30代男性 にんにんさん 第一回目の感想 パート2
父親に対する気持ちを力を振り絞って思いっきり叫んで泣いたらすっきりしました。
そして、その後こうした優しい言葉が出てきました。
「お父さんも辛い環境にいたんだね、会社で『学歴、学歴』と言われ、昇格すらなかなか出来ず、認めてもらえず辛かったんだね」
「学歴じゃなくて実績を見ろ!って自分の気持ちをずっと言えなくて、我慢してたんだね」
「いいんだよ、家では自分の気持ち言って。お父さんが悪いんじゃないんだから」
「結局のところ会社のみんなは学歴にかかわらず父さんに頼りっぱなしじゃないか、学歴でしか給料計算できない会社が間違っているんだよ、お父さんは立派だよ、僕はお父さんを誇りに思っているよ」って。
この時も溢れてくる涙を抑えきれず鼻水を流しながらいっぱい泣きました。父に対してこうした思いを持っていた自分に驚きました。
小さな自分は、初めはおびえてました。
でも、思いっきり叫んで、泣いたらすっきりしました。
胸につかえてたものがスーッと消えて行きました。
そして、今まで抑圧してきて、自分の意思をなかなか言えなかったけど、我慢する事はないんだって思いました。自分の気持ちを素直に言う事は悪い事じゃないんだ!って思えるようになりました。
小さな自分に「今までずっと一人で我慢してきたね、もう大丈夫だよ、一人じゃないから。お兄ちゃんが一緒にいるから。お兄ちゃんが助けてあげるから」。って温かく優しく声をかけてあげました。
すると、頼れる存在が出来た安心感からか?心なしか表情が強くなっているようでした。勇気と希望。そして、本物の笑顔に無邪気な心。そうしたものをもっている感じがありました。
だからセッションの後で「何か欲しいものがあったら遠慮しないで言ってごらん」と言ったら「綿あめが食べたい」って言うから、買ってあげました。すっごい!喜んでました。
今回小さな僕(インナーチャイルド)は「認められた」って満面の笑顔でした。
いつも殴られてきて、自分を否定されてきた自分の気持ちを分ってくれてありがとうって言ってます。とても、喜んでくれています。
ずっと自分を理解して受け止めてくれる人を待っていたようです。
初めてですが、気持ちが楽になりました。
認められるって本当に必要なんだって感じました。
「認める」これはとっても必要です。
人間にとって本当に必要な事は「認める」ってことだって強く感じました。
いろんな事からすっかり臆病になっていましたが、
本来は 無邪気で、笑顔がトレードマーク。
自由に何でもやっていいんだ!っていつも心にある子。
そんな自分に改めて「今まで、気持ちを分ってあげられなくてごめんね」
「一番の味方であるはずのお兄ちゃんが無視しちゃったね、今度からは違うよ、いっつも味方」「一番の理解者だから。ほしいものは何でも買ってあげるから」。といってあげました。
また、もし、お兄ちゃんが困っていたら助けてね?って言いました。
リトルは本当に助けてくれてます。
今回出会った自分は『初めて出来た自分の赤ちゃんみたいな感じです』。大事にしていきたいし、一番の理解者になりたいです。
「これが無償の愛って事かな?」って実感しました。
つづく
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この後、セッションの前と後で変化しているところなどを
色々と教えてくれています。
その変化に彼自身、喜び驚いているような?そんな報告です。
にんにんさんのそうした喜びも皆さんと一緒にシェアーさせて頂きたいです。
そして、この記事を読んでくれている皆様に
にんにんさんからメッセージも頂いています。
彼自身 ゴールへ向けてプロセスの途中なのに
こうして皆さんにメッセージを伝えたいというのは
まだ一回目だというのに『何が必要なのか』ということに気づいたからでは?と思います。
それは私も同じです。
傷ついたままの状態で生きていくのとは違う。
そのことを一人でもたくさんの人に知ってもらい。
本当の自分を生きる。そうした生き方をして欲しい。
このモニタードキュメントはそんな気持ちからはじめさせて頂いています。
皆さんの心に何か少しでも届くものがあれば
私達はとても光栄です。