大向こうの評価っちゅうのは、大事にせなあかんちゅうことをね、ひしひし感じましたワ。

昨日の日誌でご紹介した『ブルーノート』ですけれども、買うてきたその日に開缶して、いただいてみたワケです。

まず、開缶直後のようすをご覧いただきまひょ。

ブルーノート中身

ま。これちゅうてビッツラするほどでもない、ちぃとばかしラフめのリボンカットですが、やっぱカザがナ。

甘酸っぱいヨーグルトのカザが、むわわんときまして、つまんだ指にもあんた、甘酸っぱいヨーグルトのカザが付着して往生します。

ところが、実際にいただいてみますと、評判になっとうほどの甘みは感じません。

どっちかちゅうと、酸味のほうがつおいですナ。

ま。パイプの大小とか、吸いようとかで、味が違うてくるんですけどナ。

ただし、これだけは、はっきし言うとかんといけまへん。

けっして、がっかりしたワケやおまへんの。

ベタベタと甘いより、ほのかに甘ずっぱいほうが、百倍ええワ。

ワタイにとってみりゃあ。

だいたいベタベタ甘いのは、ひとすい目こそ「おぉ!」と、驚愕なり感動なりしますが、じきに飽きるさかいね。

とまあ、ここまでは、評判どおり美味しい煙草にゃ相違ないワケですが、しとつ問題になってくるのが、バーレーの辛味なんですナ。

なにやら全体的に、焼きすぎて焦げたクッキーみたいな味でして、過燃焼させると、辛味がどどんと前面にでてきてまいます。

ワタイが、アロマもん、スイートもん(面倒なんで、今後『アロスイ』と略す)をあんまし好まんのは、このバーレー葉との闘いが、敵わんからなんです。

バーレー葉ちゅうのは、他種に比べまして、フレーバーの浸透性が段違い平行棒なので、アロスイ銘柄には欠かせんのですが、本来の特徴が辛くてキック力抜群なやんちゃ者なんです。

このやんちゃなバーレー葉をどうなだめすかすかがアロスイのキモでございまして、ポーチ系安物アロスイ銘柄は、製造者がその努力を放棄してしもとうように思えるので、好かんのや。

なあんし、出自が『トーベンダンスク』やさかいね。

トーベンダンスクと聞いて思い出すのが『No13カプチーノ』ですが、テキゃ、美味しいけれども、バーレーの辛味がハンパなかったモン。

『激辛バーレー』は、トーベンダンスクのお家芸かいナ? ん? ん?

ただしこの、『ブルーノート』のバーレーは、なだめてすかして吸い続けておりますと、なにやらじょうしんな、ヒノキの味と香りがしてまいりますの。

ヒノキを燃やかして、ケブリを吸い込んだことおまへんが、なんとなく分かりまっしゃろ。あの独特なカザ。

いやぁね。かかる味のバーレーなんぞ、初めて体験しましたぞ。

ちゅうことで、ワタイも大向こうにならいまして、この『ブルーノート』をば、高く評価させていただく次第なんです。

どっとはらい。

煙草が甘い!

野分十一号は関西上陸、十三号も虎視眈々と北海道あたりを窺っている昨今ですが、いかがお過ごしでございますか。

と、呑気に、時候の挨拶をぶちかましている場合ではありません。

本日はすでに八月十日。

すっかり『愛煙日誌』ではなく、『愛煙旬報』に成り下がってしまいました。

え?

なんですって?

