広島の牡蠣
牡蠣の季節がやってきた。
まだまだ小ぶりだがやはり美味い。
音戸町の牡蠣である。
疲れ気味の体をいとも簡単に回復させる。
自然とは上手く出来ているものだと思う。
節の物を食すれば長生き出来る。
昔の人は良くぞ言ったものだ。
そして、牡蠣と言えば・・・
日本酒である。
生牡蠣に合う酒は日本酒以外思いつかない。
一口・・・飲む・・・酒が美味い。
私は料理に飲み物を合わせる方である。
決して、呑兵衛などでは無いと、誤解の無いようにて言っておく、食が基本である。
牡蠣と豚バラの鍋を作ってみた・・・酒が美味い。
冷蔵庫を開けるとイクラなるものが見える。
野菜室には大根である。
イクラおろし・・・日本酒が良く合う。
・・・酒が美味い。
ナマコの腸管で作った塩辛、海鼠腸の瓶詰があった。
何故に我が家の冷蔵庫は酒の肴ばかり有るのだろう?
またしても酒が美味いではないか・・・
鍋の白菜も牡蠣とバラ肉の旨みを一身に受け、
豆腐と手を繋ぎ私を呼んでいる。
「そうか、そうか」と食する・・・美味し・・・酒を飲む。
富山の名産ホタルイカの沖漬けも登場した。
鍋の蒸気が喉に良いのだろうか、酒の通りも良い。
至福と言うのは一時というが、
そうでも無さそうである。
一口で人生は語れずとも、一口の酒から、
人生を夢見る事は出来るだろう。
酒有りし、我が人生。 龍
後日大変なことに気付く、正月用に大事に取って置くはずの千福が無くなっていた。
そういえば、鍋の蒸気のせいだと感じた光は金箔の様な気もしてきた・・・
まー私のせいでは無かろう。
美味い日本酒と肴のせいである・・・何度も言うが、決して私は呑兵衛ではない。 龍




