商品名金額
KENT6 × 31,260
トレジャラー・ラグジュアリー・ブラック1,000
ホープ・ドライゴールド230
ピカユーン3,400
かがやき4,500
ソラーニ・エイジドバーレーフレーク1,900
KENT S 1 × 41,640
キス・ストロベリー410
ブライト・ワン370
ジョーカー・カオス500
※ 合 計 ※15,630


といった次第とあいなりましたデ。

今月度新たにお目見えした銘柄(実際に吸うてみたという意味です)は、『トレジャラー・ラグジュアリー・ブラック』『ジョーカー・カオス』ですが、とてもやないけれども、深く感銘を受けたとはゆえまへんワ。

従いまして、今月度の『ベスト・インプレッション煙草』は、該当ナシちゅことになります。残念ながら。

さて。

『ジョーカー・カオス』なんですけど、これは、いわゆる『リトルシガー』とちゃいますワ。

『リトルシガー』のカテゴリーに属する煙草は、大別して二種類あることに、最近気づきましたのや。

それはね、フレーバーの仕込みかたの違いなんです。

1.フィルターに仕込む。
2.葉っぱそのもの、もしくは巻紙(シートラッパー)に仕込む。

本場メリケン製のリトルシガーは前者で、キースシリーズや、今回のジョーカーなどは後者でございまして、いったいどこがちゃうんやちゅうと、フィルターに仕込んだ場合は味、葉っぱまたは巻紙に仕込んだ場合はカザに影響するワケです。

だらだら面倒なので、それぞれフィルター系、葉っぱ系と表記させてもらいますが、フィルター系はひたに直接フレーバーの甘みやみながきますが、葉っぱ系は味はあんまししやへんかわりに、髪の毛ェや服にカザがしゅみこんで、『猟奇・メイプルシロップおとこ』に変身でけるワケや。

で。

やっぱしフィルター系が、リトルシガーの保守本流や思うんですナ。

本場メリケン銘柄のありようを尊重するなればね。

ただし、どっちゃがええかは、それぞれ個人の好みにうだねられるのです。

煙草には関係ないハナシしてもよろしいやろか。

「最近、更新間隔があき気味のとこへさして、煙草以外の話題を展開したらおまはん、訪問者数減るデ。ここんとこ、めっこし順位が落ちとうやろ」

別にええけどねそんなん。

さて。

ワタイもあんた五十の声を聞いたころより、年齢相応に時代小説が好きになってまいりましてナ。

それまで、イッセツ興味なかったんですけどね。

中でも、風野真知雄しぇんしぇと、佐伯泰英しぇんしぇがお気に入りで、かつそれぞれ『妻はくノ一』シリーズと『吉原裏同心』シリーズのフワンなんです。

かなり限定されてますナ。

いずれのさくしんも、アプローチは違えど、男の夢を上手に具現化してまして、愛好者が多いんもうなずけます。

『妻はくノ一』 … 腕っ節は弱いわ、かなりヲタッキーやわちゅう難儀な野郎のくせこいて、チョー強い美形くノ一織江と、松浦静山の娘静湖姫に惚れられる。

『吉原裏同心』 … 剣の達人で、才色兼備の姉さん女房汀女と、新吉原遊女三千人の頂点に立つ薄墨太夫に惚れられる。

『妻はくノ一』はすでにテレビドラマ化されておりますし、『吉原裏同心』も、今月からドラマが始まりましたナ。

時代劇が滅びかけとうご時勢に、嬉しいことです。

『妻はくノ一』はなかなか素晴らしいドラマでしたデ。

市川染五郎演ずる雙星彦馬は、原作をはるかに凌駕する頼んなさやし、織江役の瀧本美織はんも、演技が達者で感心しましたし、最終章から登場の静湖姫も、まちょっと原作とはイメージは違いますが(演じたのはハーフのしとやデ、ハーフ)、マイコはんの、凛としてしゅっとした中にも、コミカルさがめえかくれする演技が好ましかったし。

しかしながら、やっぱ最高やったのは、松浦静山を演ずる田中泯はんや。

こんな役者初めて見たワイ思うてましたら、本職は舞踏家らしゅおますナ。しかも、土方巽に師事した暗黒舞踏のしとなんやテ。

道理で、立ち居振る舞いや体の捌き方が、ただモンやないはずですワ。

あー面白かった。

で、今月二十六日から始まった『吉原裏同心』なんでっけどね。

……

なんで、神守幹次郎役が、小出恵介はんなん?

小出恵介はんちゅうたらあんた、かの名作ドラマ『JIN-仁』で、咲さんの頼んないことこの上ない兄貴、恭太郎役やってたしとやデ。

もうちょっとまとまなキャスト、でけへんかったんかい?

