりましょうね。

 

お昼ご飯を食べて、休憩をして、午後の部。

 

午前中も練習をした高学年メンバーと中学生(2人)の練習。

午前中から小学生に混じって、ものすごい簡単な基本練習でもひとつずつ丁寧に真剣に取り組んでいた中2ペア。

 

2人とも半年前の夏は、どちらかと言うと受け身の雰囲気でしたが、半年後に会って、取り組む姿勢の変化に今回は一番驚きました!

思春期で様々な物や出来事に心を動かされる時期ではありますが、その時期でもこうやってコツコツと地味を継続できる人は、

必ずなりたい自分の目標が叶えられます。

 

ケガのリスクには十分に意識を持って、今の意欲で力をつけてくださいね。

 

続いては、腕と足の可動域を連動して大きくする女子選手におすすめメニュー。

これは競技を続け終わるまでには、継続してほしい動き。

 

女子選手は小学5年生頃までは腕と足の大きさの対比は一緒で大きく扱えるのですが、小学6年生頃から女子特有の体の変化が起こり、不思議と腕と足の動きがバラバラになって、努力度は上がっているのに速く走れない現状がよく起こります。

 

そうなると、一生懸命に足の動きを速く動かそう!の意識になり、

更にフォームが崩れて、頑張っているのに走れない…となってしまいます。

 

基本練習の余裕感にひたらずに、基本から応用って何が違う?と意識を持って、応用練習を深めていきましょう。

 

最後は、大きなフォームで速く走るメニューを行いました。

自慢に聞こえたらごめんなさい。

自慢じゃないです。

 

久美子コーチが、小学校から各年代で日本一になりましたが、それには大きな理由があります。

それは、小学校の頃から大きなフォーム走る、跳ぶ事を基本練習で行っていました。

 

小学生の頃に「大人みでなフォームだの!」(庄内弁)とよく言われました。訳:大人みたいなフォームだね!

 

それが基本となり、32歳まで競技で活躍が出来ました。

 

「速く=小さく」になりやすいので、「速い=大きく」を意識して、伸び代のある土台を作っていきましょう。

みなさん大きなフォーム、これもまた上手で綺麗でした!

 

最後は午後の部のみなさんで記念撮影。

ひとつひとつの練習のメニューや何でこの練習をやるのか、恥ずかしい時期でもあるにかかわらず、目を見て真剣に聞いて頷いて、一本ずつを丁寧に取り組む姿、とても素晴らしいと感じました。

 

みなさん、とても優しいけど、それぞれ会話の中に陸上大好きで、冬季練習を頑張って来年良い記録を出したい!と内なる闘志が強くとありました。

 

この冬季練習で、上手くいく事やいかない事があり、気持ちが疲れてしまう事もきっとあるかと思います。

 

そんな時は無理せずに、一休み入れて、元気を充電して、コツコツ頑張っていきましょう。

 

みなさん、次は桜の咲く春にお会いしましょう!