平素から、コメントなんぞ書き込まれることはまれで、『いいね』もほとんどいただけないのでございますが、古くからご贔屓いただいている『エヌ氏さん』。へてからに、愛煙日誌をしたためるようになってからの『きむぞうさん』
このお二人からは、記事を書くたんびに『いいね』をちょうだいしておるのです。

ところがここ二、三日、『きむぞうさん』から、『いいね』の声が掛からなくなったんですナ。

「ありゃりゃ? とうとう見捨てられたかしら。最近の更新ペースおよび内容から鑑みるに、さもありなんかもしらんけど。それにしてもな……」

と、不安に思いまして、ブログをたんねてみますと、ちょっと心配なことが記されておりました。

この議事です(http://ameblo.jp/kimuzo777/entry-11905412468.html)。

詳細が記されておりませんが、文脈から判断するに、頭部(脳?)に関する手術を行われて、現在ご入院中ではないかと推測されます。

とにかく、一日も早いご快癒を望むばかりです。
『ゴールデン・カガヤキ』ちゅうヤツは? ん? ん?

煙草専門店屋さんのホームぺいしにある画像を勝手にパチってくるワケにはまいりませんので、文章でのみのご紹介になりますが、八月二十六日ともうしますから、来週の火曜日に、浅草は柘製作所はんから、『ゴールデン・カガヤキ』ちゅう、缶入りパイプ煙草が発売される段取りになっとうようですナ。

柘製作所が初めてプロデュースする極上ブライト・ヴァージニアのパイプたばこ。

ヴァージニアでも各種グレードがあるが、インドのマイソール地方で丁重に育て上げられ、入念な熟成工程を経たブライトヴァージニアのトップグレード。味わいは格調高くスムースに推移。これぞ、自然のヴァージニアの甘さを堪能できる逸品中の逸品。

手巻きたばこでも愉しめるようにファインカットバージョンにて登場


で、百グラム入り四千円ちゅうことらしいですが、どっかで聞いたことおまへんか? これとおんなしようなこと。

そうです。

同じく柘はんが、せんから発売しとう、『かがやき』ですワ。

ワタイなんぞ、先々月に買い求めてまいりまして、まだ仏壇に供えとうやっちゃ。(この記事

すけのうても『柘製作所が初めてプロデュースする極上ブライト・ヴァージニアのパイプたばこ。』ちゅう文言は、嘘っぱちもええとこやん。

紹介文から推測いたしますと、『かがやき』のシャグ版ちゅう位置づけかナ。

ダンタバコはんの人気銘柄、『ブルーノート』にシャグ版があるみたいな感じでっしゃろか。

しかし、シャグで百グラム四千円ちゅうのは、ちょっと高額すぎまへんかい?

我が国で流通しとうシャグ煙草仲間で最高額のヤツは『アクロポリス』(五十グラム一千七百五十円)ですが、それを軽々と凌駕しとうもんね。

オリジナルの『かがやき』が、売れて売れてしょうがないほどの人気銘柄やったら、シャグ版出す価値あると思いまっけどナア。

そもそも、単葉の煙草てどないやの?

すけのうても、序盤と中盤と終盤でダイナミックに喫味が変化するブレンドの醍醐味はないわナ。

ま、銘柄によっては、葉っぱがお互いのええとこ殺し合うとうとこへさして、下品なフレーバーがとどめさしとうヤツおまっけど。

どれとはゆわん。

「そんなこと、ここに書いてる間ァあったら、仏壇に供えとう『かがやき』おろして、吸うてみたらどないやの」

それは正論ですナ。
キースシャグシリーズは、かなりお薦めなんですワ。

別段、この場にてキースシャグを誉めそやしゃあ、どこぞからじぇじぇこ貰えるカラクリになっとうワケやないけどね。

「ほんとかな。煙草の趣味ちゅうのは人それぞれやから、自分の好みに合うかどうかは、実際に吸うてみやんと分からんし」

あなたの主張は、まったくもってたんだしい!

今後もその心がけを忘れたらアカンど。

ただね、これを見ていただきたいんですワ。

キース・エキゾチック

『キースシャグ・エキゾチックテイスト』

JT製。二十五グラム入り、六百二十円也や。

『ジャパンクラッシック』『シガーフレーバー』とも、しじょうに美味しかったので、残る『エキゾチックテイスト』も買い求めてみたワケです。

一時期、シャグ煙草の新製品とみりゃあ、ダボハゼみたいにでえんぶ買うてましたけど、最近とんと、そのような無茶はせえへんさかいね。

煙草専門店屋さんのホームぺいしに書いてある紹介文読んで、「なあるほど。これがこうなって、それがそうなっとうワケか。ちゅうことは、あれがああなったような味やナ。ふうん。まあ大した味やなかろ」ちゅうて、ワケシリ顔で吸うた気になってまうねん。

すなわち、魂の深淵を揺さぶるようなセールスポイントがなけらな、購入には至らんワケや。

ま。パイプ煙草に手を出して、シャグ煙草にあんまし予算を割り当てられへんちゅう、ちびしい台所事情もあるワケでっけど。

そんな(ビンボな)ワタイが、シリーズ全銘柄の購入に踏み切ったのやデ。

エキゾチックちゅわれたかてあんた、どないな味かさっぱり分からんけども、ほかの二作品から推測するに、それなりの水準には達してくれとんちゃいまっしゃろか。

ま。そないな期待を抱かせてくれるシリーズではありますわナ。
お約束といたしましてからに、先日ご紹介した『キース・シガーフレーバー』をば、シャグ用メタルパイプにむぎゅぎゅと詰めて吸うてみたんですの。

