子供は何だって分かっている | 人生好転させ屋

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毒親育って、愛されて来ていない。手間暇、お金をかけてもらっていない。その経験から「どうせ愛されない・どうせ豊かになんかなれない」という疑いや信念を持ち、夢や希望を持てない、途中であきらめてしまう。そうした負の人生を好転させるブログ

インナーチャイルドセラピーのブライトライフアカデミー
セラピストの美智子です。

 

中学生や高校生の子供達

親子関係が上手く行っていないのは

 

お母さん、お父さん、が自分自身の

・気持ちとしっかり向き合っていないから

・気持ちを偽って都合よく生きようとしているから

 

本当は、

・伴侶と上手く行っていない

・伴侶の家族と上手く行っていない

・PTAや地域の社会性の中で上手く行っていない

・仕事場に嫌な人が居る

・子供の子供のらしさがカンに障る

 

 

理由が何であれ

親が精神的な問題を抱えていて

子供側に歩み寄っていけるだけの力がない

:子供に「こっち側に歩み寄って来なさい」と要求している。

 

こは、間違っているんですよ。

仮に、子供が間違っていても

大人はまず歩み寄って行かないと

そして、子供の中で何が起こっているからそうした反応を示しているのか?

理解しょうとしないと

 

私が、正しいのだから私のいう事を聞きなさい。

これは、支配であり命令で

人が人の尊厳を尊重する関わり方ではないです。

 

自分が生んだモノ(人間)だからと居つて自分の好きにして良い訳ではない

まず大人、何十年と生きて来た経験上、この事は理解していないと

 

相手は、何があろうと子供です。

そして、親は大人です。

大人が子供に心を寄せて行くのは自然な事です。

病人に対して遠くからここまで歩いておいで、と言っているようなものです。

 

より力のある者(ココでは生きている時間の長さから来る力のようなモノ)

が歩み寄って行くのが筋です。

 

大人の多くは、それをしてもらって来ていません。

まずはその事を認めて、悔やむことでその事を消化して手放さないとなりません。

「私はそんな事をしてもらって来ていないのだから、出来るもんか!」

こんな事を言って意地になるのは明らかにおかしなことですよね?

感情的になっていますよね?

この感情は消化して排泄しないと、次から次へと対象者を傷つけて行く事になります。

 

これは明らかな事実なので、認めて受け入れるしか方法はないです。

肯定する事で初めて対策を立てるのであって

否定していたら、要は「子供に歩み寄るなんて!」

という感情を放置する事になってしまいます。

 

危険なライオンが通りを歩いているのを見て見ぬふりをするようなものです。

 

ライオンは明らかに居るので居ると認めないと

 

認めたら、次はそのライオンを適切に対処する事ですよね。

 

子供は、親の中のライオンに気付いて

一人、三人体制で対処しています。

 

これは、貴方の子供の話しではなくて

貴方が子供だつたときの話しのはずです。

 

子供時代の痛みを昔の事だからと放置していると

その間に立派な大人のライオンに成長して

新たな犠牲者を生み出してしまうです。

 

親との関係を可能な限り壊さず、でも、自分ばかりが犠牲になる事で

痛みから凶暴になってしまわないように

親を冷静に判断し、適当なバランスで自己防衛する。

 

この自己防衛は「親に歯向かう反勢力」とみなされて悪者扱いのレッテルを貼られる

レッテルは、その人の身動きを本当に抑えつけてしまうモノ

特に自分にとって大事な相手であればあるほどレッテルの威力は功をなすので厄介

 

撤回して欲しい

本当の私を見出して理解して欲しいと

願わずには居られない

 

こうした負の連鎖が続くのは

大人が、大人の責任を取っていないから

自分の中に抑圧している痛み苦しみの感情を

消化し排泄するという作業を拒んでいるから

 

これは、すなわち過去に立ち返り

過去に味わい切れていない感情を感じ切るという事

 

やり残している感情問題をやり切る事

過去の清算しきれていない感情問題を清算しきる事です。