「いつもの、下品極まりない関西弁はどうしたのだ」

それはそうでございましょう。

十日間も更新を滞らせておいて、あのように能天気な、とらまえかたによっては、世間を舐めきった文体で記事を書けるものか書けないものか、お考えになってくださいまし。

従いまして、本日の記事は、関西弁抜きでやってみる所存なのです。

さて。

先月の中ごろに開缶した『スリーナンズ』ですが、あれよあれよという間になくなってしまいました。

またぞろ、『GLピース・バーバリーコースト』だけになりましたので(それもあと残すところ少しです。どうしようか。またおかわりをメリケンに注文したいのですが、予算が捻出できませんぞ)、一銘柄だけでは寂しいということで、新しいやつの開缶を決意したところで、ストックを見てゲンナリしてしまったのです。

・マクレ・フロッグモートン
・ソラーニ・エイジドバーレーフレーク
・かがやき


フロッグモートンは分類上ラタキアものですので、まず候補から外すとして、残り二銘柄のストイックさたるや、ハンパないものがあります。

最近灰にしてきたラインナップといえば、以下のとおりでございまして、

・アッシュトン・オールドロンドン
・サミュエルガーウィズ・ブラッケンフレーク
・ダンヒル・ナイトキャップ
・スリーナンズ

いかがかこの、大英帝国テームズリバーにたちこめる朝霧のようなモノトーンっぷり。

スイート系、アロマ系を評価していない私じゃとて、さすがに、次のように思ったのでございました。

「たまには、甘いやつが吸いたいナ」

ということで、ストック銘柄はもうしばらくストックに甘んじておいてもらうこととし、かかる銘柄を緊急調達してきたのです。

ブルーノート

『ブルーノート』

独逸帝国製。五十グラム入り、一千九百円。

どうせなら、世界一スゥイーティーとの呼び声高い銘柄にしてみようと思いまして。はい。

ところで、よく見ると(見なくても)、缶の表に堂々と、墨痕鮮やかに『トーベーンダンスク』と書いてあります。

はて。これは『ダンタバコ』製ではなかったか。

ヨーロッパのパイプ煙草は、ぶっつぶれてしまった会社のブランドを引き継いで別のところが出していたり、現存しているメーカーでも、合理化のため、よそに製造委託していたりして、気に入っている銘柄は、結局ぜえんぶコールハス製だったという、まあ。藤四郎にはよく分からん世界なんですなあ。

商品名金額
ラーク・ロイヤルブレンド1 × 52,100
スモーキンジョー・フルフレーバー480
セブンスター1460
KENT S 1 × 2820
KENT TASTE+ 10410
KENT TASTE+ 6410
KENT TASTE+ 8 × 2820
※ 合 計 ※5,500


ご覧のとおり、先日予告させてもらいましたとおり今月度は、悪夢の煙草大増税以降初めて、シガレット以外煙草を買わなんだちゅう結果になり果ててしまいました。

なんちゅこっちゃろね。

これで、喫煙極道を名乗ろっちゅう料簡なんやさかい、困りモンですワ。

ただし、『今月度のベスト・インプレッション煙草』は、しっかり決定させてもらうのです。

なあんし、五月、六月と二か月連続でベスト・インプレッション煙草を決定してないので、ボチボチぶちかましとかんとあかんやろ思いましてナ。

当然のことながら、『スリーナンズ』ちゅうことになりますワ。

『スリーナンズ』をいただいておりますと、ある銘柄を思い出しまんの。

『スリーナンズ』を美味しゅういただくしけつは、とにかく加湿でしてナ。

乾いてしまうと、口ン中ヒーヒーゆわさんなんほどキツうなりますが、適宜しべりけを加えましたるなれば、ヴァージニアの甘さとピリピリした刺激がほどよく融合いたしまして、非常に趣深い味になりまんのや。

これ、どこぞで聞いたハナシでっしゃろ。

そうです。

今は亡き伝説の生姜板煙草、『マニトウ・ヴァージニアゴールド通称マニトウ・ゴールデンシャグ』ですナ。

テキはシャグでこっちはパイプ煙草。

また、ブレンドされとう葉っぱの組み合わせも違うんですが、ま。似とうもんはしゃあないワ。

『ま。似とう』やデ。『マニトウ』のてんごなんや。かなり秀逸やろ。


Oh Sweet Sweet Virginia

追いかけてみるよどこまでも

エブリデイ 寄り道しちゃいながら

Oh Bitter Bitter Barley

試行錯誤 マイスタイル

ちょーハッピー ☆ スモーキン♪

(出典:『Sweet Answer』 By すイエんサーガールズ)