吸い始めこそ、チュービングしたおりの、のっぺりぃっとした喫味と、ほぼニアリーイクゥオルでしたけども、中盤にさしかかったころから、かなりのピリピリを感じました。

煙草を吸うてまして、なにがいっちゃん不快かちゅうたら、主にヴァージニア葉系が繰り出す、このピリピリですナ。

口腔内やひたが痺れてくるのは序の口でございまして、徐々に気分悪ぅなって、非道い頭痛に襲われ、最悪の場合、ロキソ・ニンテキのお世話にならなあかんのです。

「えーっと。文章で書かれても、その不快なピリピリちゅうのが、いまいちピンときまへんが」

さよか。

そしたら、体感させたげますワ。

別段、パイプやキセル、ローリングマシンやチュービングマシンやみなの喫煙具を揃えてもらうひっちょはおまへん。

ただちに二百十円玉を握りしめて、ちかばのコンビニへいきなはれ。

ほんで、店員さんに向かって、こない言いますのやデ。

「ゴールデンバットちょうだいか」

お会計のおりに、レジスターのタッチパネルで成人確認ボタンを押すちゅう、面倒な作業が発生する可能性が高いですけども(あれはなんとかならんもんかのう。ワタイの顔見りゃあ分かるやろ、顔見りゃあ。ん? ん? こないにくたぶれてしわしわで老人班の目立つ未成年、どこぞの世界におるねん)、首尾よく商取引が完了すれば、最寄りの喫煙コーナー(都心でなくば、コンビニの外に置いてあるやろ)で、おもむろにゴールデンバットを開封し、一本取り出して点火。ほんで、いっきょいよう煙を吸い込みますのや。

たったこれだけの作業でもって、あなたも『不快なピリピリ』に身をうだねることがでけるワケや。

どうですか。

敵わんやろ。

え?

「こんなピリピリして不味い煙草、もういらん。ほかす!」

そんなことゆわんといて。モッタイないがナ。

とりあえず残しといて、月給前、たばこ銭が捻出でけんおりにでも吸うたらどないでっか。

ま。ワタイの場合、バーレーの辛味には耐性がでけてきましたけれど、このピリピリだけは慣れんワイ。

なんとかならんもんかいのう。

あれ? ハナシがかなりズレてきとうんちゃう?

ちゅうことで、結論といたしましては、『キース・シガーフレーバー』は、パイプで吸うても、あんまし美味しいことあらへんですワ。

『ジャパンクラッシック』があんた、パイプでいただいてもかなりいけましたので、こっちもと期待したんですがナ。

だいたい、暗黒系シャグをパイプでいたかて、あんまし美味しいことあらへんのです。

暗黒系のキツさだけがクローズアップされて、別の特長である甘みやコクやみなが、すっこぉーんとどっかへ飛んでまうんですナ。

暗黒系は、やっぱりローリング・チュービングして、棒状にしていただくのがスジっちゅうもんやね。


「なにをなさっているの? ととさま」

「おお。ワレは、ことし八歳にならんとする、ワイのムスメやないかぁい」

「ととさま、どうしてそんなに説明的なの? ととさま」

「ほっとけ。ワイはいまいそがしさかい、あっちゃいっとけ、あっちゃへ。こなして、シャグ煙草をチュービングしとんやさかいナ。ワレがそなしてネキにおったら、気が散る。美味しい煙草がでけん」

「また、タバコをつくってらっしゃるのね、ととさま。ああくちゃいくちゃい」

「そらなにをぬかすねん。これはワイの生業(なりわい)やど。ええか、よう聞けよ。こなしてシャグ煙草を美味しいシガレットにしてやな、数をまとめてやな、元締めンとこへ納めるのや。ほしたら、一本につき二銭五厘の口銭になるワケや。それで女房子養うんやないかぁい」

「ふぅぅん。とうなの」

「とうや」

「ちょっとあんた、子供にええかげんなこと教えんといて!」


ということで、二か月前に購入しましたる、『キースシャグ・シガーフレーバー』を開封してみましたのや。

キースシガーフレーバー

ま。見た目は普通のシャグですけど、カザがハンパあらへんワ。

モノにたとえますると、こうですナ。

『年齢五十歳以上の肉体労働者が三日間続けて履き続けた靴下をば、わりかた上等のお茶に漬けた』

ようなカザです。

しとことでいうと、そうとうくっさいのや。

こんなカザのする煙草(シガレット、シャグ、シガー、パイプ用)は生まれて初めてでございます。

シガーフレーバーちゅうことなので、ようするにまあ、醗酵臭なんや。

ただし、『臭い煙草ほど吸うと美味い』ちゅう、業界の常識がありまっさかいナ。

さっそくローリングしていただいてみましたが、これはかなり美味いです。

かすかに、葉巻っぽい味を感じますが、それよりなにより、お茶のフレーバーを強く感じまして、全体的にマイルドで、上品で、あとくちも爽やかです。

ただし、吸うたあとのお部屋ン中は、かなりの悪臭が残りまっせ。

「誰ぞ、納豆食いよったナ。換気扇回しとけよ!」

といったカテゴリの悪臭です。

まあ、外で吸うなら、その場から逃げたらしまいやけどナ。

といった次第で、かなり高く評価できる煙草ですが、残念なことにしとつ難点がおます。

最初から最後まで味が均一で、盛り上がりにかけるっちゅうのが、あんましおもろうないです。

突然ものすごい甘みが立ち上がってくるとか、最後のほうはひぃひぃゆわんなんぐらいキツイとか、メリハリがないねん。

のっぺらぁとした味わいなんですナ。

しかしながら、その均一レベルが、かなり高いとこにございますし、そもそもシャグ煙草に波乱万丈の喫味を求めるのは無理やさかいね。

ま。お薦めの逸品ということにさせてもらいまひょか。