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スロット・スタンス

へっぽこ審判の学童野球日記 (特に女子野球応援してます!)

10月三連休の中日、午後。大島球場にて、朝日クラブAと練習試合を行いました。
今日のメンバーは11人。ナルちゃん、ハツミちゃん、ハルカちゃん、ユメちゃん、キミカちゃん、マリナちゃん、ミスズちゃん、サナちゃん、ユウちゃん、モエカちゃん、ココロちゃんが参集。
いつものとおりオーダー決めは、ハルちゃんを中心とした六年生が考えます。
監督はその間、五年生たちとコミュニケーションの時間を取っていたりしている。(上手い)
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戦う準備も、いろいろな形がありますが、アサワ監督は皆の緊張を和らげて、リラックスさせてくれるのです。
 
オール江東先攻で試合開始。
相手投手は、六年生男子。力強い速球を放ってきます。
幸運な内野ゴロエラーで塁上にランナーを二人貯めて、本日5番に入ったキミカちゃん、鋭いスイングで捉えた打球はセンター頭上を越していきました。
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俊足飛ばして三塁打。2点先制です。
 
その裏、朝日クラブさんも、先発のユメちゃんを初回から捉えて2得点。
更に次の回も1点を加え逆転。男子の意地を見せます。
三回終わって2-3と1点を追う緊迫した展開。
しかし、このあたりでエンジンが掛かってきたALL女子。
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リリーフした相手投手の出端を捉えて試合の流れを掴むと、一気攻勢に出たのです。
切り込み隊長ナルちゃん。クリーンヒットで塁上ガッツポーズ!
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結果、チーム安打は14 【19対4】の大逆転勝利となりました。
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ユメちゃん完投、投球97、被安打4、7K
単打 ナル×2 ハツミ ハル マリナ×2 ミスズ サナ×2
二塁打 ハツミ ハル キミカ サナ
三塁打 キミカ 
ミスズちゃんはALLで初ヒットかな?
(あっパワーズ戦で打ってましたね)
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でも、勝利に浮かれているばかりではありません。
守備での乱れを補うための練習もしっかりやりました。
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「下がっちゃだめだぞ~」とオオニシコーチ
 
来週も練習試合の予定です。翌々週からは、TGL大会や府中大会が始まります。
朝昼夜、寒暖差が激しくなってきて体調崩しがちです。
風邪ひいちゃうと、せっかくの試合も出られなくなってしまいますので、
特に、お腹出して寝ちゃわないように注意しましょうべーっだ!しょぼん
 
昔、野球で涙した日の事を、思い出しました。
 
10/13(日)夢の島グランドでは、深川秋季大会(ほとんどのクラブの六年生が、この大会で引退。つまり学童野球の集大成)が進行していて私は、第一試合(レッドソックスA対スネークスA)の塁審を務めました。
スネークスはALL江東女子のサナが所属、ミスズ(この子もオール)のお兄ちゃんがエースをしているので頑張って欲しいものです。しかし感情移入を抑えて、むしろ慎重にジャッジを心がけました。

試合は序盤、守備陣の乱れで大量失点したスネークス。
終始、選手達を鼓舞し続けた監督やベンチスタッフ、応援の母父たちの声また声。
しかし、劣勢を覆すこと出来ず敗退となりました。
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その日の午後、サナママに「残念でしたね」と声を掛けると…
親子で続けた野球漬けの長い日々の思い出が込み上げてきたのでしょう。
「悔しいです」と涙を流されました。

そう。去る三年前の秋。同じグランド。
2010年深川秋季大会、メッツ対パワーズ。
背番号1の息子。29を背負う私。タイトル奪取を六年生全員で誓い、挑んだ最後の真剣勝負。
しかし、彼の力投空しく0-3で敗北。
とにかく打てませんでした。

試合終了後は、私も彼も淡々としたもので(一部選手は涙を流していた)あっさり解散したのです。
その日の夕刻、総監督が宴席を設けてくださりコーチングスタッフが集結。
総監が「息子も呼んでやれよ」と仰ってくださいました。
TELして「総監が呼んでいる。直ぐ来いよ」
「わかった、直ぐ行く」しかし、待てど暮らせど一向にやってこない……
一時間以上大人たちを待たせて、やっと彼が来ました。「こんばんわ~」
せっかく背番号1を労うために呼んでいるのに、皆を待たせてしまって申し訳無かった感情が勝り、私は強い口調で
「遅いな!何やってんだよ!」
言ってしまいました。