ちゅうことでございまして、えーっと、今日はもう29日でっしゃろ。

ということはですナ、ついに、あれがこうなってまう可能性が高うなってきましたデ。

『あれがこうなってまう』ちゅうたかて、なんのこっちゃ分からんやろ。

とらとや。

もったいつけんと、ぴゅーとゆうてしまいますと、今月度というモンはですナ、

『悪夢の煙草大増税以降初めて、シガレットしか購入せなんだ、ワタイの喫煙極道史上に燦然と輝く不名誉な月』

ちゅうことになりそうなんです。

しけとんのう。とほほ。

せんだっても、

「ううーむ。なにかひとおつだけでも、シガレット以外の銘柄買わなアカン」

と焦りつつ、こんなん買うてきてしもたさかいね。

KENT t+8

『KENT テイストプラス8』

メリケン製、キングサイズ二十本入り。

T8mg、N0.8mgちゅうスペックです。

なかなかいけましたでっせ。

ところでこのテイストプラスシリーズですけど、6ミリ、8ミリ、10ミリと、非常に近しいTN値のラインナップになっとりましてからに、全部吸うてみたけれども、いまいち味の違いがナア。

ワタイらみたいな喫煙極道でも味の違いがよう分からんのやさかい、一般シガレットスモーカーなら、さらに違いが分からん思いますけどね。

どういったコンセプトなんやろかしら。




『白いベストセラー』、実装者です。

いやあほんま。更新が滞ってばっかしであんた、ご迷惑、ご心配をおかけしとります。

ワタイはこのとおり、とりあえず元気でっせ。

一念発起して、かれこれあんた、三年ぶりに再会した出版企画立案作業でっけど、ご想像のとおり、亀の歩みでございましてからに、ちょっとも劇的展開は見えまへん。

ちくせう!

ちゅやっちゃナ。

どうもね、こなして歳を重ねてまいりますと、いのきかたが鈍うなってしょうおまへん。

一時のいっきょいちゅうヤツが微塵もおまへんワ。

調子に乗ってたおりなんぞ、一年間で四冊も本出したからね。

むちゃくちゃですけどね。

そんなことするから、おのおののしんしつが低うなってからにあんた、モノカキとして大成でけへなんだんや!

ちくせう!

ま。そないなことはどうでもええとしまして、煙草のハナシしまひょ、煙草のハナシ。

実は最近、かなり『KENT』にいれあげてまんの。

せんだってもね、立て続けにこないなモン手まわしてきたりしてナ。

KENT t+6

『KENT テーストプラス 6』
メリケン製。キングサイズ二十本入り、四百十円。
T6mg、N0.6mg。

ほんでもって、

KENT T+10

『KENT テーステープラス 10』
メリケン製。キングサイズ二十本入り、四百十円。
T10mg、N0.9mg。

ですワ。

ま。今サンクスではキャムペイン中で、KENTテーストプラスシリーズを買うと、もれなくアイスコーヒーが一杯ついてきまんのでナ。

それがなけらな、立て続けにふたつも買わんし。

さて、KENTです。

なあんし、喫煙ごくどにヘンゲする前なんぞ、『KENT』ちゅうのは、キツうて不味い、洋モクの進駐軍総司令と認識しとったさけね。

とにかくバーレー葉が、『オレがオレが』ちゅうて、しゃしゃり出てきくさってからに、あまりのキックとイガイガで、頭痛うなる始末やったんや。

ところがあんた、今ではその刺激が嬉しゅうて、逆にないとさびしい気持ちになるんやさかい、人生分からんモンやね。