ダンシルもこんな煙草作るんやナア。

と。

こない思いましたのです。

実はせんだっての記事を書きしあと、無性に『ダンシル・レディラブド』が吸いとて堪らんようになって、居ても立ってもおられんようになって、さりとて中腰やとくたぶれるので、意を決して買うてまいりましたの。

ダンシル・レディラブド

『ダンシル・レディラブド』

表面的には英国製。五十グラム入り、一千七百五十円です。

で、あとさき考えんと、いきなり開缶してみました。

レディラブド中身

「ま。まさか、リボンカットか?」

と、血の気が失せましたが、実際手に取りますと、『一見リボンカットと見まがうほど細かくバラされたフレーク』でしたので、ホッと胸をなぜおろしましたぞん。

本道をゆくヴァージニアのフレークみたく、魚の干物臭(どうやら干し草のにおいらしいんですが、生まれも育ちもアーバンな都会の下町であるワタイは、干し草のカザなんぞ嗅いだことないのです)ビンビンちゅうわけではなく、なんとなく全体的に甘たるいカザの中に、微かにちりめんじゃこ臭が混ざっとう感じです。

なんかに似とうナと、ずっと考えてたんですけど、そうですワ。

今まさに、この記事を書いているときに、まざまざと記憶が蘇ってまいりましたぞ。

マック・バレテキの『ヴァージニア・No1』や。

テキも一応、キャベンディッシュのフレークをバラしたやっちゃさかいね。

ただあれは、「えらそに、臆面もなく、恥知らずにも、ようそんな名前つけくさったのう」ちゅうて、お叱りを受けるに値する味でしたけど、さすがダンシル。喫味はぜえんぜんちゃいまっせ。

しとことでゆやあ、『くろとの味』ですナ。

ビッツラするほど甘くもなし、ヒーヒーゆわんなんほどキツくもなし、嫌ンなるほどエグくもなし、すべてに於いて抑え気味。色で例えりゃモノトーンという、取り立てて特徴のない味であることが最大の特徴で、吸うてる間は、ほんま何も考えんでええです。

その割に、ハッと気が付くと、ついついパイプに詰め込んでおったりするんや。

まだまだパイプスモーカーとしては、ちりめんじゃこレベルのワタイなんぞ、パイプ煙草には真剣勝負を挑むさかいね。

なぜならば、味を分析評価してやろっちゅう、おげしん極まりない下心があるさかいや。

けどそれは、ホンマの吸いかたとちゃうやろ。

パイプ歴ウン十年のオッサンなんぞ、咥えパイプでなんか別のコトしとうやん。

靴を修繕したり、馬の蹄鉄叩き上げたり、矢じりを研ぎ澄ましたり。

「ど。どんな世界を基準に考えとうねん、おまはん」

要は、ワタイなんぞ、まだまだパイプ煙草が生活の一部に組み込まれてへんワケや。

この『ダンシル・レディラブド』は、取り立てて特徴のない味であることが最大の特徴であるがゆえに、パイプ煙草が生活の中に組み込まれたくろとが常喫に選びそうな銘柄なんです。

さて。

冒頭で『ダンシルもこんな煙草作るんやナア』と感心してましたやろ。

そのココロは、どっちかちゅうとラットレーっぽいブレンドやからです。

もしかするとその昔、一時代を築いたメジャーな古典的ブレンドで、どことも競って、おんなしようなの作ってたのかもしらんナア。





喫煙デンカがやってきた~♪

(出典:『ウメ☆デンカ』)

パイプをふりふり、吸ったったー

ちゅうことで、呑気に替え歌唄うとうバヤイとちごたりするねんナ。

なあんし、これから暗黒時代に突入しょちゅうねんさかい。

「具体的にどいういうことなん? さっぱ分からん」

せやろ。

それをこれからご説明すんにゃないかぁい。

実は●△■(ご本人のご希望により本名は無論のこと、ウェッブでご活躍されるおりのHNやみな伏せることになりまして)さんより、お煙草をちょうだいしたのです。

事の発端は先日のこの記事の、この部分でしてナ。



そっち系ファンのかたにビッグなニュースがおますぞ。

なんとあの、愛煙家のみなさまが高く評価する、『ヴィンセント・マニル』が再入荷したようなんです。

ワタイなんぞ、惜しくも前回は買い逃したので(値段の高さに逡巡しとう間ァに売切れてもた)、今度こそなんとか手まわしたいですナア。




これをお読みになった、●△■さんが、ワタイのビンボ所帯を不憫に思われたんでしょう。

開封済みでよければ、差し上げますよ。私はもう吸わないし」

ちゅうて、申し出てくださったんです。

「いやあ。それはあまりにも申し訳ないです。高価なものですし、そのこのあの」

「いらないんですか?」

「いるいるいるいるいる」

「そうですか、それでは」

「いるいるいるいるいるいるいるいるいるいるいるいるいるいるいるいるいるいるいるいる」

「うるさいですねあなた。分かりましたよ」

「うわぁい♪」


というようなことで、ちょうだいしたのです。

ヴィンセントマニテキ

上:『ヴィンセント・マニル・ファインカット』
下:『ヴィンセント・マニル・ワイルドカット』

ですナ。

おのろいたのは、特別付録として付いてきた、これらの銘柄なんです。

フランドリアの黒コンビ


左:『フランドリア・ブラック』
右:『フランドリア・ベルジック』

ご案内のとおり、フランドリアのシリーズは、わが国では廃止銘柄入りしておりますので、こんなんくれて大丈夫かと心配しましたが、ご自分のはちゃんと取ってあるとのことで、ホッと胸を撫で下ろした所存です。

