フェラーリでもランボルギーニでもないこの英国製のスーパーカーには独特の存在感があります。

 

アストンマーチンといえば映画007のジェームスボンドの車としても認知度が高いと思います。

 

 

このクルマと映画の関係性って切っても切り切れないところがありますよね。

 

アストンマーチンは古くはショーンコネリーがハンドルを握るDB5から始まり、ヴァンキッシュなども登場しました。

どれも、映画のシーンでは最高の輝きを放っており、憧れの存在として世界中にファンがいます。

 

 

このラピードは比較的、歴史が浅い4枚ドアのクーペになります。

 

現実問題としてかっこいいクーペが欲しいけど、何台もクルマを所有することもできないので、リアシートがあるモデルがあれば買うのだけど・・・という内なる声にメーカーが応えてくれてデビューした車がラピードです。

 


世界一美しいセダンという言葉に相応しい流麗なボディライン

 

一応、1960年代にアストンマーチンが手掛けたラゴンダ・ラピードという車があり、そのリバイバルという話もありますが。


 

アストンのVHプラットフォームを拡大して、リアドアと後席2座を増設し、エンジンはヴァンキッシュSやヴァンテージにも使われる自然吸気6リッターV12“AM29”ユニット。ZF製8段ATをリアに置くトランスアクスルの後輪駆動であることも他のアストンと同じ形式となり、本格的なアストンマーチンであることは、こういった出生からもわかります。

 

ストレッチされたアルミフレームのボディーは、全長5019mm、全幅1929mm。テールゲートを開けると、後席うしろには荷室らしい荷室もあります。

もっとも荷物が積めるアストンであることは間違いありません。

 

ほぼ前後バランスが50対50で作られているスポーツカーであり、4ドアであることと流麗なボディスタイルを確保するためにもボディサイズは5mを少し超えるサイズ感になり、アルミボディを採用することでスポーツ性を確保している感じですね。

 

それでも2トンに到達する車重なわけですが、6リッターのV12気筒エンジンを搭載し、560馬力のパワーで重さをもろともしない走りを見せてくれます。

ボディのスタイリングは誰が何と言おうとかっこいいの一言です。

このラピードでホテルに乗り付けでもしたら、それはもう注目の的になります。

それも、フェラーリやランボルギーニにはない英国紳士が駆るアストンマーチンには独特のオーラが伴います。

 

“世界一美しい4ドア”と呼ばれるなめらかなボディラインを損なうことなく4枚のドアがあることに多くの人は驚きます。

それほど、デザインという面でも妥協をしていないのがラピードなのだと感じます。

ボディの大きさはスポーツ走行においてはマイナスかもしれませんが、街中ではそのサイズがオーラとなって存在感を主張します。

 

ドアを開けてみると、斜め上に開く独特のドアの開き方をします。

このドアはスワンウイングドアと呼ばれており、ガルウイングのように開いたときに個性を感じさせてくれますね。

 

 

ドアの開き方だけでも驚きますが、インテリアは上質な革の内装がいかにも上品で、かつ、リアシートも独立してフロントシートと同じように並んでおり、スポーツカーとしての佇まいも兼ね備えています。

 

このラピードSはライトブルーの外装に内装は白と濃いブルーのコンビシートをになっており、丁寧に施されたステッチが満足感を高めてくれます。

 

サハラタンの革内装もほれぼれします。

前席ドアシルのアルミプレートに“Hand Built in England”と刻まれているとおり、室内は手づくりの“気”にあふれています。

 

計器類はアルミ製で330km/hまでの速度計も、逆時計回りに9000rpmまで表示された回転計も質感の高さを感じさせてくれます。

 

調度品の一部のようなクリスタルの輝きを放つキーをアストンマーチンのロゴに合わせて押し込むと、エンジンが始動するわけですが、このギミックの功名さにも感動しますが、一気に12気筒のエグゾーストが、これがスーパーカーであったことを否が応でも感じせてくれます。

 

 

街乗りではあくまで優雅にセダンとしての顔をのぞかせて涼しい顔で走らせるわけですが、少し道が空いてきてスロットルをちょっと踏み込むだけで“クォーン”というサウンドが鳴り響き、あっというまにスピードメーターが跳ね上がっていきます。

 

ハンドリングはクーペスタイルのDB11と比較して大きな違いはなく、シャープな乗り味はセダンであることを間違いなく忘れてしまいます。

 

刺激的な体験こそがスーパーカーに乗る魅力ともいえるわけですが、それを4人で共有できるといういままでになかった選択肢がこのラピードにはあります。

 

もうこのモデルは生産終了となっており、唯一無二の存在感はさらに際立ってきますね。

 

エアロや社外マフラーなどのアフターパーツもほとんど存在せず、ノーマルで乗るのがアストンの乗り方であり、そんなアストンマーチンというメーカーやブランドを味わうのに出す金額としては、かなりのバーゲンプライスと思ってしまうのは私だけでしょうか。

 

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