WR250Rのご紹介。 | imachiの終わりなきバイク旅 ― 絶景、林道、時々ダート

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絶景・酷道・林道ツーリングが大好きで、二児のパパをしているimachiです。

北は北海道、南は沖縄までツーリングしてきました。一度だけ海外ツーリングも(イタリア)。

バイク歴はネイキッド、アドベンチャー、オフロードを10台ほど。現愛車は、SUZUKI SV650。

ついに納車されたWR250R!


(左の青いほうですよ~)



いくつか、納車時からカスタムパーツを付けてもらっています。


このモデルのためにあるんじゃないかという配色のハンドガード。

 

アチェルビスです。デザインに加え、鉄芯が入ってなく軽量な点を重視してこちらに決めました。


 



エンジンアンダーガード。

 

サイクラムの樹脂製のものをチョイス。アルミ製のものがスタンダードかとは思いますが、こちらも軽さを重視して決めました。

 

 



色は悩みましたが…


引き締まった印象になりそうな黒系。ただ真っ黒だと目立ちすぎるかなと考え、カーボン調を選びました。


なかなかよくマッチしたのではないかと思います!

 

そして、デイトナ製の電源。そのうちスマホをマウントするつもりなので、これは実用的に必須です。

 




1つだけ納車に間に合わなかったパーツがありますが…

初回点検の頃には届いていると思われるので、そのときに付けてもらいましょうルンルン






とまあ、そこそこカスタムされた上でやってきたWR250R。


せっかくなので、購入に至った経緯を書き残しておきます。



①ダート(未舗装路)の走行に楽しさを感じるようになった。


去年あたりからでしょうか、昔は極力避けていたダートへ好んで入るようになりました。

荒れた舗装路、いわゆる酷道険道はそれ以前から好きだったんですが、どうもそれだけでは物足りなくなってきたんだと思います(笑)


トレーサーなので基本ムリせず慎重に慎重に…のダート走行でしたが、これがすこぶる楽しい音符


初めは砂利道+αくらいのフラットダートがいいなという感覚でしたが、次第に荒れ気味のダートも楽しくなってきました。


オンロード走行では味わえない感覚が得られるんですよね。


言葉にすると、なんだろう…


操る楽しさ

冒険感

非日常

緊張感


こんなところでしょうか。



そうしたダート走行の楽しさを味わう中で、こう思うようになってきました。



「躊躇せずいろんなダートへ入ってみたい。」


「ダートの中、そしてその先にある風景を見てみたい。」



そんな思いを叶えるなら、やっぱりオフ車かなひらめき電球

となったわけです。


トレーサーでダートを走るようになったとはいっても、さすがに数キロ程度の比較的走りやすいところだけでしたしね。

5キロ、10キロと続くダートにはさすがに入りませんでした。





②軽いのが良い!


というわけでオフ車を物色し始めたわけですが、いろいろ考えました。

250ccクラスはもちろん、いわゆるビッグオフも。

HONDA アフリカツイン

YAMAHA 660テネレ

BMW F800GS

KTM 1190ADVENTURE

KTM 690ENDURO R


特に690ENDURO Rはいいなあ~と感じました。


しかし、高い(笑) 今回のオフ車購入は増車前提!つまり「トレーサーがある状態で、もう1台をどうしようか」という検討です。


ロング、積載、タンデムにピッタリなトレーサーがあるならば、もう1台は必然的に「軽い」「コンパクト」、そして「維持費が安い」重視になりました。

お金が余ってしまうほど潤沢ならいざしれず…当然そんなことはありませんので、似たようなバイクを複数持つ選択はナシです(笑)



というわけで、狙いは250ccオフ車になりましたひらめき電球(車検もないですしね!)


250ccで気になったのは、こんなところ…


【ニューモデル】

HONDA CRF250RALLY

KAWASAKI VERSYS 250X


【既存モデル】

YAMAHA SEROW250



VERSYSはとてもカッコよく、荷物も積めてタンデムも無理なくできそうなのが◎。


しかしながら、トレーサーとあまりにキャラクターが被るので早い段階で落選。

でも、1台だけでツーリング、ダート、タンデムを全部やるならばベストチョイスだと思いますニコニコ





CRFラリーは、その特徴的な顔に一時期やられてました。


ラピュタの機械兵(?)みたいな顔してるんですよね(笑) 

これだけでポイント高いw


そしてオフの走行のみならず、オンも快適な雰囲気。


これはなかなか迷いました。


…が、いかんせん重いタラー

WRと比べると、20kg以上の重量があるようです。

せっかく、軽いのがいい!となったのにこれは本末転倒だな…


また、車体下部がなんかモリッとしてて太っちょに見えるのが非常に気になりました。

(実車を見るとそんなに気にならないんですけどね)


ということで落選。




最後にセロー。



言わずと知れた、レジェンド的トレールバイクキラキラ

足つきの良さを筆頭に、乗りやすさには大変定評がある。


自分のようにダート初心者で、林道ツーリングを楽しみたいというレベルの使い方にはピッタリのはず。

たぶん、客観的に言ってセローがやりたいことに一番マッチしてるんじゃないかと思います。


セローはホント、長いこと迷いました。

積載力が高く、ボックスも似合いますしね~





③パワーがあるのが良い!


