つい先日から一気に春の気候になり、桜の花の満開を楽しみにしている久美子コーチです。
淡いピンク色、何だか気持ちが優しくなれますね。
卒業したみなさんは、ぜひ入学式で綺麗な桜と記念撮影してくださいね。
さて、幼稚園と小学生の卒業授与式を終えたみなさんの成長記録を書いてから、時間が空いてしまい、すいません!
では、中学3年生を終えた8名を振り返ってきましょう。
1人目は、そうた君。
一緒に練習しているみなさんは、ご存知のように真面目で素直でユニーク!そうた君の人とは異なる感性、久美子コーチは尊敬します。
普段はラグビーを頑張っていますが、アカデミーでは速く走れるために細かなアドバイスでも普段の生活で継続して、
ラグビーで鍛えた強靭な体と共に速さはもちろん、大きな綺麗なフォームになりました。
次は日本代表、いやそれを超えた代表になる大きな目標を持っています。それを叶えるために、上手くいかない時に頑張るのか、いやこれは休める時かの見極めの感覚を経験して磨いてください。
夢を叶える強い心が本当に叶えてくれます。
小学生で勝つ経験が多かった分、中学生では負けたりケガをしたり、過去の自分では考えられない経験が多く大変だったと思います。
それでも、悔しいを乗り越えて、中学生ラストは良い走りを見せてくれました。(いや、まだこんなもんではない!)
だからこそ、気持ちに素直になる事を学んで、コーチ達にも自分の感覚や冗談も話せるようになりました。
これからの人生で自分に素直になれる事は、幸せに過ごすために必要になります。
その素直さと陸上大好き(久美子コーチも、中学生時代には月陸と陸マガを読んで、いろんな選手の記録、中学校名を覚えて、試合で「あの選手だ!」と陸上オタクしてました)で、高校では速い同級生に囲まれながら、部活動を楽しんでください。
まだまだ、これから伸びる能力を持っていますので、基本を着実に。
3人目は、たかあき君。
小学生の頃は、りゅうしん君と2人で「いくと、すげえな〜!」と試合のスタンドで見ていたのをよく覚えています。
背が高く、どちらかというと大きな動きで反応が鈍いタイプでした。
今やハードルや四種競技で全国大会に出場できるほどになりましたが、小学生の頃はどの運動にも優れたセンスはありませんでした。
(長く見ているので、素直な表現を許してください!)
でも、以下の事を丁寧にやっていました。
①練習前に早くきて、ウォーミングアップをする
②練習会場についた仲間に、さりげなくコミュニケーショをとる
③練習の戻る帰り道も、動きを反復しながら帰ってくる
④仲間が上手くできない時はサラッとアドバイスや励ましてくれる
⑤仲間が上手くできた時は、褒めて一緒に喜ぶ
⑥自分の記録を調べて、どのくらいで目標が達成できそうかを楽しそうに話してくれる
ラストシーズンは、レッスンにほぼ毎日きていたので、この1年で陸上が大好きすぎて、挑戦が楽しいのがたくさん伝わってきました。
そんな成長を目の前で感じられた事、久美子コーチも自分ごとのように嬉しく思います。ありがとうございます。
これからは、高校生のお兄さん達の迫力を感じながら、また違う陸上の世界を楽しんでくださいね。
4人目は、はるかさん。
小学校の後半にお姉さんのもえかさんがアカデミーに入り、その練習会場で終わるのを待っていたのが懐かしいですね。
練習ではいつも、相手の目を見て丁寧な挨拶ができて、素直にコミュニケーションがとれる素晴らしい才能を持っています。
当たり前の普段の事ですが、これができるのって恥ずかしさが上回り、分かっているけど嫌だな・・・と思う年頃。
それでも、いつも変わらずできる挨拶、これから人生で関わる人全てに好かれていくでしょう。
さて、中学生になってからは、年度毎にコツコツ記録を伸ばしていき、最後の学年では5mジャンプまで伸ばせました。
優しいが故に、試合でも他の選手に跳ばれると弱気になってしまう部分がありましたが、最後の県大会での勝負強さは素晴らしい成長を見せてもらえました。
(お姉さんのもえかさんも走幅跳に出場して、5回目まではるかさんが1位で優勝決まりかなと思っていたら、もえかさんが6回目で記録を伸ばして1位になって、はるかさんが青ざめた顔で6回目を迎えても、更に記録を伸ばして再逆転優勝した試合)
普段は今のはるかさんのままで、競技になったら私は勝つんだ!と少し強気になっていけば、必ず記録が伸びるし、勝負強さも勝ち取れます。
高校生になってからは、少しの強気で部活動を頑張ってくださいね。
みんな知っているように、ものすごくシャイだけども、負けん気は他の人より強く持っています。
初アカデミーに体験参加の時は、目を合わせようとせず黙々と練習をして、きっと次回は来ないのかな・・・と思っていたのが、懐かしいです。
声が小さいもえかさんは、声の大きな関西人の俊雄コーチにたくさん突っ込まれて、なぜか喜んでいます。(現在進行形!)
