高崎まで行ってきました。
高崎芸術劇場の座席割りが優しすぎて。C席5000円! 電車賃込みでも、東京公演のほぼ一律S席料金よりお安い! 何よりちょっと旅心満たしたかったので、ぷち遠征!

お目当ては、レオデグランス父さんの検証。全編通して、どう生きてるのかな、と。
C席からなので、オペラロックオンですが、それでいいんです、それがやりたいんです。
いざ鑑賞!
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駄目だ、ガヴェイン気になりすぎるぅぅぅ、そっちも見るーーー!!!
途中から、ガヴェインにロックオンしましたが、結構、レオデ父さんが同じ視界に入ってきてくれます。ありがたい。まさに「同じコマにいる」状態ですね、いいのいいの、そういうの見たかったから!
左右に分かれちゃうときは、交互に見たり、オペラ外して全体チェックしてましたよ。
なので、今回、そんな話題しかないです、あしからず。
で、レオデグランス侯爵について、ロックオンしながら考えた。
この作中の情報だけで考えます。原典詳しくないし、そもそも原典の幅が広すぎるようだし。
これ、日本の戦国時代とか想像すれば、しっくりくるのかなぁ……
・レオデ父さんについて
侯爵らしい。あの時代の貴族制度ってどんなだ。
あと、どこぞの領主。
戦国時代のどこかの藩の殿、と考えればよろしいか。
年の頃はアラフォーくらいに見積もっておけばいいでしょうか、あまり年嵩だと騎士としてのパフォーマンスに問題出そうだし。
・聖剣争奪戦に参戦している。
ということは、天下統一したい気持ちはある模様。
メレアガンとの決勝までいってるので、腕っ節も強い。
それなりに野心はあるということか?
・闇落ちギリギリだったか?
アーサーが剣を引っこ抜いたとき、端っこの方で納得しかねる素振りを見せていたし、メレアガンに声をかけているような素振りも見えました。そのすぐ後にメレのソロがあるので、幕が下りてきて、まあ当然、演出上、レオデは後方=アーサー側の集団につくのですが、これがちょっと、おお、と思いました。あの幕が運命の分かれ道、みたいな。
腕はあるし、身分もあるし、天下統一したい気持ちもあったのなら、彼が闇落ちする可能性もあったよねぇ。「納得できない」って、メレと手を組むこともできたはず。
・メレアガンとのご関係。
娘の婿にするつもりだったので、聖剣争奪戦のときは、悪しからず思ってたはず。前述の通り、声もかけてるし。自分より若いし、勢いもあるし、腕も立つし、彼が聖剣の持ち主になる可能性は大いにある。ので、娘を嫁にして同盟強固にしておこうー、という算段だったのでは。戦国時代らしい判断です。
・でも婚約破棄させる。
ここがレオデ父ちゃんのひどいところw
でも、機を見るに敏とは言えまいか!?
「うっそ、婿候補ダメだったよ、聖剣、ポッと出のどこぞの馬の骨が抜いちゃったよ!」→「いや、でも、神がそう定めたなら、あの僕ちゃんが王様なのかもしれないなぁ」→「……娘、コマとして手元に残しとこ」
という判断。
意外と判断は的確だったのかもよ。あと「神様がそう言うなら」みたいに思うあたり、割と信心はある方か。
・娘と僕ちゃん、恋に落ちる。
これもう、エリザにおけるルドヴィカ母ちゃんみたいなものではwww
「♪王様に変わりないわ!」て。そもそも、聖剣の持ち主になりそうな男と結婚させようと思ってたんだしねぃ。
・で、アーサーの元に馳せ参じる。
正しい判断。
……あとは、娘が不倫して、父ちゃん気をもむんですが。計画通りうまく行かないんだよ、番狂わせ生じるんだよ……
結婚式、アーサーの挨拶がレオデ父ちゃんのところまで行き着かなかったの残念すぎました、いつもあのタイミングなんだろうか。義理父への声かけ&それを受ける様を見たかった。
ラストシーンの娘の断罪シーンは、レオデ父ちゃんの見所だと思ってます。追放で済んだのを聞いて、両手を組んで王の温情に感謝しまくってるの、グッときた。娘はコマだけど、やっぱりかわいいんだねぇ。
あと、見所と言えば、アーサーがメレに叙任された後にぶっ倒れる……ところにすっ飛んできて膝を貸すところですかね!
その昔、R&Jでティボルト絶命時に同じポーズで膝貸してましたよね>当銀氏。あれが大好きだったので、同じー!と喜びました。
なお、ここのガヴェインも大変良いですね、めっちゃスピード感ある。あの人、傷の手当てとかもできそう。
ところで、グィネヴィアは回復魔法でも使えるんですか?と、いつも気になってる……
次、結局視線持っていかれたガヴェイン。
いや……一幕ラスト見せ場ですよね、幕間はただただ「かかかかかかカッコイイ、好き、リピりたい、遠征おかわり」しか出てこない。んだけど、二幕、後半に行くにつれて出番が減っていくので、とりあえず落ち着いて終幕を迎えられる。ありがたい。いや、ちょっとずっと興奮していたいけど。
で、彼のポジションや如何に、と考える。
めちゃくちゃ腕は立つのに、聖剣争奪戦には参加していない。仕切る立場。
今、プログラム読み直したら、中の人的には「王に剣術指南する家系」と捉えてらっしゃって、あ、なるほど、その線もありか、と。
私、何かで、「聖剣を護る家系」ってのを読んだ気がするんですよ。韓国版にハマってたときの記憶のはずなんだけど、どこで聞きかじったのか覚えてなくて。もしかすると自分の妄想設定か、はたまたどなたかの感想かもしれないんですけど。個人的には、その線で見てました。
彼としても、メレアガンが有力かなぁ、なんて思ってたのかもしれない。メレより穏健なレオデの方が平和かな、でも王の器かと言われると違うかな、なんて考えてくれてたらいいなー(妄想w)
そしたら、どこの馬の骨とも分からん僕ちゃんが引っこ抜いちゃって。
ガヴェインにとっても、内心、「は?」だったと思うんだ。でも、ずっとずっと、「いやいやいやいや、神がそう言うのなら。自分はそれに従うまで」って、疑問を封じて封じて、仕え続けていたんじゃなかろうか。
なんか、ものっっっすごい、抑え込んだナニかがある人だな、と思います。だから、もう……
解放してやりてぇーーー!!!
