みなさんご期待の、『モンテクリスト・ミニ・ブルー』をいただいてみましたのや。

「ちょ、ちょっと待って。期待も額もあんた、そんなんいつお買い求めになられたんでしたっけ?」

昨年の師走ですナ。

「こりゃまたモノ持ちよろしおまんナ。それともああいったたぐいは、半年以上寝かすと味がようなりまっか?」

なんでそんなイケズゆうの。

ちょっと忘れとっただけやんか。

ミニシガリロ類、特にこの『モンテクリスト・ミニ』シリーズは、吸うとう間ァに熱うなりすぎて、中盤以降は罰ゲイムみたくなるので、なんらかの手だてがひっちょです。

ワタイのばやい、シャグ用メタルパイプを活用しとりま。

これが吸うとうおりの様子ですけど、かなりビンボくさいデ。

あげくに、『ちょっとピンボケ』やし。

ワイはロバート・キャパかい? ちゅやっちゃ。

「ンな、ええもんやないナ」

さおか。

意中のあのコには見せられない

意中のあのコには、どないなことがあっても、めせられへんワイ。

さて。味ですけど、確かにハバナ葉ですが、かなりライトでマイルドでソフトです。

大きく深呼吸しながら煙を吸い込みましても、ハバナ葉特有のあの鉛玉攻撃(喉の奥に鉛玉が詰まったような違和感が残る攻撃。どう考えても健康にええことなさそう)がおまへんねん。

ここでね、ワタイのドタマへさして、ある疑問が生じましたの。

「マイルドな葉巻て、どないして作るんやろかしらね」

それをゆいだしまするとですナ、シガレットはどないなっとんねんちゅやっちゃ。

テキらのTN値て、ミリグラム単位で決まっとうワケやん。

煙草の葉て植物やろ。ゆやあ、生きモンでっせ。

そんなん、どないやってミリグラムの単位まで成分をコントロールできるワケ?

不思議や不気味や不審や難解や。

どなたか、そのへんのカラクリをご存じのかた、いてはりまへんかナ。
ニコチンネル!

(出典:機動戦士Z・ZZガンダム ハマーン・カーン様)

ちゅうワケで最近、禁煙ブログかメルマガかをやったはるかたが、ちょいちょい「いいね」をつけてくだすってます。

どうもおおけに。

ただし、記事の内容に感動感銘し、もろ手を挙げて、いいねをつけてくだすっとうはずはないのであって、

・このブログの読者には、喫煙者がぎょうさんおるはずや。しめしめ。まとめて禁煙の道へしきづりこんだろ。
・なんやこいつ。この期に及んでまだ煙草吸うてけつかる。不憫なやっちゃ。ワイが辞めさせたる!


とかなんとか、思惑があるはずなんですナ。

けど、「やめてくれ」とは、口が裂けても申しません。

ワタイ自身、煙草があんましええことないのは、重々承知してますよってに。

ニコチンかタールか一酸化炭素か、健康にか環境にか経済的にか道徳的にか、どいつがどう悪いのかよう分かりまへんけど。

「いいね」さんは、以前ヘビースモーカーでありながら、不退転の決意と鉄の意志でもって、お絶ちなすったらしいでんナ。

たいしたモンや。

ただね、「いいね」さんがお絶ちになったのはあくまで、『シガレットを吸う習慣』でっしゃろ。

ワタイは、『煙草を嗜む』ことと『現代において、シガレットを吸ってしまう悪癖』とは、まったく別モンやと認識しとんですワ。

そもそも目的がちゃうねん。

煙草は、有史以前から続く文化です。三千年以上の歴史がありますのや。それに対して、シガレットの歴史はたかだか百五、六十年なのや。

シガレットを吸うちゅう行為は、喫煙文化の一部にしか過ぎません。

で、多くの人はですナ、シガレットを吸うただけで、喫煙行為全体を悪と決めつけ、ほんで勝手にやめていかはりますの。

モッタイないハナシや思うけどね。

ちゅうことで「いいね」さん。どうぞちょいちょい、のぞきにきておくんなはれ。

「ふーん。煙草てこないに奥深いモンやったんか。もっかい始めてみよかナ」

と思っていただけるような記事を頑張って書きまっさかい。

煙草に関係はあるモンの、現実的な銘柄は登場せんハナシをしたいのです。

皆さん、朝にですナ、二度寝することおまへんか。

おますか。

ワタイもね、休みの日とか、平日でもなんぞ仕事以外の予定があって、遅めに家を出るおりなどは、朝飯くてからもっぺん寝たりしまんの。

二度寝すると、なにやらケッタイな夢を見ることが多い思いまへんか?

