2025年10月末日のこと。
SUZUKIの公式ページにて、SV650シリーズの生産終了が明示されました。

「そろそろ無くなるだろうから買えるうちに」と思い、V型2気筒エンジンに乗るため2024年モデル新車を購入して5ヶ月。
ついにというか順当にというか、その時がやってきました。
なお特段のアナウンスは無く、商品ページにひっそりと追記されただけのようです。

HEART BEAT SV
Vツインのエンジンの味わいを端的に表した、良いフレーズです。実際に乗ってみて、まさにそうだなという感じ。
スリム&シンプル
これも特徴で、今時の大型バイクには珍しくABSくらいしかついてません。(いや、単にSV650がイマドキのモデルではないだけかw)
正直、カラー液晶メーターとかモードコントロールとかトラコンとか…別に要らないんですよね。
そういう(私にとっては)不要な装備が無駄について無いのもこのバイクの美点。
無くなる前に、思いきって購入して正解でした。良いタイミングでの決断だったと思います。
これで国産Vツインがまた1台減りました。
残るは唯一、V-STROM 1050だけでしょうか?
Vツインエンジンに乗りたい!という目的からあの大柄&リッタークラスのアドベンチャーを選ぶというのはなかなかハードルが高いですよね。
なので実質、V型2気筒需要に応える国産車はなくなったといってもよい状況かと思います。
ただ、SVの新型が出るという確度高めの噂はあるみたいです。
また個人的にも、特に大々的にアナウンスしないのは、後継を出す予定がありSVシリーズは終わらないからなのではと思ったりします。
次のSVは排ガス規制を通すため、このエンジンをリファインするのかな?
もしも全く新規のVツインエンジンなんてことがもしあればアツいですが…流石にそれは無いか。
いずれにしても、ミドルVツインという選択肢を残してもらえたら嬉しいです。
さらにいえば、豪華装備にせずシンプル&リーズナブルなミドルクラスという枠も生き残ってもらいたいと思うんですが…これは期待薄か。
この枠はSV650とYAMAHAのMT-07の2台が担ってきた認識ですが、MT-07は2025年モデルで一気に装備モリモリに方針転換してしまいました。
新型SV(仮)もこれと同じ道をたどるのかなと推測していますが、果たして?

