喫煙物体のカテゴライズ方式には、いろいろなパターンがございまして、お国によって違うたりしますが、本邦におきまして、『ミニシガリロ』というカテゴリーに属するモノがおます。

マシンメイドで長さが十センチ未満、太さもシガレット程度のものをいうようですが、『リトルシガー』とは違います。

『リトルシガー』と申しますのは、ちゃんとフィルターがついてシガレットの形状に整形され、葉巻の特質を残しているのは、茶色い巻紙とキツめの味だけとなってしまったシロモノをさすのであって、かろうじて『これはもしかして葉巻と違う?』というのが『ミニシガリロ』なんです。

ただ、カテゴライズに困るのが、『フィルターつきミニシガリロ』ちゅうやっちゃ。

「ちゃんとフィルターもつき、シガレットのかっこしとうやん」といわれましたら、返す言葉がないのや。

実際に、カタログ上ではリトルシガーに分類されとうおりあるからね。

ちゃうやろ思うんですけどね。

敢えて違いを探すなれば、フィルター部とチューブ部のさかいめがないことと、あとは入り数かナア。

リトルシガーは二十本入り、フィルターつきミニシガリロはたいがい十本入りですからナ。

さて、グダグダと能書きを垂れましたのはほかでもない、ひさしぶりに『フィルターつきミニシガリロ』を買い求めたからなんです。

これですけどね。

アミーゴチェリー

『アミーゴ・フィルター・チェリー』

ベルギー王国製。十本入り、三百八十円です。

安いナ。

安いですけど、まず吸う前から困ったことがおましてナ。

セロファンでくるまれとんですけど、開封用テープが見当たらんのや。

どなして開けるのこんなん。

しょうことのう、ライターの火ィで炙って、セロファン溶かしたげたんですけどね。

フタを開けるやいなや、どう考えても天然モノでないチェリーのカザが、ワタイの鼻腔へさして、びこぉっと押し寄せてまいりました。

開けっ放しにしときゃあ、芳香剤になるレベルや。

味はね、チェリーだけやのうて、なにやらミルキーさを感じますナ。

それなりに甘くて美味しいので、激しい頭脳労働(日本語になっとうか?)のあとに吸うとええかもしれません。

ただね、葉がスカスカで、指で挟んどうとこの葉が移動して、へこんだなりになったりするのでちょっと往生しますが、値段を考えるとまあ、こんなもんでっしゃろかい。

JT史上稀に見るキワモノであるという結論に達しましたので、ちょっとおしらせしときまひょ思うてね。

すでに十本完喫いたしましたのですが、六本目にしてある重要なことに気づきましたの。

ちょうど六本目を吸うたおり、満腹でもなく空腹でもなく、喉が渇いているわけではなく、さりとて水分とりたてホヤホヤでもないという、煙草の光の面と暗黒面がよう分かる体調やったのや。

食後は煙草の光の面しか感じまへんし、腹減りすぎたり、喉が乾きすぎたりしとうおりは暗黒面のみしか感じへんやろ。

せんにサンプルを吸うたおりに感じた、『くすんだ葉の色からして、セブンスター・リアルシリーズと同様に、ぺリック製法や』ちゅうのは、まず間違いないです。

それに加えまして、この『ホープ・ホットブラック』には、ピリ辛系香辛料、ぶっちゃけてゆやあ、胡椒(名前から推測するに『黒胡椒』?)が混ぜ込んであると踏みました。

なんか最初から、えらいピリピリした刺激があるナア思うてましたの。

実際のところ、胡椒みたくピリピリした刺激を発するヴァージニア葉はおますが、あれはパイプでくすぼらして初めて醸し出せるのであって、燃焼時間の短いシガレットでは無理や。

となると、実際に胡椒が練りこんであるとしか考えられんワケや。

「あんた、ナンボなんでも、煙草に胡椒混ぜるてなこと、ありえへんのと違う?」

ところがそうではないのや。

黒胡椒が文字通りスパイスとして混ぜ込んである煙草は、このしろい世界には、現実に存在するさかいね。

おそらく、世界中の煙草の、酸いも甘いも吸い分けたJTのブレンダーはんが、それを知らんはずなかろ。

「面白い味になるかも。いっぺんシガレットで試してみたげよかしらん。期間限定やし、ちょっとくらい冒険しても問題ないやろ。いけるいける」

ちゅうて、おもいつきはったんやろナ。



ハゲ頭。

ではなくて、『かがやき』および、トーベンダンスク・オリエントとのオリジナルブレント、『だいじょうぶ? マイブレンド』を完喫いたしました。

ううむ。まことに美味しいパイプ煙草でごんざりましたナ。

予算を捻出できれば早めに『かがやき』をリピートする所存です。

ちゅうことで、現在運用中のパイプ煙草が『マクレのゲコゲコ』だけになってしまった現状を鑑みまして、もうひとつなんぞ開けまひょかとなるのは、これまたじねんの理やナ。

実は、ワタイの気持ちの中では、候補が決まってたんです。

過去形になっとうちゅうことは、今ではご破算やねんけどナ。

モッタイつけてもしゃあないので、候補銘柄の名をあげますと、ずばあり『桃山Ⅱ』です。

しかしながらここにきて、『桃山Ⅱ』の開封をためらわせる事件が起こりましたの。

それはね、リニューアル版『桃山』の発売なのや。

なんの前触れもなく(あったでしょうけど、ワタイのようなしもじもには伝わってこなんだ)、いきなりのリニューアルに、かなり衝撃を受けてます。

入グラム数と価格は変わらず、製造も同じ、マックバレンブランドを擁するデンマルクのハルバーグ社なんですけど、なんと『桃山Ⅱ』『Ⅱ』がとれてまっしぇあんた。

ちゅうことは、昔の味に戻ったってこと? どうなん?