頼んまっしぇホンマ。

けど、来週も視よっと。

俺たちゃ喫煙人間なのさ

しとに絶対見せられぬ

煙突のような歯ぁのうら

「はやく喫煙所にいきたぁい」

くさいにおいを 撒き散らせ―

「パイプ!」「葉巻!」「シガレット!」

喫煙人間

(出典『妖怪人間ベム』)


ちゅうことで、嬉しいこっちゃないかあい。

ついに発売・ちゅうか復刻されましたナ。


ジョーカー

『ジョーカー・カオス』

ジェーテー製。12サンチロングサイズ、二十本入り。五百円です。

1978年から2001年まで発売されておりましたる伝説のおされ銘柄、『ジョーカー』の復刻版ですナ。

ワタイも若かりしおり、カッコつけて吸うてましたワ。

ちょっとも味なんぞ分からへんくせこいてね。

なあんし、リトルシガーやよって、普通のシガレットとおんなし吸いようしたかて、きっついだけなんや。

しかしながら今のワタイは、昔のワタイと、しと味ちゃうさかいナ。

ただし、メリケン製リトルシガーをそれなりにいっとるさかい、ひたが肥えとうよって、

「なんじゃい、この程度の味か。たいしたことあらへんが」

と、がっかりする可能性もあるナ。

おおいにある。



せいちょぉーしてぇー。

(出典:レインボーマン)

ちゅうことでございまして、もったいつけてもしゃあないので、煙草特別予算にて購入した最後の銘柄をご紹介してまおかしら思うのです。

これですけどね。

かがやき1

「なんやこれ、へその緒入れる箱か」

ちゃいます。

ちょっと煙草のハナシからはずれまんにゃけど、ワタイの場合、実家が神戸市長田区におましてからに、阪神淡路大震災でつぶれてまいましてナ。

そのおり、おかんがワタイのへその緒持ち出してくれたかどうか定かやおまへんの。

どこいったんかナア。ワタイのへその緒。

通常へその緒て、桐の箱に入れておいときまっしゃろ。あれ、本人が死んでもたらどうするんやろ。

棺桶にほりこんで、一緒に燃やかすんやろか。

どっちゃにせよ、なんのために保管するんかよう分からんし。

ま。そないなことはどうでもよろし。

実はみなさんを当惑させるため、あえてラベルを外して撮影したのがせんの写真でナ。

正体はこれなのや。

かがやき2

『かがやき』

浅草柘製作所企画、独逸帝国製造。百グラム入り、四千五百円です。

蓋を開けたようすがこれです。

かがやき3


「美味しそうながナ」

さあて。それはどうかナ。

パッケージの豪華さに騙されたらあかんデ。

われながら、ようこんなん買うたと感心してまんねん。

しゃあかて、バクチやんこんなん。

値段的には、ラットレーのラインナップとおんなしなので、そのへんがバクチやちゅうとうワケやおまへん。

バクチなのはその葉組なんです。

なあんとあんた、インドマイソール地方で産出する、ブライトバージニア単葉の煙草なのや。

そんなん普通ありえへんやろ。パイプ煙草としちゃあ。

ミクスチャーとも呼べんシロモノなワケであって、ゆやあ、『パイプ用の刻み』やねんし。

葉っぱをそのまま巻いとうプレミアムシガーにしてからが、フィラーとバインダーとラッパーで微妙に種類が違うヤツを使うとうさかいね。

すなわちこの『かがやき』は、めちゃめちゃ美味しいか、箸にも棒にもかからんシケた味か、どっちかにしか転ばんちゅう意味で、バクチなワケや。

製造が独逸帝国ちゅうことで、カタログには明記してないようですが、おそらく委託生産の雄、コールハスがこしらえてはる思うので、それなりにええ味だしとうやろと推測されますが、単葉ちゅうのがかなり危険やワ。

すけのうても、いろんな葉っぱが混ざりおうて産まれるコクとか深みは期待でけへんやろ。

もし不味かったらあんた、百グラムもありますよってからに、そらあ地獄の日々やデ。

うふふ。

笑うとうバヤイと違うナ。
先月調達してまいりました、『グロッギー・ブルーダイキリ』をいてみたワケや。

ブルーダイキリ中身

まああんた、開けるやいなや、アズスーンナズ、例のカザが、ワタイのあんた、既に白く脱色してもた鼻毛が群生する鼻腔へさして、つぅーんとカザってきましたデ。

一瞬、確かにどっかで嗅いだことあるカザやけども、なんのカザか分からんかったのです。

しかしながら、せんだって『グロッギー・ストレートラム』を開けたおりに、まったくおんなしこと感じた記憶が蘇ってまいりましてからに、そのカザの正体にも思い至りましたの。

そうです。

リーゾナボォーなファミリー焼き肉店で、勘定してもろたあとに、ほんの気持ちとしてくれるヘッテ製チューインゴムのカザなんでっせ。

詳しくはこの記事を読んでみよし。

はっきり申し上げまひょ。

『グロッギー・ストレートラム』の味と、どこがどうちゃうのか、さっぱ分かりまへん。

もともと似たよな味であるのに加えまして、ストレートラムをいたのが去年の九月やさかいね。

覚えてへんワ、そないな昔のこと。

ただ、「あ。これは確かに酒精でしめてけつかるな」と感心する度合いは、ストレートラムのほうが上かしれまへん。

その分、ブルーダイキリのほうが、甘味が強い気もするデ。

いずれにせよあんた、何本も吸うと飽きがくるのは、どっちもいっしょです。

気分転換にしとふくろだけ購入して、喫煙仲間とワケワケするのが吉でっしゃろナ。