普通、二度寝っちゅうのは、こってり二時間も三時間もせいへんやろ。

三十分から一時間、長うて一時間半が相場やん。

入眠して一時間ほど経過すると、レム睡眠に突入しまして、このおりから、ボツボツ夢を見はじめます。

ほんで、ちょうど夢を見とう最中に起床時間が訪れてまうもんでやっさかい、よう覚えてるちゅう結果になるんと違う?

そもそも、夢てケッタイなモンやんか。首尾一貫した物語が展開されることなんぞ、まああらへんやろ。

ニンゲン、寝とう間ァに、それはそれはたくさんの夢を見るんですけど、ほとんど覚えてへんのや。

しかしながら、二度寝の場合、前述した理由から、夢が記憶に定着される可能性が高くなります。

せやかい、二度寝のおりにケッタイな夢を見ることが多いっちゅう現象が確認されるワケや。

そうと違う?

せんだってもね、二度寝のおり、ケッタイな夢見ましたデ。

場所は閑静な住宅街。

瀟洒なへーベルハウスが建ち並び、野暮な集合住宅を見かけることは稀ですが、ごおっつ急な坂道がおましてナ。

その坂道の中腹あたりに、煙草専門店屋さんがございまして、ワタイは店内で煙草を物色しとうワケや。

店内の雰囲気は、相模原のリビングショップあんどはんに近いです。

ただし、あしこは全体が広々とした雑貨屋で、その一画に煙草売場がおますので、かなり開放的なんですが、夢の中の店は、あんどはんとこの煙草コーナーを四角う切り取って、しとつの部屋にギュッと詰め込み、どんよりとした照明に変えたちゅう感じですかナ。

店内に客はワタイひとり。店のたいしょ(六十代後半)とおかみさん。ほんで、そこのムスメさんと思しき中年女性がいてはったと思います。

これは、覚醒してから気づいたんでっけどその店、以前にも夢に出てまいりまして、そのおりは確か古本屋さんやったはずなのや。

なんでかちゅうと、たいしょの顔に見覚えあるモン。夢の中でも、店が商売替えすることあるんでっせ。初めて知ったワ。

その店は、もうそら品揃えが充実してて、見たこともない銘柄が仰山並んでます。

ただし、本人が現実に見たことがないモノが夢の中に出てくるワケがないのであって、その正体はいろんな銘柄が合体して気色悪いキメラと化したヤツなんですけどね。

ワタイなんぞ、もうほんまに、どれを買うたらええのかしらんと、夢の中で嬉しいしめいをあげとうのです。

ノンキやろ。ほかに悩みないんか思うワ、我ながら。

で、ノンキなワタイの興味を惹いたのが、ショーケースの中に陳列してあった『PANZER』ちゅう、バルクっぽい、おそらくパイプ煙草なんですワ。

カルビーポテトチップスほどの大きさの、安っぽいビニール袋に入ってまして、袋の表には、赤や黒や黄色の原色で、ヘタッピイな戦車が描かれています。空にはスツーカと思しき戦闘機が飛んでたかもしれまへん。いや、戦車も戦闘機もなくて、ただヘルメットをかむった兵隊さんが描かれていただけかもしれません。よう覚えてないねん。

ただし、名前が『PANZER』であったのは確かなのや。

その横には、ふたまわりほど小さい袋に入った同系統の煙草がありましたが、こっちはよう覚えてまへん。

裏を返すと透明で中身が見えるワケですが、これがまたとてもまっとうな煙草とは思えんのですナ。勿論煙草の葉も見受けられますが、どうみても高麗人参やろっちゅう植物の根っこ、十センチ以上はある茎、灰色の小さな球体(豆?)などが、こってりとブレンドされとうワケです。

ワタイはその奇怪な内容物を見て、こない思いました。

「これは、是が非でも買わんとアカン」

ちゅうて。

ところがその高麗人参煙草、値札が貼ってまへんのや。ナンボが分からんのです。

しかし、メリケンなんぞではあんた、バルクのパイプ煙草なんぞ、マジで二足三文やさかいネ。

十八オンス(約五百十グラム)で二十ドル前後やったりするので、『PANZER』かて、そんなに高いことないやろと踏んで、意気揚々レジへ連れていったったワケやナ。

「これちょうだいか」

「はいいらっしゃい。はて? 値札がないなあ。ちょっとお待ちください。柘製作所に問い合わせてみますので」

「せきまえで頼んまっさ」

「お待たせしました。ええっと、八万二千六百九十円ですね」

は、はあちまぁぁぁん!? は、は、はあちまぁぁぁん!? は、は、は、はあちまぁぁぁんまぁぁぁんまぁぁぁん!?