そんなわけで、セローかWRの選択に行き着きました。


ここで決め手となったのは、パワー。

(え?あなた、ダートで使いこなせるの?というツッコミは何卒ご勘弁くださいw)


スペック表によれば、セロー250は18馬力。

対してWR250は31馬力!


これは相当な差です。


そういえば、セロー(旧型の225)は免許取り立ての頃…初バイクであるVTR250を買う前に少しだけ街中で乗ったことがありました。

感想は「まるで自転車のよう」でした。完全なるバイク初心者でもこう感じたので、ものすごく乗りやすいんですね!


ここをどう捉えるかは人それぞれですが…

今回私は、「物足りないかな?」と考えました。


オフ車とはいえ、爽快な加速感を味わいながら走りたいと思うんですね。

鼓動感が上質な(気がする)のも高ポイントルンルン


なので、だいぶ迷いましたがWRに意思が固まりました。





④Xか?それともRか?


さて、WRに決めたのはよいのですが、誰しも悩むであろう…

「X?R?さあ、どっち?」

という問題に突入しました(^^;)


有難いことに…

先日結成した獣道同好会(現在3名)のメンバー、Sさんのご厚意でXには2度数キロほど乗らせてもらいました。

(このおかげでWRへの想いが過熱してしまったことは言うまでもありませんw)


一方、Rは某YSP店で試乗させてもらいました。

この試乗車はローダウン仕様だったので、足つきは別の某YSP店で確認しました。


街中や真っ直ぐな田舎道ではあれど、実際に確かめてみたXとRの違い…


・足つき(当たり前)

・旋回性


この2点が大きなところかなと。


まず足つきは、Xならそれほど苦労無い感じ。トレーサーとさほど変わりません。

Rはというと、完全なるつま先ツンツンアセアセ


とはいえ両足が着くので、まあ問題ないでしょう。軽いし。

ということで、これはすぐに割り切りができました。




悩んだのは、旋回性…もやもや


街中の試乗だけでも、比較するとRのほうがモッサリしてるのが感じられました。

このことから、気持ちよくクネクネするならXかあ…と思うようになりました。


林道に辿り着くまでも楽しく走りたいしなあ…


よし、やはりXだな!と、一旦はほぼ気持ちが固まってました。



しかしですね…


周りはRを推す声が多数。


「トレーサーと2台持ちなら、私ならRにしますね~」

「Xだとトレーサーとキャラクターが被りますしね~」


なるほど確かに…。


そうした話も踏まえ、再考した結果…Rに決めました。




決断の決め手は…


WR250Rなら、世界が広がりそう!

コレに尽きますね。



バイクの何が楽しいって、私にとってはこれなんです。

・自分の足では行けないところへ行く。

・お気に入りの景色を見て癒される。

・未だ見ぬ風景に出遭う。

・自然を五感で感じながら、ルンルン気分で走る。


Rなら、トレーサーでは避けていた長いダートや険しい獣道の中、さらにはその先を見に行くことが出来るはず!


つまり、行動範囲がさらに広がると思ったんですね。


バイク旅を始めて数年。

日本の中ならばどこへでも行ける!


そういう感覚になってきていますが、この「どこへでも」はあくまでも距離の問題。


荒れたダートには、近くにあったって入れないんです。


事実、お馴染みの奥多摩、甲府、秩父、飯能、房総のあたりでも、ツーリングマップルに描かれたダートはほとんどが未開拓。


Rなら、こうしたところにも行けるようになる。

新しい世界を知ることができる!


このことに気がついたら、多少の旋回性の悪さなんて全然問題ない!と考えるようになりました音符

(実際に慣らしツーリングした限りでは、圧倒的な軽さゆえ、もはや気にもなりませんでした!…滑りましたが。笑)



以上により、めでたくWR250Rが我が家にやってくることになったわけでした照れ


慣らしを進め、これから林道探索をしていくのがとても楽しみです!!