人は100%子供時代の影響を受けている。
今日も最近のセッションからシェアさせて頂きます。
痛みや苦しみが多かった人は
本当の自分を生きられないでいる。
自分の意思や考えに沿って言動したいが、痛みや苦しみを避けようとするものになってしまう。性格や人格の問題ではない。
生き物は痛みや苦しみを避けるように出来ている。
(どうして自分は・・・)って後悔する場面は往々として
痛みゃ苦しみを避けようとしてとってしまった言動のあと。
それは本物の自分じゃない。
男性例と女性例の紹介
*分かり安くするための極まった例
男性(女性も)
・強がって自分ウソをつく。
・本当には望んでいないのに見栄を張ってしまう。
・人の目ばかり気にして真の自己を生きられない。
・どーせ何をしてもだめだからとあきらめる。
・自己卑下の気持ちが強くて本当の能力を発揮できない。
・どうせ理解してもらえないんだ!悪者上等!と開き直る。(自分で自分を傷つける行為で深い傷)
・悪いことも必要悪だなどと正当化してしまう。(自分で自分を傷つける行為で深い傷)
女性(男性も)
・意地を張って誰とでも競う
・幸せな状態づくりに躍起になる
・どうせ何をやっても駄目だからとあきらめる
・不幸の悲劇になり切ってドラマに身を投じる。
・何も悪くないと開き直る強引に生きる。(自分で自分を傷つける行為で深い傷)
・なんでも人のせいにする。(自分で自分を傷つける行為で深い傷)
どうしてこんなことになるのか?
脳内にある自分に嫌な思いをさせる記憶から自分を守ろうとして起こっている。
親からの態度の真の意味が分からず
思いあぐねた結果
「ぼくは悪い子なんだ」と解釈してしまう。子供なら当然のこと。
それが脳内の大事なところに記録されてしまっている。
それは子供時代の傷を癒すまで作動し続けてしまう。
特にハードディスクに暗号化されて書き込まれているプログラムは厄介。
強い痛みを覚えさせられたものも、その痛みに逆らうことは難しい。
*どちらも私の得意とするところなので解消したい人はご連絡くださいね。
なぜこんなことになるのか?
それは親が本物の自分を生きていなかったから。
痛みや苦しみを避けることが無意識に優先されていたから。
これは精神力や努力ではどうにもならない。
もし、精神力で対応したのなら子供は親の演技に付き合っているだけで心は置き去り。
*当時の自分を正しく理解し労われていれば癒されているので精神力ではない。ココには違いがある。
この絵では
母親は天ぷらを揚げている最中で兄の話をゆっくり聞いてやる暇がない。
見た目は兄が弱い妹を傷つけている。
母は、天ぷらに火がついては大変だから急いで正義を正す。それが仕事だから。
しかし、真実は兄は大事なおもちゃを壊された被害者。
悪者にされて痛い目にまで遭わされて立つ瀬がない。
濡れ衣をはがそうとするが母は言い訳として取り合ってくれない。
自尊心は傷つき、自己肯定感は下がる。
母親がこうした状態なのには深い理由がある
性格や人格が悪いわけではない。
ハイクオリティー育児をしてきてもらっていないだけ。
同じような状況だった時に、親や周囲の大人からゆっくり話を聞いてもらい正しい判断をしてもらってきていないから。脳にそうしたプログラムがないのでアクションを起こせない。実際に体験を重ねていれば自然とそのように振舞える。
ここでは、おもちゃを壊した妹が加害者。
だからと言って幼い子供に罰として痛い思いをさせるのは正しくはない。なぜ、そんなことが起こったのか、兄と妹に理解させる必要がある。
ハイクオリティー育児
母自身の手と
兄の手と
妹の手を比べる。
妹の手ではおもちゃを上手く扱えない、意図しておもちゃを壊している訳ではない。
そうは言ってもお兄ちゃんは大切にしていたおもちゃが壊れてショックを受けているのだから兄の気持ちを慰めてあげる必要がある。心の傷はその場その場癒す。
妹も、故意ではなかったにしろお兄ちゃんにショックを与えたことについて必要な態度をとってもらう。
お兄ちゃんにもショックと悲しみから乱暴な態度をとったことに対して必要な態度をとってもらう。
2人とも成長の段階だから、この一連は自然なことで悪いことじゃないことを知ってもらう。
このように自身を理解し、互いを許し合え仲直りできるように導く。
自己肯定感も自尊心も傷つかない。
ロークオリティー育児
見た目: 大声で怒鳴っている兄 怯えて泣いている妹
出来事: 大切なおもちゃを壊された兄 おもちゃを壊してしまった妹
見た目だけで物事を決めつけて処罰する。弁明の余地を与えない。
物事の向こうにある背景や心の内側にある真意に着目しない。
心という目に見えないものがいつも置き去りにされている
補足
子育てでイライラしてしまうママ
その大きな理由は
優しくて良いママになりたいという強い願いがあるから。
脳内プログラムに必死で抵抗しようとしているが脳内プログラムに抗えず、悔しい思い、腹立たしい思い、悲しい思いをしている。
目の前の子供と戦っている訳じゃない。
脳内の子供時代の自分と戦っている。
イヤダモンちゃんを助けてあげられるのはあなただけ、助けたいと望みアクションを起こせるのはあなただけだからね。
こうなると子育てめちゃ楽ですよ~
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お気軽にお問い合わせください。 美智子