乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査 -34ページ目

乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

Dr.ちずこの診療日記
ims東京腎泌尿器センター大和病院レディースセンター乳腺科

今日は、乳がん検診を受ける?受けない?についてです。

乳がんは、胸を触って見つけるものというイメージがあると思います。

でも、私は、『見ただけで乳がん』をたくさん治療しました。

乳がんは進行すると乳房の皮膚を破って顔を出します。

出血して、膿が流れて、感染による異臭が発生します。

「なんで、こんなになるまで治療しなかったの??」

診察した私としては、残念な感じです。


しかし、そのような状態で治療に来られる方は、

皆さんしっかりと生活している方たちでした。


『もしかしたら?』と思いながら、

『まさか、自分が乳がんになるなんて』

と信じたくない気持ちも大きいのだと思います。

あるいは、

『病院なんて行ったことが無い』

『私は、健康だもの』

自信をもって、皆のためにがんばって働いている方なのだと思います。


『自分の体のことは後回しになった』

とおっしゃる方もいらっしゃいました。


でも、結局は、治療が必要になります。


乳がんは進行してしまうと、

治療も大がかりになるし、治療費も高くなります。

早期乳がんの治療は、案外スピーディに行われます。

早い場合は、1週間以内の入院期間で手術が可能です。


14人に1人の女性が発病する疾患なので、

早期発見のために

乳がん検診は、

やはり、受けていただいた方が良いと考えます。

A10:
乳がん検診で精密検査が必要の結果だった場合、とても心配になります。

診察にみえる方も、皆さん、とても緊張されていらっしゃいます。


しかし、


精密検査を受けた100人のうち


乳がんと診断されるのは約3から4人の割合です。(*)


おおよそ96人は、乳がんではないのです。


『だったら、検査を受けなくても良いかな?』というのはダメですよ!!



乳がんは、罹患率(がんになる率)が高く、


女性の14人に1人が乳がんにかかるとされています。(**)

しかも40歳台で乳がんになる方が多い病気です。


でも、早期発見であれば治ることも多い病気です。


怖がらずに精密検査をうけて下さいね。




もし検診を受けて精密検査が必要な場合は、


乳腺科や乳腺外科を受診してください。


どこにあるのかわからない場合は、


日本乳癌学会のホームページに乳癌専門医のリストがあります。


お近くの専門医をさがしてください。



*平成23年度東京都乳がん検診結果から
**国立がん研究センター2008年の結果から

A9:

検診には、区・市町村の検診、職場の検診、個人検診があります。

乳がん検診の検査は、視触診・マンモグラフィ・超音波検査があります。

年齢は、30歳代まで、40歳代、50歳以上に分けて考えます。





★50歳以上

50歳以上は、区あるいは市町村のマンモグラフィ検診を

2年に一度受けていただくのが

死亡率を低下させる根拠があり推奨されています。


★40歳代

乳がん罹患率のピークは40歳代後半です。

マンモグラフィでは、不均一高濃度(フキンイツコウノウド)乳腺の方が多く、

小さな腫瘤の診断がむずかし場合があります。


超音波検診を併用したほうが、がん発見率が高まる可能性があります。


40歳代では、原則として2年に一度、
区・市町村のマンモグラフィ検診を受けることが勧められます。


マンモグラフィと乳房超音波検診を併用する場合は、
職場や個人検診を受けることになります。


★30歳代まで

30歳代までの乳がん検診は、有効性を示す根拠が少ないため、
一定の基準がありません。


マンモグラフィ検診では、

高濃度乳腺といわれる乳腺の方が多く、検出能力に限界があります。

検出出来ない乳がんの頻度も増加します。


年1回、乳房超音波検査をお勧めします。


職場やドック検診などで、若い方もマンモグラフィをお受け頂くようです。

もし症状がある場合は、

『検診マンモグラフィで異常なし』の結果でも、

小さな腫瘤は写らない可能性がありますから、医療機関で診察を受けて下さい。


★乳がんのリスクの高い方は、
20歳台から
定期的(1年1回)なマンモグラフィと超音波検査が必要です。