ロードサイドにプライスボードを掲げて販売するスタイルは日本の中古車販売店のスタンダードでした。


通りがかりの販売店に並べてあるプライスボードを見てUターンして見に行ったという経験をされた方も少なくないと思います。



弊社もいまのショールームに移転して約2年になろうとしていますが、移転するときに県道沿いであることから、同業の販売店の社長からは、


「並べといたらサクっと売れることもあるよ」


と声をかけていただきましたが、売上は3割以上伸びましたが、その内訳の中でのロードサイドの飛び込み客の割合はおそらく5%以下という結果でした。


もう、昭和→平成で成り立っていた店頭販売はいよいよ終焉を迎えつつあることを現場で体感しています。


「いろいろ見せてください」


といって在庫車をいろいろ見るお客様はデパートで回遊しているお客さんが意外と紙袋を持っていないのと同じ理屈で即決されることはほぼありません。



そのときに良いと思っても、帰ってから、もしくは帰るときの車内にスマホでいろいろ調べてみると、迷わせる要素が情報として入ってくるわけです。


スマホが使えない人でも息子さんや知り合いのクルマ好きみたいな人に相談すると、ネガティブな情報などを植え付けられてテンションが下がるといった図式ができてしまいがちです。


これだけ情報が多い時代ですから、“テンション”や“人柄営業”は通用しなくなってきてると言えるでしょう。


むかしはネットでクルマが売れるみたいなのが違和感ありましたが、今後は店頭販売そのものが淘汰されてくると思います。


まだ都市圏ではない地域だと正月に中古車販売店の初売りフェアみたいなCMがありますが、それも数年後にはなくなっていくのだろうと思います。



流通の変化はどの業界にも共通した課題ですが、上手く乗りこなしていくことでチャンスにもなります。


過去の歴史を遡っても過渡期には大きなチャンスを掴んだ人が成功していたりします。


いまはまだ中古車販売店っぽいお店づくりをしているCar Concent Costですが、もうぼちぼちお店づくりそのものも大きく変えるかも知れません。


もはや販売店というよりはメディアに近いような立ち位置になってくるかも知れません。



自動車業界は流通の変化に加えてEVにシフトしていくという劇的な変化の波も押し寄せていますので、激変する業界の中での生き残りをかけて熾烈な戦いが今後繰り広げられると思います。



常に新しい挑戦と柔軟に時代に沿っていける姿勢をもってビジネスに取り組んでいきたいと思いますね。


Car Concent Costオフィシャルサイト

http://www.carconcentcost.co.jp