起動しないパソコンの修理 | パソコン修理のIMS-NETのブログ

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起動しないパソコンの原因で一番多いのがハードディスクの故障です。
電源を入れるとVistaの起動画面までは表示しますが、それ以降止まったままの状態でだんまりになってしまいます。

取りあえずハードディスクを外してみてHDD Tune Proで検査してみると、「Ultra DMA CRC Error Count」でWarningが出ていました。
解析結果は「通信エラー」原因は下記のとおりです。
  • ・ケーブルの破損
  • ・規格外ケーブルの使用
  • ・コネクタの接触不良
  • ・コントローラー側の誤動作(熱暴走も含む)
  • ・ハードディスク側のコントロールチップの誤動作(電源不足・熱暴走を含む)

    原因から判断すると、ハードディスクの基盤の故障が原因と思われます。

      
     
    基盤が原因だとすると、中のデータは異常ないので同じ機種の基盤と交換することにより復旧するはずです。店にストックしてあるハードディスクを探してみましたが、同じ機種がありませんでした。
    データは問題ないので、取りあえずディスクモードでバックアップを取りリカバリすることにしましたが、最後のあたりでリードタイムアウトによりバックアップが異常終了してしまいます。(ー_ー)!!

    次なる手段として、ディスクのクーロンを作成することにしました。故障しているハードディスクを元に、同じものを新しいディスクに作成することです。
    故障したハードディスクでも結構成功する確率が高いので、ダメもとでしたが結果はOK!!

    作成したクーロンディスクをパソコンの取り付け、電源を入れると全く何もなかったように正常に起動しました。