市街地をしばらく走り、アウトストラーダに無事突入。しばらく黙々と爆走。
途中、サービスエリアに入ってヘルメットにインカムを装着。
給油もして、ツーリング体制が整った!
(写真撮るの忘れた…)
ちなみに、ここまで来るとけっこう運転に慣れてきました。
アウトストラーダはみんなガンガン飛ばすし(130kmくらいは普通)、非常にメリハリあるキビキビした走りをしてるので、
日本とは全く雰囲気が異なります。
車間距離も短い。
しかし不思議と「荒っぽい」とは感じません。
走行車線と追い越し車線の区別がハッキリしていて、みんな追い越すときだけ左にサッと出てまたすぐ右に戻る。
むしろ秩序が保たれている印象。
日本は漫然と走っている車ばかりなんだなあ…と心底思いました。
ライダーにとっては、イタリアの高速道路はむしろ気持ちよく走れると思います
そんな気持ちの良いアウトストラーダを下り、ガルダ湖の湖畔で小休憩。
美しい湖に日が落ちていく、良い時間帯。
やっぱり、旅したらこういう素敵な場所に来たい。
日本人はおろか東洋人なんて一人もいなくて、外国に来たことを強く感じます。
イタリア人も釣り好きなのだろうか。
夕陽を浴びるムルティストラーダ950
美しいバイクだ…。
日本とは雰囲気の異なる湖畔を少し散歩。
カッコいい…!なんとイカしたオフ車!
YAMAHAのTRACER700を発見。日本でも発売すればいいのになあ…
だいぶ日が暮れてきたので、のどかな風景のなか最寄りのインターへ向かい再びアウトストラーダへ。
そして宿のあるトレントまで一気走り。
ガルダ湖~トレントのアウトストラーダから見える景色は素晴らしかったです。
北イタリアの山はとても雄大!
なだらかな山肌が、大きく広がっています。
日本だと山々が複雑に折り重なっている風景が多いけど、ここイタリアではそのような場所はあまりない。
つまり、ひとつひとつの山の斜面が広大で、山間の道でも開けた景色を楽しませてくれるんですね。
日本の高速道路では、こういう場所は知る限り無いです。
強いて似ているといえば、ビーナスラインとか志賀草津道路の標高の高いところで、道路より高い山が回りに少ない状況かな?
…と思ったけど、やっぱり違う。
ここイタリアは低地で開けているので、日本の高所のスカイラインとは植物が全然違っていて、見た感じの印象が独特。
(広大といえば北海道だけど、やはり違う)
日本では決して見ることのできないこの風景が、走っていて本当に爽快でした。
異国感に溢れていて、いつまでも見ていたい。
すっかり暗くなった頃、無事宿に到着。
初日を終え、宿併設のステーキハウスでホッとしながら遅めの夕飯とイタリアのビールをいただきました。
イタリアンというよりアメリカンだけど、美味しい!
満足♪
