インプロ部 Platform -30ページ目

セリフ以外にも(えこ)

こんばんは!えこです。

関西公演に向けて稽古してます!
通しもやっているけれど、基礎もおさらいしています。


たった一言の挨拶でも、様々な表現方法があるし、セリフ以外で伝わることも多いはず。

頭で考えはじめると、ついついセリフに頼ってしまいがちですが、プラットフォームではセリフ以外の、仕草や表情での表現ができるようになるための稽古方法を、色々試してしています。


感情を丁寧に扱う練習をした後の通しのほうが、共演者とのやり取りに熱がこもります。

これをいつも出せたらいいのにな!
精進、精進!





おまけ。
音響だしまきの、稽古場用音響七つ道具!
キャリーに音響機材を入れて稽古場に来るだしまき。雨は全音響の敵だそうです。

東京公演7ステ目振り返り(えこ)

おはようございます!えこです。
さて、いよいよ東京公演千秋楽の振り返りです!

関西公演では、劇場の形も全く違うので、マイナーチェンジがあるかと思います、ツアー割引のお客様、おたのしみに!


以下、振り返りです。
即興ですのでネタバレになることはありませんが、システムはわかってしまいますので、まっさらなまま関西公演をご覧になりたいというお客様は、閲覧をお控えください。


























































鳥居家

父:馨(31)
母:泰子(30)
息子:強(14)
祖父:総司(80)
その他:ハムスターのハム太郎(82)

訪問者:母泰子の父親。北斗流という拳法(?)の達人。筋肉隆々。



【前半】
祖父の総司はAKBのぱるるが大好き。彼女の追っかけをするうち、仲良くなり駆け落ちの約束をする。

気が弱く内向的な性格の父、馨と、男まさりで強い母、泰子は、FBで『鴨川シーワールド』のページにいいね!を押した者同士。それが縁で水族館にデートに行き、付き合うように。そして、泰子は15歳、馨は16歳の時に子どもができてしまう。親から反対される馨だったが、学校をやめ、非力ながらも土木工場で懸命に働いた。その姿を見て心打たれた両親は結婚に賛成し、生まれた子どもは強と名付けられる。

プロ野球選手を夢見つつも、努力は大嫌いな強。能力もなく練習もしないが、どうしてもレギュラーになりたい強は、ある日監督の弱味を握り試合に出場できることになった。その中で、ピッチャーのボールを受けきれずに顔にボールが当り意識不明になってしまう…

そんな中、82歳の長寿ハムスターハム太郎は、世の中から、あらゆる争いをなくすために奔走していた。


【後半】

強が意識不明入院している間も、家族の時間は過ぎていった。
幽体離脱して家族の様子を見守っていた強は『オレがいなくても家族はやっていける』と感じてしまう。

そんな日常の中に、母方の祖父があらわれ、長男が倒れて意識不明の今、泰子に北斗流の跡継ぎになれと実家に帰ることを迫る。
祖父と泰子が争いはじめたのを止めようとしたハム太郎は、祖父に返り討ちにされあっけなく潰され、霧となる。
家族と離れたくない父、馨と母、泰子。祖父との攻防戦がはじまった。

一方、ハム太郎の魂は、幽体の強と出会い、強に本気になること、努力の大切さを説く。
生まれてはじめて本気になった強は体に戻ることに成功し、意識を取り戻して家まで走る。その道中、強は自分の体を流れる汗を感じながら、努力の気持ちよさを知りはじめていた。


遂に家にたどり着いた強。
祖父に北斗流の跡取りとなることを告げる。

祖父は北斗流がただの暴力ではなく生かす武術でもあることを説き、一度霧散したハム太郎を生き返らせる。

反対していた馨は心を動かされ、家族みんなでスクワットをしながらエンディング。


となりました!



【裏話】
らいふの演じたお母さん泰子が、『強いお母さん』というタイトルをもらっていて、本当に全く声を作らず男らしいかんじのお母さんで、私の演じたお父さん馨は『内向的』をいただいてたので、凸凹コンビでいいかんじの夫婦になりました!
タイトルの奇蹟。

東京公演6ステ目(えこ)

どうもーっ!えこです。
関西公演の稽古中です。

さあ、東京公演6ステージ目振り返りですよー。気になる人も多いステージかと思います。


即興ですのでネタバレになることはありませんが、システムはわかってしまいますので、まっさらなまま関西公演をご覧になりたいというお客様は、閲覧をお控えください。























































外道家


父:ゲス男
→みくみん

母:天使
→らいふ

息子:悪魔
→こぱ

祖父:ドブ男
→カイ

ロボット:ペッパーくん
→えこ

訪問者:鴨志田
→じゅんき




【前半】

外道の住む家、外道家。
父ゲス男は善人のふりをして女の子を集め、ロボットにしてしまう悪人。
母、天使は看護師。医者のふりをするゲス男とともに、悪行を働く。
息子、悪魔はピンポンダッシュをしまくり、町を荒らす。
祖父、ドブ男は会社の会長だが、ドケチで社員に給料を与えず、恨みを持たれる。
ペッパーくんは、家中のオイルを飲むことを目標としている。



【後半】

ピンポンダッシュというしょうもない悪行しか働けない息子、悪魔は、見かねた刑事に指にICチップを埋め込まれ、何かを押した瞬間に爆発するというリスクと共に生きていた。
たいして外道じゃない息子を勘当する外道家。家を追い出されアルプスの山に登った悪魔は、そこで祖父ドブ男に逆らったため家を爆破された元部下、鴨志田に出会う。

鴨志田と手を組み、外道家に認めてもらうために乗り込む悪魔。
『外道にならないと、この家では誰もおれを認めてくれないんだ!』
鴨志田の持つ銃の前に、次々と倒れていく家族。


一人になった悪魔は、鴨志田に、『おれを殺してくれ』と頼む。
指先の爆破スイッチを押される寸前、二人の間にペッパーくんが乱入。

ペッパーくんは、ゲス男にロボにされる前の記憶をまだ持っていたのだった。
鴨志田に、悪魔を殺してはいけないと説く。

悪魔に向き直ったペッパーくんは、こう告げる。
『私が教えますよ、人間らしい生き方を』

で、照明カットアウトのエンディング。



そんな6ステージ目でした。




裏話。
最後にペッパーくんが出てきたことには賛否両論ありました!
タイミングとして遅すぎたんですねー。

あのまま悪魔が死んで、外道一家が滅びても、それはそれでハッピーエンドじゃないか、という意見や、ロボが『人間らしい生き方』って言ったのがよかった(これはお客さん談)とか。
ペッパーくんを演じた本人の私としては、やっぱりタイミングが遅すぎたなぁというかんじです。私はずっと、父ゲス男に復讐するつもりでいたのですが、ひよってる間に物語が進んでしまい…。
飛び込む勇気、必要ですね。