「エコーをかけなくとも、よござんしょ」

「これがエコーをかけずにおらりょうか。ちゅやっちゃ。なんでそんな高いの! 誰ぞ、誰ぞ、たあすけてくれろ。たあぁすけてくれろぉ


そこで目覚めました。

さて。どなたかワタイの夢、あんじょう解説してもらえまへんか。

さっそくあんた、『ヴァゥクム・リフッ』の封をべりばりぼりと剥いで、いただいてみたのです。

ヴァゥクム中身

安モンパウチはあんた、開封にあたって、なあんら躊躇がいらんのがええわナ。

開けてみていっちゃんおのれいたのがその、細切れ具合です。

一応リボンカットのカテゴリに属する思うんですけど、ほとんどシガレットレベルですナ。

長くて三センチぐらいしかおまへん。

カザは、えーっと。煙草をソイソースで煮込んだ佃煮かナ。

しとことでゆやあ、ケッタイなカザで、イロドリもようないので、あんまし喫煙欲はそそりまへん。

けど、酒精漬け系のやつは、おなしような感じですワ。

開けて三、四日経つんですが、今はなにやらお酒っぽいええカザに変わってますけど。

味もなかなかでございますよ。

着火後いきなしバーボンエキスが、にゅるっと口の中に流れ込んできたおりは、大層感動しました。

やっぱし、酒精漬け煙草は、究極の大人の贅沢ですナア。

ただし、バーレーはやっぱし辛いワ。

しゃあないのかナこれは。

オーバーバーニングは絶対やっちゃならんど。

燃えそでうっふん、消えそでうっふん。

ほらほーら、やっぱし燃えているぅ

(出典:ゴールデンハーフ『黄色いサクランボ』)

ちゅうのが理想の吸いかたでっしゃろ。

バーレーの辛さがまだ「ウッデーでごんざります」で留まるように吸えば、終盤までジュクジュク沁みだすバーボンの味が愉しめます。

さすがはルドガーはんや。

ま。どっちかちゅうとお薦めですが、ワタイが薦めえでも、ポピュラーな銘柄やさかいね。
七十五日、寿命を縮めぇよ!

それ紙くず屋! 唄え。

「かんかんのぉう、きゅうれんす」

(出典:『らくだ』)

ちゅうことで、先日の続きですワ。

嬶が、ひょんなことから米軍関係者と知り合いになりましたの。

詳細は省略させていただきますが、米空軍(海兵隊かナ。詳しいこた分かりまへん)に従軍するソォル・ジャーテキの奥さんと、FaceBookかなんかで知り合いになったんやナこれが。

ワタイなんぞ、人生において、米軍基地の中に入ったためしはおまへんけど、

え? なんでやす?

「若かりしおり、有刺鉄線乗り越えて基地内に侵入し、パンパンガール両腕にぶら下げた進駐軍の兵隊に、『ギブミー、ラッキーストライク』ゆうてたんちゃうん?」

しとを何歳や思うてんねん。

基地内は、しとつの街になっとりまして、ショッピングセンターもございまして、食料品や消耗品やみな、格安で売っとうらしいねんナ。

嬶が、「スパムやみな、日本で手に入らんモン、いろいろ頼んでこましたるぅ!」 ちゅうて息巻いとうさかい、ダメ元で、おそるおそるたんねてみたワケや。

「日本で売ってないシガレットもあるかしらねぃ」

「また煙草かいナ。おんどれのどたまン中の九割九分八厘は煙草のコトが詰まってんねやろ。ホンマ、ウチと煙草とどっちが大事や!」

「うーむ」

「悩むなこのアンチョビ亭主。まあええわ、聞いてみたる。なにが欲しいねん」

「えーっとね。ワタイのバヤイ、『キャメル・フィルター』があれば、それだけでしゃわわせなんですけど」

「分かった。『ピカユーン』やな」

「ワレいったい、どないな耳しとうねん。けど、もしピカユーンがあったら、ぜし頼んでくれい!」


ちゅうことで、待つこと一週間。やってきたのがこれです。

米軍キャメル小隊

『米軍キャメル・フィルター小隊』

はっきり申し上げまして、めっちゃ嬉しいです。

価格は、ワンカートン三十六弗なのでございます。

が、実はこれ、他の銘柄と比較するとかなり安いんでっせ。

独自調査によると、メリケンでは二十本入りのシガレットが日本円にして八百円ぐらいするらしいのや。

めっちゃ高いやろ。

日本よりメリケンのほうが消費者物価は低いはっぢゃさかい、日本円で八百円となると、かなりな贅沢品になるわナ。

かの国や欧州では、シガレットスモーカーなんぞ人類扱いされてへんさかい、しょうがないねん。

基地内は免税なので安くなりますが、それでもマールボロやフィリップモリスやケントになりますと、しと箱五百円~六百円ぐらいのようです。

兵隊さんどないしてんねやろ。まず基地内では買わんやろね。

やっぱ基地の外へ出て、よこまちのコンビニで買うんでっしゃろナア。