『女の子は、明日も。』読みました。
4人の同級生の女性のオムニバスで、いろいろみんな悩みがあるんだけれど、
最後は希望もあり、読後爽やかで、読んでよかったと思える小説でした。
読み終わった後、もう一度最初から読もうかと思ったくらいです。
題名は「女の子」とありますが、
30代前半の高校の同級生たちです。
普段の人生に不満はなくても
どうしても相手の人生や境遇がよく見えて、
それに比べて自分は、と思いがちな気持ちの揺らぎなどがとても共感できました。
そうそう、そういうことあるよね、って。
女性側からの視点のみだったので、
支えるパートナーである夫がとてもよくできた人にみえますが、
その夫視点からのオムニバスも読んでみたいなと思いました。
メイン女性が順番に代わっていくので、
あの態度にはそういう事情があったのかなど、
それぞれの事情が明かされるにつれ、
謎解きみたいな部分もあり。
最後までおもしろかったです。
最近、また図書館通いをしています。
ぽんたの「都会のトム&ソーヤ」を借りるため。
それで、しばらく
あさのあつこさんの本を借りて読んでいたのですが、
だいぶ借りつくしてしまったので、
他の本を借りようと「あ」段をみていて、
なんとなくで借りた本が、『女の子は、明日も。』でした。
図書館は、そういう出会いがあるからいいですよね。
帰ってきた本の本棚から、
今どんなのが借りられているのかなってみてみたり。
電子図書館も利用していますが、
自分の読みたい本を検索して借りるほかに、
新着本や、貸出ランキング上位の本を選んでみたりもしています。
読書は娯楽なので、
気楽に読めて、読み終わった後もすっきりする本を選んでいます。
若い頃は、重たい本も好きでしたが、
最近は、楽しいもの、爽やかなもの、救いがあるもの、希望にみちているもの
でないとなかなか読み終わるのがしんどいです。
悲しすぎる本も、つらくなるのであまり読まなくなっちゃいました。
久しぶりに、学生の頃の友だちに会いたくなりました。
子育てしていると、どうしても学生時代の友だちとは疎遠になりがちです。
コロナもあったし、もう数年以上、学生の頃の友だちに会えていません。
学生の頃の友だちって、
なんともいえない、気楽さがありますよね。
お互いまだまだ未熟だったころを共に過ごし、
いまさら取り繕う必要がないというか。
そういえば、以前、なんとかして、同窓会に出席者を増やす!という
小説を読みました。
(そんなに無理にみんなを同窓会にひっぱりださんでもええやんとは思いましたが)
同窓会も久しくないなぁ。。
あったのかな。
20代の頃は、毎年のように開催していたけど。
次回開催されたら参加してみようかな。