それとも、ハルバーグ社が、「大日本帝国の亡霊に縛られ続けるのはもうゴメンや。もうウチの好いたように作らせてくれ。ほんでそれを『桃山』にしてもたらええのや」とキレたのか。

いずれにせよ興味深いわナ。

これを皮切りに、『なんたらⅡ』て名前がついとう、旧日本たばこ製パイプ煙草銘柄が軒並み、ハルバーグ社に好き勝手な味に変えられ、Ⅱがとれてリニューアルするかもしれんぞ。

「ちょっと待ちぃナ。リニューアルしたのと、手持ちのストックの開封に待ったがかかったのと、どう関係あるねん?」

あんた、ニンゲン心理ちゅうのが分かっとらんナ。

廃止になることが決まった銘柄が自分の手元にある場合(ただし、たったしとつ)、なんのためらいものう、ホイホイ開けることでけまっか?

しかも、ここがポイントなんですけど、その銘柄が大層美味いことを知ってて、どうしても吸いたいワケではなく、別に吸うても吸わいでも、どっちゃでもええ場合、敢えてベリバリボリバリと開封しますやろか。

とりあえず様子見で、しばらく置いとくやろあんた。

あれこれ四方山バナシをしょう思うんです。

「このブログの内容が、四方山バナシでなかったタメシがあるやろか?」

とらとうや。

まず、『ホープ・パッションイエロー』についてなんです。

ひと箱吸うてみましたけど、どうもいまいち、つかみどころのない、フワフワとした味でした。

『ホープの下品さがしっかり残っている中にも、なんやほんのり甘いナ』

ちゅうのが、最大限お伝えできる感想です。

不味くはなかったんですが、「こ…、こほれは!」ちゅうインパクトがおまへん。

なんぞ、酒精で〆てある思うんですが、正体不明や。

だいたい、JTはんの告知が「ほんのりとコクのある甘みが味わえる」だけやさかいね。

一般の喫煙者に対してならそれでええかもしらんけど、喫煙極道向けに、もそっと細かいスペックを公開してほしいモンやワ。

つぎに、せんの日誌でも書きました、KOOL十四本入りの件や。

実は、職場にしとり、葉巻やパイプ煙草は嗜まんもんの、シガレットについて非常に詳しいしとがいたはります。

なぜなれば、シガレットの販促に携わっていたちゅう経歴をお持ちなのや。

このしとがね、十四本入りシガレット出現について、敏感に反応したはりましたデ。

「こからは、絶対十四本入りが標準になります。まず購入最低単価が下がるのがいいですね。それに、正確な本数ではなくて、一日ひと箱と決めている人は、意識的にか無意識にかは分かりませんが、二十本から十四本に減らすことができると思うんです。節煙にもなりますからね。あとですね、十四本入りになると、ケースが薄くなりますでしょ。販売機にたくさん入るんですよ」

なるほど。

二十本入りケースは七・六・七と重なっとうから、十四本になれば、煙草一本分の厚みがなくなる計算や。

KOOLで結果が出りゃあ、BAT(ブリティッシュ・アメリカン・タバッコ)は、自社の持つメジャーブランド『KENT』にまで拡大しはるやろし、他社も、負けとられんちゅうて追随しまっしゃろ。

彼の情報によると、JTはんも既に、十四本入りケースの生産ラインを持ってるらしいからね。

こらきっと、ひと箱十四本時代になるナ。


JTはんとこの、スモーカーズIDを取得(する手続きを)させてもらいましたの。

例えば、JTはんが実施する懸賞などに応募するばやいなど、このスモーカーズIDがひっちょなんです。

また、新製品が発売になるおりなど、こっちが提示した好みに合えば(おキツいのがお好きとか)、サンプルをくれたりするねん。

スモーカーズIDの存在は前から知っておりまして、「いつか取得せにゃならぬ」と思っておったのですが、成人確認資料のやりとりなどが面倒なので、延ばし延ばしにしておったのです。

先日、所用がございまして、午後から仕事にいったんやナ。

用事をしとしきり済ませまして、よっしゃ仕事場へ向かうその前に、京王八王子駅の近くにあるセブンイレブン八王子旭町店店頭にしつらえてある喫煙コーナーで一服してましたらね、おばちゃんが、小さなプラスティック製のカゴに煙草入れて、そこらにたむろしとうスモーカー連中に対し、なにやら話しかけとんですワ。

ごっつ気になりますやろ。

けど、ワタイにはイッセツ声をかけてきませんので、しょうことのうこっちからモーションかけてみましたのや。

そしたらあんた、なんとスモーカーズID発行キャムペインをほそぼそやってはりましたの。

そんなん見過ごすワタイとちゃうやろ。

こいつぁ渡りに船とばかりに、入会させてもらいましたデ。

入会すればもれなく、五百円分のクオカードくれるそうです。もちろん、サンプルもしっかりもろてまいりました。

サンプルピース

『ピース・アロマ・ロイヤルのサンプル』

もし『ザ・ピース』のサンプルくれたら、もう一生JTはんについていったるデわし。