どんな練習でも、黙々と取り組んで、絶対に出たい!と目標にしていた、全国大会に出場できました。
2回チャンスがある試合(2回のうちどちらかで全国大会出場できる記録を突破すれば出場可能)の、ラスト1回のチャンスで記録突破して自分で出場を掴み取った、本番に強い力を発揮してくれました。
これまでは部活動がなくアカデミーの練習のみでしたが、、次は練習量も増えますので、体の感覚には敏感になって、自分を大事にして陸上を楽しんでください。
あいかさん、どうぞよろしくお願いします!笑
6人前は、ゆなさん。
小学校3年生から、長くアカデミーで練習していますね!
もえかさんとは異なるシャイガールで、話しかけても誰かの後ろに隠れるような小学生低学年時期が懐かしいです。
小学校高学年になって走るのが速くなってきて、中学生でも12秒台で走れるようになりました。
小学生時代は、魔法にかかったかのように毎年記録が伸び続けるのが普通の感覚ですが、中学生になると中学2年生がピークで、中学3年生は冬季練習もしっかりしたのに、なぜか記録が伸びない。
これは、日本中の中学生や高校生でたくさんいます。(久美子コーチも経験あります。)
そして、これを「練習量が足りないから、もっと練習だ!」に行動すると、ケガをして、自分は一体どうしたらいいの!?と訳がわからなく落ち込んでしまう事がよくあります。(久美子コーチもこうなった事があります。)
そんな時は、まずは頑張りすぎずに、今の練習に欲張らずに、基本練習をとても丁寧にやり続けましょう。
速く記録を!という想いが強すぎると、基本練習が雑になっている事がよくあります。(久美子コーチもそうなって、気付けなかった。涙)
基本を思い出せば、必ず新しい自分になって、いつの間にか記録もついてきます。
ゆなさんも色々と忙しい中で大変だったと思いますが、自分のペースをつかみながら、もえはるさんに癒されながら陸上楽しんでいきましょう。
補強で体を強くしていけば、7mも跳べる選手になれますので、ぜひ跳んでほしいです!
8人目は、いぶき君。(今回は予定があり、出席していません)
小学生の頃は、試合に出場するのをためらって、出場してみたら、けっこう楽しいねと話していたのが懐かしいですね。
何事にも慎重で、初挑戦には少し時間がかかるタイプではありましたが、中学生になり、たくさんの人にもまれて、たくましくなりました。
そのおかげで、「俺もする!」と言う発言と共に積極的になり、失敗を恐れずにとりあえずやってみよう!の気持ちの成長は嬉しく思います。
高校生になるといろんな種目がありますので、まずは挑戦をたくさんして、環境に慣れて、楽しんでくださいね。
中学校3年生のみなさん(もう卒業しましたね!)、元気に健康で卒業できた事、本当におめでとうございます。
新しい通学路、環境、友達、先生、勉強、部活動と全てにおいてまずは覚える事が多く、脳みそがフル活動して、頭がパンパンになるかと思いますので、欲張りたいけど、押さえて、自分ペースをまずは作ってくださいね。
新しい未来へ向かって、今の春休みを満喫してください!