お花見ツーリングといえば、桜ですよね。
でも、東京に住んでいる身としてもうひとつ重要なのは、、、
甲府盆地の桃の花!
というわけで、今回は桜を堪能したあとのシメとして、笛吹の桃を楽しんで帰ることにしました。

リニアの見える丘にて。

満開の桃の花が、甲府盆地のあちこちを染め上げているのがよく見えます。
ちなみにここはリニアの実験車両を見に来る人が多いようで、トンネルから出てくるのを待ち構えている人が多かったです。

すぐ近くの別の場所から。

こちらもリニア待ちの人が多かったですね。

私は興味が無いので、リニアがトンネルから出てきている間も桃の花を眺めてました。

このポイントに登ってくる途中に見つけた、良い感じの路肩にてXSRと桃の花を撮影。

最高のロケーションですね!天候が本当に残念。。

さて、もともと予定していた桃スポットはあと1つ。ちょっと離れたところにあります。
ですがこの辺りは桃だらけでどこもかしこも綺麗なので、そこへ向かう前に適当にブラブラ走ってみることに。
桃の花の向こうに、桃色の盆地が広がる絶景が続きます。

で、たまたま桃の花と菜の花のコラボレーションを発見。

すごいスポットを見つけましたねこれは!

一面の菜の花の上に咲き誇る桃の花。めちゃくちゃ鮮やかです。

この菜の花畑には、花桃(たぶん)も植えられてました。赤白も混じって一層カラフル。

控えめに言って最高でした。

彷徨ってみた結果思いもよらず素敵スポットを見つけたので、嬉しさ倍増といったところ。

来年また来て、是非とも青空の下これを眺めてみたいと思いました。

思わぬ収穫があったので、ルンルン気分(死語)で最後のスポットへ。
おそらく先ほどの辺りよりも標高が上がり、高台のような場所です。

なかなかの絶景!まさに桃源郷かな?

かなり距離のある盆地の下のほうまで、ちゃんと桃色に見えるのがすごい。

「さすがはフルーツ王国」といったところですね。

笛吹の桃の花が素晴らしいことはわかっていたけど、こんなにも良いポイントがたくさんあるとは知りませんでした。
もはや、桜以上の見応えと言っても良さそう。

高台から降りていく際の風景も、実に素晴らしかったです。

そうそう、桃の花といえば、ゴールデンウィークあたりに見頃を迎える(今年はもっと早いのかな)阿智村の花桃が印象に残ってます。
あちらは観賞用の花桃なので、カラフルで色合いも濃く見応えがすごい。
また、街道沿いに並木状に植えられていたり、鑑賞エリアにギュッと密集していたりと「見るためのもの」。
一方、ここ笛吹の桃は「桃を育てるためのもの」。
密度は高くないものの、どこまでも桃色が広がっている感じ。同じ桃の花とはいえ受ける印象はかなり違います。

もちろん、どちらも見ていて素晴らしいんですが・・・
こちらは、素朴で穏やかな印象を受けます。
「果実を育てるために植えられているからこそ」の風景といえるんでしょうね。

甲府盆地、笛吹の桃。
心に染みるようでとても良い。そう思いました。