一流たる所以 | イムラアスリートアカデミー公式ブログ

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三重県鈴鹿市と桑名市を拠点にした運動教室『イムラアスリートアカデミー』の公式ブログです。日々のレッスンの風景などをお届けしています。

皆さんこんばんは。


本日も俊雄コーチです。


本日、ブログの更新は予定しておりませんでしたが、急遽ワンポイントブログとして更新。


時刻は中学生以上クラスのレッスンが始まる前の18:45。


本日のレッスンに参加するいくとさん、あきとさんは早々に来てくれました。


早く来て、一体何をするのかな?


そんな事を思う暇もなく、2人はそれぞれ身体ほぐしを始めました。


ストレッチポールを使って、脚の疲労を抜き、筋肉の柔軟性を高めているあきとさんに、試合前に疲労を少しでも抜くために、台を使って股関節、お尻、ハムストリングの柔軟性を高めているいくとさん。


レッスンは19:00より開始。

じゃあ、開始とは一体どういう事でしょうか?


・開始時間から動き始めて準備をする

・開始時間には、しっかりとケガなく動ける状態にある。


どちらも正しいでしょう。

しかし、望むものがあるのであれば、行動は間違いなく後者ですね。

時間は有限であり、機会も有限。

それをどういかすかは本人次第です。


早く来ることがゴールではありません。早く来いと言っているのでもありません。


『成すべきことを成す』


ただ、それだけの事です。

早くは行けないから、家で準備しておいて、時間ギリギリに来ても、それは素晴らしいことと言えるでしょう。


アカデミーにおける、指導機会の平等性には明確な定義があります。


『本人の目標や、行動、欲求、熱量、質問の大小に比例して、時間や機会を設ける』

と、いうものです。


極端に言えば、全くやる気のない人(アカデミーにはいませんが)に10分指導するのと、次の目標に向かって頑張っている人に等しく10分指導するのでは、それは指導機会が不平等と言えます。


学習、習得、チャレンジは自らの意思でもって、取り組む内発的動機(ご褒美などのニンジン作戦は外発的動機といいます)だからこそ、達成されるのです。


ですから、私が今全力でサポートするレーシングドライバーの木村偉織選手は、何時であろうと対応しますし、『帯同して欲しい』と言われれば、スケジュールを組み替えてでもサポートします。

彼は自分の人生を賭けて、今強烈なストレスの中でも必死にチャレンジしているからです。それほどまでに厳しい世界です。


アカデミー内のレッスンでも、指導の優先順位は刻々と変わります。

それは、感情論ではなく指導機会の平等性によるものです。


ぜひ、自分自身がどうなりたいのか?

そのために、何をするのか?


改めて自分自身でノートを使って考えてみてください。

もっとできることが山ほど出てくると思いますよ。しかし、時には休むこと、羽を伸ばすことも大切ですよ。


それではまた、お会いしましょう!