と思います。そのナニかをぶちまけろ!! でも彼はぶちまけない、だからこそ、解き放ちたいぃぃぃぃーー!!!
……たまらん(ふぅ)
ガヴェイン、眼差しが厳しいじゃないですか。
王を護るために、ボディーガードの目をしているんだと理解はしますが、でも、ちょっと、「本当にお前が王か?」と見定め続けている目にも見えちゃうんですよね。
後半、アーサーが嫁を助けに行く命令を出したときに、あ、そこ、躊躇するんだ、と思いました。あれ、何で?? ガヴェイン、嫁の不倫知ってたっけ? それとも王が私情のために騎士を集めるのがご不満? でも、王妃だよねぃ。
「ガヴェイン、仕事は遂行するけど、王に全幅の信頼は置いてない説」を頭の片隅に置きながら見ていたので、何やってもそう見えてしまっていかんです。
彼が王様に対して不信を抱いていたとして、そしてその不信をぶちまけてしまったら、彼がモルガンに目をつけられて、彼が闇堕ちする可能性もあったのかな、なんて思ってしまいました。でもこれも、彼の鉄壁の無意識による抑え込みにより回避。きっとそういう運命。
それにしても、騎士というより武士の風情です(好き)
太刀筋重そう(いやーん、好き)
中の人たちの年齢はさておき、役柄としてはアーサーより年上のアラサーくらいのイメージ。なんか、独り身な気がする。「どうする家康」の平八郎がガヴェインに見えて仕方ない……
韓国版のガヴェインも、やってることとか役のポジションはほぼ同じなんですけど、アンサンブル扱いだったので、観た方にも「いたっけ?」とか言われがちで悲しいw いましたよ、一幕ラストナンバーでもランスロットとツートップで踊ってます、ていうか、踊り特化型の方でしたのでっ!
日版が武闘派なら、韓版は舞踏派(←これを言いたかった)
日版の副業が鬼退治なら、韓版の副業はドラァグクイーン(エンジェル@キンキー)なのですよ(←これも言いたかった)
ところで「聖剣を護る家系」とか言いましたが、あれ、マーリンが用意したものか?? なんか、昔からあるもののような気がしてたんだけど、出現してから抜かれるまで、そんなに時間かかってないのかな……
その他(……この二人以外その他扱いなのか…えぇぇ……)
メレアガンがかわいそうだし、やっぱり一番真っ当だった。
ソロで「もう一度光に向かって行こう」みたいなこと言ってたんですね。本人全然闇落ちするつもりなかったし、むしろ逆だったのに、モルガンに付け込まれてしまったんだねぇ……
いれアガン、もっとザッツ骨太悪役!でくるかと思ったら、少なくともその路線ではなかったです。
そして、声強いな。声帯強そう……
アーサーがモルガンに「お前は母の愛を知っているけど、俺は知らない」みたいなこと言うの、ちょっとひっかかる。あなたも、育ての家族に愛されたのでは? そのセリフをケイ兄ちゃんの前で言えるか? モルガンを丸め込むためのセリフなら大したもんだけど。
モルガン、結構、同じこと何度も言ったり歌ったりしてない?? ソロ一曲削ってもいける気がする。
ところで、個人的には不倫よりも近親相姦の方がイヤンですー。
ランスロット。
やっぱり敵に背を向けていたぁぁぁ! ダメじゃん! 油断しないでー!
ガヴェインにキャラ萌えするように、ランスロットは誰がやってもキャラ萎えしてしまう模様。もうちょっと王様との何かを描いてくれないかな。王様が聖杯探しを彼に任せるのも、不倫知っててあてこすりで大変な任務を押し付けているように見えてしまって。
ランスロットに関しては、宝塚版の扱いの方が好きかもしれないです。>グィネヴィアと一緒に火炙りにされそうになるも赦されて、発狂したグィネヴィアを一生介護していけ、と二人して追放されるという流れ。…………いや、文字にしてみたら大概だった。やっぱ、現代人の情緒的には、ランスロットは死なせておいた方が収まりがいい、いいんだけど~~~……背は向けるな……
以上。
もう一回くらい見たかったなー!
おまけ。
高崎、諸々すごくよかったです。
劇場は帝劇規模で、2階からも見やすく、席割りが良心的すぎて目を疑うレベルでした。各席種の価格帯も抑えめだったし。駅からのアクセスも良いし、ロビーはちょっと新国立中劇場に似ている……。
東京からは在来線でも1時間50分くらい? 行きは寝てたら着いたし、帰りは色々妄想してたら着いたw
今回は旅人心も満たしたかったので、あえて一泊しました。甘楽町のあたりを冒険してきたんですが、冒険しすぎて真っ当な見どころを見れずに終わってしまったの悔しすぎて。リベンジしたいので、また是非、何かで高崎公演実現してほしい、なんなら全作品、地方に回る前に高崎行ってほしいw
そして、劇場とは反対側の西口駅前が、どうにも北千住の駅前を彷彿とする……これ、誰かに頷いてほしい……

夜の劇場。隣が高速バス乗り場という、オタク仕様だった……