この時間帯は観光に当てるかデビル見るか、ちょっと迷っていたのですが、前日になってこの回のS席(最高額席)が半額で見られることが発覚。それならありがたく行っちゃいます! デビル2回見られるなら嬉しい!
デビル、大好きな作品です。
韓国の2016年版が初見で、そこから先、コロナ禍中のものは映像で見ただけですが、日韓どちらもせっせと通いました。
中国版も見られるの、嬉しいです! 3カ国版のデビル見たの、ヲタクとして誇りに思っておこう!
劇場の最寄り駅は除家匯駅。商業施設の上の方に劇場があります。そういうパターン、多いのかな。
メインビジュアルは2023冬の韓国版「ザ・デビル~ファウスト」と同じですね。
中国版タイトルは「摇滚浮士德」
日本語に訳すなら「ロック・ファウスト」だそうです。
いや、まぁ……ロック、かな!!?
中国は天使とか悪魔とか吸血鬼とか宗教関連とか、そういったモノをおおっぴらに扱うのはアウトだそうなので、ザ・デビルは直接的すぎてアウト。ロックファウスト……まぁ、あながち間違いではない。
黒暗:徐昊(シュー・ハオ)
光明:贾凡(ジャー・ファン)
ジョン:胡迪(フー・ディー)
グレッチェン:徐丽东(シュー・リードン)
(コピペすればいいように、お友達が俳優さんのお名前と読みを送ってくれました! ありがとうございますありがとうございます、簡体字も馴染み無いし、読みはもっと分からないので本当にありがたいです!)
X-Whiteが光明、X-Blackが黒暗! これはカッコイイ!! このニュアンス分かるのサイコー! ありがとう漢字文化圏!
今回の中国版デビル、演出は韓国で長年ジョンを演じていらっしゃった、ソン・ヨンジンさん。韓国版も最近演出してましたっけ?
デビルという作品そのものは中国でも過去に上演はしていたそうで、YouTubeうろついていたらその時の映像が出てきました。黒の見た目とか、ぜんぜん違うし、セットもちょっと違うようです。
今回はヨンジン演出だからなのか、韓国版と同じです。違和感ゼロです。
……日本版、どうしてああなった……いや、あれはあれで、結構楽しみましたけど。
で、鑑賞。
初期のデビルに近い印象でした。
細々したところは去年見たバージョンを踏襲しているところもありましたが、印象的には私の初見の2016-17版~その次の2018-19版あたり。ヨンジンさんが演じてた頃ですね。
デビルにおいて、白は歌も解釈も一番難しいお役だと思っていて。
余程解釈力に優れた俳優さんか、存在感が抜きん出ている俳優様か、演出サイドできっちりと「在り方」の演出をつけておかないと、「困った顔して立ってるだけ」という存在になってしまうのですよ。←初期の頃は本国でもそういう白様多かった。
この回の光明様も、そのタイプ。ああ、久々にこのタイプ拝見した。ある意味大変ベーシック。
韓国版、最近は白様(と黒様の関係)にストーリー性を持たせるようになってきていて、随分と見やすくなったなぁ!と嬉しく思っていたのですが、中国版はそこまで至っていないような気がします(もちろん日本版もな)
黒様はキャッチーなお役と楽曲ゆえ、大体、個性が見えます。
今回は二回とも同じ黒様だったのですが……いや、お化粧、濃っっ![]()
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アイシャドウ青いし、唇黒いよ……
ビジュアルバンドに傾倒してる中二かな……
黒様をヤクザ稼業に置き換えて考えたり、黒様ズを兄弟に見立てて遊ぶの好きなのですが、このビジュアル中二くんの面倒見てるのは、黒ちゃのアニキかな、と思うなど。ビジュアル系なので、たまに綺麗なお兄さん黒様たちの指導も受けていそうです(でも言うこと聞かない)
お兄ちゃんに「え、あのジョンが賭けの対象なの? いやまだ早いと思うよ、多分途中で立場逆転するよ?」と忠告されたのにちょっかい出して、案の定、ジョンが見事に闇落ちしすぎて黒様必要なくなった……みたいな印象でした。
