北イタリアツーリング DAY1 | imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

絶景・酷道・林道ツーリングが大好きで、二児のパパをしているimachiです。

北は北海道、南は沖縄までツーリングしてきました。一度だけ海外ツーリングも(イタリア)。

バイク歴はネイキッド、アドベンチャー、オフロードを10台ほど。現愛車は、SUZUKI SV650。

しばらく放置していたイタリア旅行の続きを。


8/28(火)

ローマ→フィレンツェ→ミラノと鉄道で移動してきて、いよいよミラノからバイクツーリングのスタート


・ミラノのセントラルに到着したのがすでに14時頃。

・徒歩+トラム(路面電車)に乗って郊外のバイク屋まで移動。
(ちなみにこれが、今回の旅で初のトラム。乗車前にtabacchiでチケットを買っておく必要があることを知らず、結果として無賃乗車してしまいました…💦)

・バイク屋で諸手続きや車両の説明等々を受ける。


という一連の流れがあったので、出発は15時半すぎとなりました。

なおレンタルプランの手続きと料金の支払い自体は日本の代理業者を介して済ませてあるので、現地で行ったのはこのくらい。

・国際免許証やパスポートの提示
・保証金の支払い
・車両やボックスの操作説明
・運転時の注意事項説明(街中にあるカメラですぐスピード違反を取られるから気を付けろ、とか)
・用品(ジャケットとヘルメット)のサイズ合わせ


なので、私の拙い英会話力(※)でもなんとかなるレベルのものでした。

※辞書とかGoogle翻訳を駆使して時間をかければ読み書きはできるが、聞く話すはダメ。日本の学校教育の結果できあがる典型的な日本人です(笑)





…というわけで夕方近い出発なので、それほど遠くまでは行きません。



Autostrada(アウトストラーダ=高速道路)で
Lago di Garda(ガルダ湖)へ向かい、
Trento(トレント)まで行きました。





初めての海外ツーリング
初めてのマシン
初めての右側通行
大小様々なラウンドアバウト(環状交差点)の連続

かなりドキドキしながらスタート!


市街地をしばらく走り、アウトストラーダに無事突入。しばらく黙々と爆走。


途中、サービスエリアに入ってヘルメットにインカムを装着。

給油もして、ツーリング体制が整った!

(写真撮るの忘れた…)




ちなみに、ここまで来るとけっこう運転に慣れてきました。


アウトストラーダはみんなガンガン飛ばすし(130kmくらいは普通)、非常にメリハリあるキビキビした走りをしてるので、

日本とは全く雰囲気が異なります。

車間距離も短い。


しかし不思議と「荒っぽい」とは感じません。

走行車線と追い越し車線の区別がハッキリしていて、みんな追い越すときだけ左にサッと出てまたすぐ右に戻る。

むしろ秩序が保たれている印象。



日本は漫然と走っている車ばかりなんだなあ…と心底思いました。


ライダーにとっては、イタリアの高速道路はむしろ気持ちよく走れると思いますひらめき電球




そんな気持ちの良いアウトストラーダを下り、ガルダ湖の湖畔で小休憩。



美しい湖に日が落ちていく、良い時間帯。



やっぱり、旅したらこういう素敵な場所に来たい。



日本人はおろか東洋人なんて一人もいなくて、外国に来たことを強く感じます。



イタリア人も釣り好きなのだろうか。

 



夕陽を浴びるムルティストラーダ950



美しいバイクだ…。

 


日本とは雰囲気の異なる湖畔を少し散歩。

 



居合わせたバイクたち。



カッコいい…!なんとイカしたオフ車!



YAMAHAのTRACER700を発見。日本でも発売すればいいのになあ…

 




だいぶ日が暮れてきたので、のどかな風景のなか最寄りのインターへ向かい再びアウトストラーダへ。

そして宿のあるトレントまで一気走り。



ガルダ湖~トレントのアウトストラーダから見える景色は素晴らしかったです。


北イタリアの山はとても雄大!

なだらかな山肌が、大きく広がっています。


日本だと山々が複雑に折り重なっている風景が多いけど、ここイタリアではそのような場所はあまりない。


つまり、ひとつひとつの山の斜面が広大で、山間の道でも開けた景色を楽しませてくれるんですね。


日本の高速道路では、こういう場所は知る限り無いです。

強いて似ているといえば、ビーナスラインとか志賀草津道路の標高の高いところで、道路より高い山が回りに少ない状況かな?



…と思ったけど、やっぱり違う。


ここイタリアは低地で開けているので、日本の高所のスカイラインとは植物が全然違っていて、見た感じの印象が独特。

(広大といえば北海道だけど、やはり違う)


日本では決して見ることのできないこの風景が、走っていて本当に爽快でした。

異国感に溢れていて、いつまでも見ていたい。





すっかり暗くなった頃、無事宿に到着。

 



初日を終え、宿併設のステーキハウスでホッとしながら遅めの夕飯とイタリアのビールをいただきました。



イタリアンというよりアメリカンだけど、美味しい!



満足♪

 




この日のログ。

「A4」のアウトストラーダを走り、ガルダ湖の湖畔をチラ見して、またアウトストラーダへ。


下道はほんの少しだけでしたが、後半のアウトストラーダの風景が本当に良かったので大満足!
早くも感動してしまう1日でした。



それにしても、こんなところをツーリングしてるなんて…


いま振り返ってみても夢のようです(笑)



DAY2に続く。