須藤絢乃作品展「幻影 gespenster」 を見てきました。
ワンピース倶楽部の12月定例会が、この個展会場で開催され、作家さんと所属のギャラリストにトークしてもらうという贅沢な観覧になりました。
セルフポートレートという枠内の表現とは思いますが、そのモチーフ、コンセプトがなんとも現代的かつ、作家さんのアイデンティティと重なって感じるものが多かったですね。
作家さんが『魔法少女マドカマギカ』について触れていたのも現代的でしたね。

以下は作家さんのHPより転載
行方不明の少女達。
忽然と姿を消すその現象は「神隠し」とよばれ、彼女達は「神の世界」に行ってしまったのだと昔の人々は信じた。
現代の行方不明の少女達のリストには年齢、容貌、服装、失踪した日時などが記される。それらを読み進めるうちに得体の知れない世界に行ってしまった少女達に、えも言われぬ恐怖感を感じるとともに、あるもうひとつの思案が浮かぶ。
彼女達は、今では知らない土地で生活しているかもしれない、またどこか知らない場所で屍と化しているかもしれない。
しかし、リストの中の少女達は、失踪したその時からこの世の時間軸から離脱し、老いる事も無く、永遠に少女のままの存在となる。
刻々と少女から離れて行く私の肉体と精神は「少女である事」に対する憧れと強い意識をもち、そんな彼女達にある種独特の「神聖さ」を感じた。
そして、私自ら彼女達に扮する作品を作ることにした。「永遠の少女」達の気持ちはどのようなものだろう。今何処で、何をしているのだろう。
私は、神の世界に行ってしまった少女達の、永遠に色あせない押し花の様なポートレート群を作る事にした。
セルフポートレートという枠内の表現とは思いますが、そのモチーフ、コンセプトがなんとも現代的かつ、作家さんのアイデンティティと重なって感じるものが多かったですね。
作家さんが『魔法少女マドカマギカ』について触れていたのも現代的でしたね。

以下は作家さんのHPより転載
行方不明の少女達。
忽然と姿を消すその現象は「神隠し」とよばれ、彼女達は「神の世界」に行ってしまったのだと昔の人々は信じた。
現代の行方不明の少女達のリストには年齢、容貌、服装、失踪した日時などが記される。それらを読み進めるうちに得体の知れない世界に行ってしまった少女達に、えも言われぬ恐怖感を感じるとともに、あるもうひとつの思案が浮かぶ。
彼女達は、今では知らない土地で生活しているかもしれない、またどこか知らない場所で屍と化しているかもしれない。
しかし、リストの中の少女達は、失踪したその時からこの世の時間軸から離脱し、老いる事も無く、永遠に少女のままの存在となる。
刻々と少女から離れて行く私の肉体と精神は「少女である事」に対する憧れと強い意識をもち、そんな彼女達にある種独特の「神聖さ」を感じた。
そして、私自ら彼女達に扮する作品を作ることにした。「永遠の少女」達の気持ちはどのようなものだろう。今何処で、何をしているのだろう。
私は、神の世界に行ってしまった少女達の、永遠に色あせない押し花の様なポートレート群を作る事にした。