お兄ちゃんズのアドバイスを聞かないビジュアル系中二黒様。これはこれでアリです。
(カテコの動画から切り出し~。雰囲気だけ~~)
で、その、ジョン。
なかなかよろしかったです。
お顔立ちや雰囲気が優しそうで、序盤は逆にそんなに気にならなかったのですが、途中でふと「……いや、ジョンだから闇堕ちする……よな?」と思い出し。この優しげな人がどう闇に染まっていくのか、めちゃくちゃ気になるじゃん?!とロックオン。
演技派で、きっちり闇堕ちも見せてくれて、満足したなぁ!!という記憶は残っているけど、具体的には忘れてしまったーー、くっそーーー
あ、黒より強そうになってた記憶はちょっとあるか……
(カテコ闇堕ち気味)
そして、これは確かにヨンジン演出から生まれたジョンだわ、このジョンは確実にヨンジンジョンの血筋だわ、と感じました。
私、「この作品の中で人であるのはジョンだけ。グレッチェンはジョンの良心の具現化」という解釈が大好きで、今でもそのつもりで見ているんですけど、これを言い出したの、ヨンジンさんなんですよね(確かそのはずだ)
今回の中国版は特に、その傾向が顕著だった気がします。グレとジョンがシンクロする演出が多かった気がする。あぁ、これこれ、ヨンジンさんの解釈だよねぇぇぇ、と嬉しくなるなど。
グレ単体については特にコメント無しにて失礼します(いつもそう……)
さて、これが初めての中国でのミュ鑑賞だったのですが、「歌になると中国語で字幕が出る」ということにびっっくりしました! 「字幕? え……自国語で字幕?! じ・ま・く!!!?」と三度見くらいしたw
これ、結構面白かったです。
デビルそのものを分かっているところに、漢字での字幕。そう表現するのかー、綺麗な文字面だなー、等々、同じ漢字文化圏の恩恵を存分に享受しました! この楽しみ方できるの、日本人くらいじゃないかしら……漢字って豊かだ……
そして「ガーディアンエンジェル」のタイトルが「Why me」になってて、ん??と。
守護天使、じゃないんだ。
まぁ、日本版でもサビの部分は違う歌詞にしてたけど。
一番そりゃないぜ!!と思ったのは、ラクリモーサの一番最後。
黒様のロングトーン「アーメン」で終わるところ。これは日本版でもアーメン。韓国版ではこのアーメンの言い方に黒様の個性が出てることもあり、結構な見せ場であり、聞かせどころ。
中国版「アーー!!」で終わっちゃったよ!![]()
これが初見だったので、この辺でようやく「アーメンも(ガーディアン)エンジェルもダメってことは、宗教ぽいのNGなのか」と察しました。
あと、デビルといえば凝った照明ですが。
「X」で黒様が光をもてあそんだり、ジョンがそれに倣おうとして光に逃げられたり、「REIGN of DARKNESS」で白が光を攻撃に使ったり、それを黒が跳ねのけたり……そういうのを見るのがちょっとしたお楽しみになってるんですが、中国版、そういうのはなかったと思います。そもそも、ビッッカビカなところは無かったかな……いやどこかで明滅してるところはあったか??
「上海、何ボルトだ、もしや100ボルト仲間か」と思いましたけど、ちゃんと200ボルトの国でしたw
カテコも韓国版と同じ。
じゃんけん負けたグレに恭しくマイク差し出す黒様置いときますね。
なお、客席の治安は悪かったです……。
遅刻OKなのは良識の範囲内なら構わんし、なんならスマホ見るのも小声のおしゃべりも、郷に入っては郷に従いますよ。
でも、遅刻OKなの逆手にとって、終了30~5分前くらいに結構な人が入ってきて、カテコだけ撮影していくのは……さすがに酷い……
酷かったのこの回だけだし、迷惑そうにしている現地の観客もいたので、突き抜けたオタクの所業だとは思うのですけど。大学路風に後方に遅刻席設けようよ……


























