日本人は、1日にどのくらいの大豆イソフラボンを食事から摂取しているのでしょうか? | 乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

乳がん検診・板橋区・女性医師・マンモグラフィ・超音波・女性専用・針生検・乳房CT検査

Dr.ちずこの診療日記
ims東京腎泌尿器センター大和病院レディースセンター乳腺科

日本人の大豆イソフラボンの摂取状況をみてみました。

大豆イソフラボンアグリコンとして平均18mg、多い方で70mgということです。

一応、この範囲であれば健康に影響がない摂取量になります。

これを大豆食品に換算してみます。

一食分の分量における大豆イソフラボンアグリコンmgは下記のとおりです。

煮豆 25g/18mg

煎り大豆 30g/60mg

きな粉 大さじ1/4.5mg

豆腐 1丁/60mg

凍り豆腐 1個17g/15mg

おから 50g/5mg

油揚げ 1枚50g/20mg

納豆 1パック50g/36mg

みそ 味噌汁1杯18g/9mg

醤油 大さじ1/0.2mg

豆乳 200ml/50mg

これからすると、納豆1パックと豆腐1/2丁を1日で食べた場合は、66mgの大豆イソフラボンアグリコンを摂取したことになります。

1日量としては、十分ですね。

サプリメントを補う必要はありません。

豆乳を200ml飲むと、大豆イソフラボンアグリコンは50mgですので、これだけで十分ですね。

400ml飲んだ場合は、多すぎることになります。

次回、豆乳を飲むと女性ホルモン値に影響が認められることについてお話します。