「うん。ごめん」「スパイクとグローブ磨いてた…」
 
忘れません。 
3年生の夏はじめてもらった背番号は「0番」うれしそうな顔。
朝は、近くの公園で投球練習をしていた日々。
夜は、素振りとランニングしていた日々。

もう使わない道具に、お別れの儀式をしていて遅くなったというのです。
その瞬間、全てを理解した私は抑えていた感情が爆発して号泣してしまいました。
彼と一緒に一喜一憂したMet'sの日々は、これでお終いなのか…
その夜、一緒に風呂に入ったとき彼は「野球は好きだけどつらかった」と言ったのです。
好きで始めた野球がいつの間にか、周りの期待を背負って重荷になっていたのでした。
そして後日、自ら奮い立って中学で硬式のクラブチームに所属、投手に起用されましたが…
思春期前の少年でも、壁が実感できたのか「もうユニフォームの袖は通したくない」と言って野球を辞めました。
 
心技体の優劣を競い、勝敗がはっきりしてしまう野球。
個人が優れていても、努力しても勝てない。
でも努力しなければポジションすら獲れない。
周囲の人々の協力は当然。
縦割り世界。
監督・コーチ陣の人柄や指導方針。選手起用方針。
合併や分裂。
勝利至上主義or楽しい野球等々。
どこのチームも問題を抱えながら運営されて最後に笑えるのはたった1チーム。
 
野球に関わる人々の幸せの定義は十人十色、みな違うのかもしれません。 
だからこそ、熱くなり真剣に向い合い、勝っても負けても最後の瞬間に「涙」が出るのでしょう。
野球とは残酷なスポーツだと私は思います。
オール江東女子2012のメンバーが多く所属している深川クラブが
第26回女子軟式野球秋季関東大会に出場すると情報が入り応援に行ってきました。
場所は、戸田橋グランド。ここはかつて我が倅が中央ボーイズに所属していたころ
観戦に来たことがある河川敷のグランドです。
 
なつかしい母・父たちとの再会??
いえいえこの間もBBQしたばっかりだし、野球にかかわりちょいちょい会ってる面々です。
おっと、アサワ監督も見に来てるじゃありませんか…
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それより、この選手たちのゲームを最初から観るのは久々でした。
ヒカル・リコ・ユキノ・リサ・ハナ・サヤ・ユイ・ハルカ…懐かしい布陣ね。
対する相手は強豪「三鷹倶楽部」だとか…(よくわからん)
しかし人数が多いし、みんな声が大きくて元気一杯の楽しそうな雰囲気のチーム。
比べちゃうと非常に静かな深クラの皆さん。
大丈夫か?
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さて、前置きはともかく試合開始。
2ストからヒーちゃんの変化球初めて見たけど鋭く曲がって三振を奪う。
いいじゃん!
でも四球と守備の乱れから初回、二回と1点づつ相手にくれてやることに??
あれ?(違和感)
なんか俺の知っているこの娘達の野球じゃないぞ。
そのうち打線爆発するかと思っていても、三者凡退を繰り返している。
ん??(違和感)
内野ゴロ悪送球。四球。振り逃げ悪送球。落球。牽制外しランダウンプレイ失敗???
守れない、打てない、声出さない。出来るはずの仕事が出来ない。
 
あれ???(みんな苦しい表情をしている)
こんな顔をするこの娘達は初めて見た……違和感が確信になりました。
これは負け癖だ。
戦う前から、心が折れている(気付いてか気付いていないかは別)ので、気持ちが沈下していて、
威圧感が無く…マイナススパイラルに取り込まれています。
結局、打ったチームヒットは1本。(危うくパーフェクト)
打たれたヒットは2~3本と貧打戦は変わらないのに大差のコールド負け。つまり気持ち負け。
 
本当は書かないつもりでしたが…
かつて彼女達と共に戦った者として、無責任ですが余計な事を書きます。
守備は練習で巧くなります。打撃は日々の積み重ねで率が上がります。
闘志は奮い立たせるには、まず声を出す事から。
気を練り発散して対戦相手にぶつけること。
あと劣勢をブッ飛ばすキャプテンが欲しい。
 
そして器(チーム)ですね。女心の操り方は監督次第でしょう。
アサワさんは女子を動かす天才手品師でしたからね。
 
我々も女子野球チームの運営に係る者として、女子野球の今後の繁栄の為に頑張っています。
思春期の特に女子を相手にしている監督さんの苦労は大変でしょうが、いろいろ工夫が必要です。
次世代の選手達も育っています。受け入れる為にも体制の強化を図って欲しいものです。
ちなみにユメは深川秋季大会で完全試合を達成しました。
 
チーム批判をしているわけではありません。どうか関係者の方は怒らないでください。
これからの活躍、期待しています。
蒼きユニフォームを愛するがゆえ厳筆となりましたことお詫び申し上げます。