旅程については平澤さんに任せていたので、僕らは直前にスケジュールを知るという感じでした。
当日の朝から“ヴィンテージウィーク”が開催されている西海岸のMontereyに向けてクルマ3台で移動するということでした。
距離にして約700㎞!
福岡から大阪に向かう感じですね。
それをこのクラシックカーで敢行するというのが、なかなか刺激的でした(笑)
最初は快調にフリーウェイを走っていたのですが、ポモナから200㎞ぐらい走ったところで、運転している河内が
「アクセルが反応しません」
とボソっとつぶやき、路肩に緊急停止しました。
最高のロケーションで故障ストップ(笑)
こんなとき2002などはエンジンルームを開けるとそれなりに構造がシンプルで、原因を究明することができたりします。
アクセルで動くスロットルを伝達する箇所のボルトが折れてアクセルが効かない状態になっていました。
ベンさんはあまり動揺することなく、故障個所を直すのに、すぐに工具を出して作業にあたってくれました。
「タイラップは探したらありませんかね?」
と無理難題を言っていたのですが、本当に奇跡的に平澤さんが路肩に落ちていた未使用のタイラップを偶然見つけて、それを取り付けることで、クルマが復活しました。
警察官出身の平澤さんの指差し
僕はいまだかつて道路にタイラップが落ちているのを拾ったことはないのですが、絶体絶命のこのタイミングで道端に落ちていたというのは本当に驚きでした。
タイラップを使って応急措置したら、なんとか復活しました。
そうこうしているうちに3時間は足止めになっていたので、先を急ぎます。
途中でパーツショップに寄って、さらに必要なパーツを調達して、途中のサービスエリアで遅めの夕食。
ステーキハウスでガッツリとアメリカらしいディナーを楽しみました。
夜になるとめちゃくちゃ寒くて、日差しが照りつけるロサンゼルスとのギャップに驚きました。
まだまだ到着地までは距離もあったので、快調に走っていたつもりが、またもや2002のアクセルが反応しなくなってしまいました。
ちょうどフリーウェイのSanta Barbaraという標識のところで深夜にストップ。
街灯もない真っ暗なアメリカのフリーウェイでクラシックカーで止まるというのはちょっとしたインパクトがあります(笑)
今回はさすがに真っ暗だし応急措置は不可能とみて、レッカーサービスを呼ぶことにしました。
到着まで2時間近くを要すということでしたが、仕方ありません。
当日、レッカーでホテルに到着したのは、朝の4時ぐらいだったかと思います。
翌日は7時から移動が決まっていたので、なかなかのハードさでした。
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