旅も終盤、当初のゴールであるポルトガルのリスボンにも、とうとうたどり着きます

この巻の見どころは、後半で大男の「エルビス」(日本人)と一緒に旅をするところ。
アフリカはモロッコに上陸するあたりなんか、冒険感に満ちていてドキドキさせてくれる。
〔この巻の道のり〕
オランダ アムステルダムでいろいろと遊び、、、ロッテルダムへ
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ベルギー(通過)
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ルクセンブルク(通過)
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フランス(モンサンミシェルを遠目に見るだけで通過)
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ピレネー山脈越え
ピレネー山脈を越えるとそれまでとは異質の赤い大地が広がっている、らしい。とても印象的。
新しい地に辿りついた感、すごくあるんだろうなー。。
そしてヨーロッパの山道をバイクで気持ちよく走る・・・なんて甘美な響き

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スペイン
「お弁当」(笑)をお供にピカソのゲルニカを鑑賞。
この「お弁当」のおかげで、いたくゲルニカに魅入られたようでした。

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ポルトガル リスボン
ポートワインを飲みながらファドに聴き入る

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ついに最西端、ロカ岬に到着。
「地の終わるところ、そして海の始まるところ」という石碑があるそう。
なかなかカッコいいフレーズ。

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冒頭のエルビス(日本人)と同行し、再びスペイン南部、アンダルシア地方セビリアへ。
闘牛を鑑賞。 闘牛には2つのタイプがあらしい。
ひとつは、一人の闘牛士が最初から最後まで戦うもの。
もうひとつは、何人もの闘牛士が入れ替わり立ち替わり出てきて牛を弱らせ、
最後にマタドールが剣で止めを指すもの。
観たのは後者。最初の闘牛士たちは、ただマントを翻して弱らせ、
次の闘牛士たちは小さな槍を刺して弱らせ、
といった調子が何度か続いたあと、ついに「マタドール」が登場し、とどめを刺す!
見ててどんな気分なんだろうなー。さすがにちょっとキツいような

ただ会場は大盛り上がりらしいです

続いてフラメンコを鑑賞し、、、
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アルヘシラズから、フェリーでジブラルタル海峡を越える。
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アフリカ大陸はモロッコへ上陸。
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モロッコの都市、タンジェへ。
治安が悪いらしく、とある広場では夜、薬物中毒者が集まっていて
うごめいている様子まるでゾンビ。。しかも姿を見つけて寄ってくるという

怖すぎ・・・
ゾンビから逃れるように入り込んだ、不気味な雰囲気のイスラム居住地区のメディナでは
現地の売人の家にいってみたりとまさに冒険!
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翌朝無事にメディナから抜け出したら、今度は別の街、フェスへ。
世界最大、世界遺産でもあるメディナを訪れる。
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スペイン領セウタから、フェリーでスペイン本土へ。
次回はとうとう最終巻です。
この5巻で再び、アジアのときのような冒険感が蘇り盛り上がってきましたが、果たして?
珍夜特急5―西欧・モロッコ―/クロサワ レタリング

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