乳がんは、胸を触って見つけるものというイメージがあると思います。
でも、私は、『見ただけで乳がん』をたくさん治療しました。
乳がんは進行すると乳房の皮膚を破って顔を出します。
出血して、膿が流れて、感染による異臭が発生します。
「なんで、こんなになるまで治療しなかったの??」
診察した私としては、残念な感じです。
しかし、そのような状態で治療に来られる方は、
皆さんしっかりと生活している方たちでした。
『もしかしたら?』と思いながら、
『まさか、自分が乳がんになるなんて』
と信じたくない気持ちも大きいのだと思います。
あるいは、
『病院なんて行ったことが無い』
『私は、健康だもの』
自信をもって、皆のためにがんばって働いている方なのだと思います。
『自分の体のことは後回しになった』
とおっしゃる方もいらっしゃいました。
でも、結局は、治療が必要になります。
乳がんは進行してしまうと、
治療も大がかりになるし、治療費も高くなります。
早期乳がんの治療は、案外スピーディに行われます。
早い場合は、1週間以内の入院期間で手術が可能です。
14人に1人の女性が発病する疾患なので、
早期発見のために
乳がん検診は、
やはり、受けていただいた方が良いと考えます。



