今日の記事は 『我が子に殺意をいだく時』 の記事に対して頂いたコメントの紹介です。
・多くのお母さんが幼児虐待などのニュースを観た時に感じているだろう事
・まるでお母さんの『心の声』のような言葉
・きっと、多くの母親が『思ってはいてもなかなか声に出せないでいる気持ち』
そうしたリアルな言葉をコメントとして頂いて…
一人でも多くのお母さんとシェァーが出来たらと、思い切ってコメントを残して下さったtoyo様
に「コメントを記事として紹介させて頂いて良いですか?」と問い合わせたら
少しでも力になれるならばこんなに嬉しいことはありません。
本当に苦しんでいるおかあさんは多いと思います。
自分がそうだったから、すごく感じます。
と、心強い御返事を下さいました。
toyo様自身「苦しんでるお母さんの力になりたい、とおやこヨガの資格をとりました」という方で、このコメントからその思いは本物だと伝わってきます。
前置きはこのくらいにして、コメントを紹介させて頂きます。
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こんばんは。初コメントです。
勉強になるブログで素敵ですね≧(´▽`)≦
さて殺意ですが・・・。
共感しました。
しかし、人って『何事も経験しないとその人の気持ちがわからない』と子育てをして特に感じました。
子供への虐待、ひどい場合は死にいたるニュースがよく流れています。
独身の頃は、なんてひどい母親だと思いました。
しかし、人ってほんとうに同じ経験をしないと分からないです。
私も母親になってわかりました。
虐待してしまう親を責めないでほしい、と思ってしまいます。
その親もとても苦しんでいると思います。
虐待するか否かは、本当に本当に・・・紙一重だと痛感しています。
なにもわからない人が責めないでほしい、とニュースを見てて感じます。解決ではなくて、攻めなんです。解決方法をいっている人を見たことがありません。
苦しんでいる親がとても多いと思います。
人のことは言えませんが、、、、。
ブログを読んでて、その先のことが書いてあると、、、感じました。
勉強になりました。
ありがとうございます。
長々と失礼しました。
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『虐待してしまう親を責めないでほしい』と思ってしまいます。
その親もとても苦しんでいると思います。
なにもわからない人が責めないでほしい、とニュースを見てて感じます。
解決ではなくて、攻めなんです。
解決方法をいっている人を見たことがありません。
↑私もtoyoさんのこの意見に同感です。
①なぜ?どうして?そうしたことになるのか?の説明
②じゃあ、どうしたらいいんだろう?の解説を
お願いだからして、頼むからしてあげて
責められたら助けを求められなくなるでしょ!?
だから止めてーーーって、いっつも思う。
責めたり、不愉快だという感情の表現は何の解決にもつながらない
なぜなら
その人は『悪意』からそうしているわけではないから。
単なる『心の栄養不足』と『情報不足』から、そうなっているだけだから。
なので責めている人は『その人の悪意』ではなく
その人の『心の栄養不足や情報不足』を責めている事になる。
そうしたモノは責められて満たされるものではない。
不足している栄養や情報は不足分を補えて初めて満たされ解決につながる。
みんな①と②を知りたがっているはずです。
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①なぜ?どうして?そうしたことになるのか?
子供もちゃんと自分の意思を持っている。それを尊重せず親の意思を一方的に押し付けると、子供といえども一人の人間なので、人間としての自分を尊重して欲しいと能動的になる。
その結果、親子なので遠慮がないから大きな衝突になることがある。この時、互いが互いに憎しみや殺意を抱く事に繋がる事もある。
経験豊富な大人から見たら子供の考えは幼稚でつまらないものだったりするんだけど…本人は初体験で真剣そのもの、だから自分の発案や考えを試してみたい。自分の生きたいように生きてみたい。
それを否定される=自分を否定されたと同じ。自分を否定=愛されてはいないと同じ。その痛みから子供は「撤回しろ」「愛してないなんて言うな」と暴れる事がしばしば。。。。それを親は翻訳しきれなくて「この暴れん坊」と叱る。子供は自尊心が欠如する。
親は過去に経験済みだからどうなるか大体の予想はつくけど…子供は知らなくて当然だし、人生はとにかく経験の積み重ねなので経験することが大事♪だから、どうなるか想像がついても経験させてあげて下さい。それで学んで行くのだから♪
それでは将来が大変だ…悪いのは…それでは生きていけないような社会をつくってしまった私達で子供ではありません。ココは間違えないで欲しいところです。
それに、想像ができる年齢になったら…強制や実体験をさせるまでもなく、「こうして、こうしたら、どうなると思う?」と結末を想像させてあげて選択させてあげれば良いと思う。子供は決してバカじゃない。人間は誰でも常に幸せになりたいという気持ちを持っている、たとえ子供でも。
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ところが
・親自身が子供の時に、『自分の意思を尊重されてきていなかったり』すると、子供の意思に従うと「どんな事になってしまうんだろう?」と、そうさせることに不安があったりして、それをさせてあげられなかったり
・自分だって子供の時は我慢した。だから…『子供は我慢するもの』という思い込みがあったり
・私だって子供の時は我慢して親のいう子を聞いてきたんだから…「あなただって我慢して親の言うことに従いなさい」と強制したくなったり
・また、精神的や体力的、今だと経済的にゆとりが無い事で子供の意思を尊重してあげられるゆとりを持てなかったり
そうした時、子供が賢くて強い子だったりすると…親はカチンと来る事が多くなる。
そこで『子供の中の尊さを信じられる自分になれるようになりたい♪』と願うようにしてみて下さいね♪
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②じゃあ、どうしたらいいんだろう?
親にだって子供だった時があります。
子供だった時の様々な心の傷や親子間での葛藤、様々な未解決の感情問題(死別や失敗、挫折等)を解決したり、子供の時点で満たされておきたかった様々な心の栄養(抱っこされることや気持ちを受け止めてもらうこと)を何歳になっていても手遅れではないので、満たしていくこと♪これにはプロ(セラピストやカウンセラー)の助けが必要だと思います。
これが出来て初めて子供の意思を快適に受け止めてあげられる親になれます♪
子供と衝突しなくなる♪
子育てが楽になる♪
子育てが楽しくなる♪
問題は親(あなた)が子供だった時『どのように育ってきたか』にあるのです。それはあなたの親のせいでも、当時の子供だったあなたのせいでもありません。 『子供時代がいかに大切か?』を人類全体が知らなさすぎたせいです。
子供らしさを歓迎してあげられる成熟した社会になると良いですよね。
プロのサポートを得る事は恥ずかしい事ではありません。
お近くのセラピストやカウンセラーを探して是非協力してもらって下さい。