子供時代に受けた心の痛み
それが原因で人生に傷を付けてしまう事もあります。
(大人になってから受けた心の痛みは本人に大人としての解釈能力が備わっているので、自分とって不利益な解釈をする事はそうそうありません)
何度も何度も重ねていますが
人生に傷を付けてしまったのは、その人の人間性の問題ではありません。
社会が未熟なためです。
心に痛みを受けた時が子供だったから
自分にとって不利益な解釈をしているかどうかすら判断が出来ていません。
その時の解釈を元に人間は物事を判断するように出来ています。
(子供の自分を守ってくれる存在がいなかったと言う事です。)
例えば同じように虐待にあっているのに
・Aさんはそれをバネに頑張っている
・Bさんはそれに負けて人生に傷を付けてしまった
人は
Aさんは褒め
Bさんは非難します
Bさんだって、「もう誰も信じられない」 「信じたくない」と
強い壁をつくつて自分を守るしかないんだ。と
思い込まされてしまうに至るまでに
どこかで「自分を理解してくれたり」 「慰めてくれたり」 「応援してくれたりする人」に出会いたかったはずです。
たった一つの些細な出会いが人生に大きな好影響をあたえることもあるのです。
私はその一人です。
要所、要所で私を助けてくれた人がいたから人生に傷を付けずにすんでいるだけです。
「心が辛い」 「もう苦しくてやっていけない」 「どうしたら良いの助けて」と
心をさらけ出してもいい
そうやって助けを求めることは勇気ある素晴らしい行為だ
そうした温かい社会性があったなら
Bさんだって、人生に傷を付けてしまう前に
自分を突き動かしている心の苦しみをなんとかしようと思うことが出来たはずです。
Aさんだって
心の傷をバネに頑張るような生き方はしなくて済んでいるはずです。
心の傷をバネに頑張る生き方は社会に大きな害をもたらしています。
①つらくても根性で頑張れ
②頑張っている人だっているんだ
③負けちゃいけないんだ
Aさん達はこうしたメッセージを発しているのです。
自分の本当の気持ちに嘘をつき
(痛みを否定して、苦しんでいる自分を心の底に押しやって)
本来は必要ない努力をしているのです。
人生はそんな風に力まなくてももっと気持ちよく生きられるものなのです。
まずは心の痛みを痛みとして認めて痛みを癒しましょう。
そして痛みの反動ではない生き方を選択できるようになりましょう。
Aさんにも Bさんにも 痛みのケアは大事です。
痛みのケアは恥ずかしいと言う困った概念が一日も早く無くなりますように。
そうした古臭い概念をモノともせず心のケアに挑んでいるあなた!
あなたのその勇気、その行動力は世の中に大きな好ましい風を送っています。
自分の為に頑張っているだけのつもりかも知れませんが
みなさんのその勇気がじわじわと世の中を住みよい所へと変えて行っているのですよ
AでもBでもない 新しい生き方を選択したあなた
ご自身の事を誇りに思って下さいね。
痛みに左右されない生き方をはじめている人はすでに大勢います。
あなたもその仲間入りをしてみませんか?
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