『みなとの物語』 at 名村造船所跡地CCO
いやいや、昨日OPENINGに行って来たのですが・・・贅沢すぎました。
http://www.chishimatochi.info/found/?p=823
今をときめく作家さんばっかりでした。
後藤靖香/パラモデル/三宅沙織/淀川テクニック/そしてフランスからの招待作家
今回、特に思ったのは場所の持つ力。
近代産業遺産の名村造船所跡地で展覧会をする作家さんは、今回に限らず、「この場所だから」という作品を出してくる。そして、その場所の特質や歴史を調べて、その重みを自分の作品に重ねてくるということ。
後藤さんは、この造船所で原寸の製図を床に這いつくばってかいていた若者を描く。
三宅さんのは特によかった~
この場所に所蔵されていたオーナー一族明治時代の家具で、当時のリビングをモチーフにしたインスタレーション。 自身の作品が、椅子にのってますが、その頃の記憶というか、見えていた風景的な印象を作品化。
(仏)エンリケ・ラミレス ローラ・ルブーは、大阪の湊と世界の海とのつながりをテーマに、やっぱり、フランスから来ると、視点がワイドになる。
パラモデルさんは、今回はプラレールの方ではなく、絵画で夢の世界を・・・。
淀川テクニックさんは、ここの場所ではないけれど、震災のガレキの中で山積みになっていた仙台の松の木でつくったブランコ。(ここのオーナーに所蔵された作品なので)
これも、震災の記憶をとどめるもの。
時間と場所、記憶と距離が交錯したよい展示でした。
私は不動産開発の仕事をしていますが、スクラップ&ビルドでドカーンと大規模開発するのではなく、その場所のDNAを受け継ぎ、そこでしか出来ないものを、過去から未来へ紡いでいくことが、これから求められる開発だと教えられた気がします。
作家さん達は、そんなことを示唆するつもりはなかったでしょうけどね。
http://www.chishimatochi.info/found/?p=823
今をときめく作家さんばっかりでした。
後藤靖香/パラモデル/三宅沙織/淀川テクニック/そしてフランスからの招待作家
今回、特に思ったのは場所の持つ力。
近代産業遺産の名村造船所跡地で展覧会をする作家さんは、今回に限らず、「この場所だから」という作品を出してくる。そして、その場所の特質や歴史を調べて、その重みを自分の作品に重ねてくるということ。
後藤さんは、この造船所で原寸の製図を床に這いつくばってかいていた若者を描く。
三宅さんのは特によかった~
この場所に所蔵されていたオーナー一族明治時代の家具で、当時のリビングをモチーフにしたインスタレーション。 自身の作品が、椅子にのってますが、その頃の記憶というか、見えていた風景的な印象を作品化。
(仏)エンリケ・ラミレス ローラ・ルブーは、大阪の湊と世界の海とのつながりをテーマに、やっぱり、フランスから来ると、視点がワイドになる。
パラモデルさんは、今回はプラレールの方ではなく、絵画で夢の世界を・・・。
淀川テクニックさんは、ここの場所ではないけれど、震災のガレキの中で山積みになっていた仙台の松の木でつくったブランコ。(ここのオーナーに所蔵された作品なので)
これも、震災の記憶をとどめるもの。
時間と場所、記憶と距離が交錯したよい展示でした。
私は不動産開発の仕事をしていますが、スクラップ&ビルドでドカーンと大規模開発するのではなく、その場所のDNAを受け継ぎ、そこでしか出来ないものを、過去から未来へ紡いでいくことが、これから求められる開発だと教えられた気がします。
作家さん達は、そんなことを示唆するつもりはなかったでしょうけどね。