さらに、先着一名だけの特典として(個人的に譲り受けたので当たり前なんですが)、葉巻を二本付けていただきました。

特別付録シガー

煙草をちょうだいした限りは、この場で面白おかしゅう解説し、きっちり灰にするのが使命と心得ておりますので、暫く暗黒(煙草)の時代が続くなあと、フンドシの紐を結び直しとうところなんです。

これはスゴイど。

これはしとつの事件やど。

とんでもない煙草と遭遇してもたど。

実は先日、ひょんなことから、ある方より煙草をちょうだいいたしまして、本来ならばお礼を兼ねて、そのことをご報告せにゃならんのですが、写真撮影やみな、のたくら記事を書く準備しとう間ァに、最近発売されたとある銘柄に脳天カチ割られるが如き衝撃を受けましたので、とりあえず緊急にリポウツさせていただくのです。

ワタイが脳天カチ割られた銘柄とは、これです。

ボデーショット・ウイスキ

『ボディーショット・ウイスキー』

メリケン製。二十本入り三百九十円。

TN値表記無しの、リトルシガーのカテゴリに属する製品です。

このウイスキー味を含め、一気に五種類発売されました。

新発売の情報を入手したおりは、「ふうん」と思うただけなんです。

メリケンのリトルシガーとくれば、どんな味がするか、あらかたアタリつきまっしゃろ。

ま。ハナシのタネに吸うてみて、よしんば不味かっても、三百九十円やさかいハラも立たんワと、なんの気ぃなしに、裏の権兵衛さんと相談しつつ、ウイスキーを買うたワケや。

開封して咥えるやいなや、甘たるいフレーバーの素でくちべろがニチャニチャになります。

「ほうれ見てみい」ちゅやっちゃナ。

火を点けてケブリを口腔内に入れますと、まずチョコレートの味を感じました。

「そやさかいゆわんこっちゃない。メリケンのリトルシガーなんて、みなそんなもんや」ちゅやっちゃろ。

ところがや。

そのケブリをば、のぞちんこを経由して肺に送り込んだとき、あまりの衝撃に三町ほど全力疾走しましたデ。

ええっと、ウイスキーをツーヒンガーほどグラスの底に流し込んで、ぐんらぐら煮え立ったお湯を注ぎますと、いわゆるホットウイスキーがでけあがりますナ。

そのグラスをば口元に近づけますと、アルコール分を含んだ湯気が鼻腔を刺激しまっしゃろ、もわわっと。

あれです。

まさにあのアルコールを含んだもわもわが、気管と肺臓を刺激しよりまんの。

「こんなの初めてぇ!」ちゅやつです。

アルコール漬けの煙草は世に数多おますが、これほどビンビン酒精を感じる銘柄はほかにおまへんデ。

まさに大当たり。

今度ばかりは、絶対の自信をもってお奨めさせてもらいます。


わが国の煙草市場が一気にいのきだすデ。

パイプ煙草、シャグ、葉巻、ミニシガリロ、リトルシガー、ほいでもってシガレットと、まんべんのう新製品ラッシュであんた、なにがなんやらよう分かりまへん。

だいたい、新製品全部買うてましたら、じぇじぇこがナンボあっても足らんし。

そんな中で注目すべきはやっぱし、ダンシルパイプ煙草の新作でっしゃろナ。

いっぺんに三銘柄も発売されますので、ダンシルファンのみなさまにおかれましては、さぞかし喜ばしいこってございましょう。

ワタイは別段「ふぅん」ちゅう気持ちですけどね。

ダンシルのバヤイ、なんやちゅうたらラタキア(またはオリエント)混ぜたらええ思うとうさかい、いまいちどんならんのです。

『レディラブド』
微着香アロマ系。キャベンディッシュ、オリエント、ヴァージニアのブレンド。

『スリーイヤーズマチュード・バージニア』
ほぼほぼヴァージニアで気持ちだけオリエントに、申し訳程度のフルーツエッセンス混入。

『マイミクスチェアー ・Boby's.Bottom』
マイミクスチャーといえばやはり、ヴァージニアとラタキアのブレンドや。

いずれも五十グラム入り、一千七百五十円です。

どういったカラクリになっとうか知りまへんけど、我が国では、ダンシルの銘柄(とピーターソン)だけは、個人輸入するのと同等もしくは値安く手に入りますナ。

どのブランドもそないしてくれたらええのに。

特にジーエルピースは、もそっと値下げしてもらいたいワ。

そうそう。

せんにダビドフのやつが値上がりしましたやろ。

三千八百円やったラインナップが、なんと四千百円やデ。

ただでさえアホらしいほど高いのに、さらに値上げして誰が買うねん。

個人輸入したら、よその煙草とおんなし値段やさかい、よけいハラ立つワ。

消費者をなめとんのと違う?

ありゃ。

なんかハナシが横ちょへそれてしまいましたナ。

どうでやす? 興味を惹かれるやつおまっか、ダンシルの新製品。

え? ワタイでっか。

そうでんナア。

なあんし、ダンシルにはフレーク系がすけないでっしゃろ。

ほぼほぼリボンカットや。

すけないっちゅうか、『ダンシル・フレーク』のみやん。

あと、輸入されてない『ネイビーロール』ぐらいとちがう、リボンとちゃうのは。

まあ、ダンシルなりの煙草哲学があるんでしょうけど。

そういった意味で、『レディラブド』、ちょっといってみたい気もしますナ。

おっと。

「不味かったがナ。実装者はんが薦めてたから買うたのに」

ちゅうのは、なしにしといてや。

別段推奨しとうワケやないさかいナ。


確かに『年末商戦』なるものが存在しますナ。

なあんし、ジェーテーはんが十二月決算ちゅうことで、ちょっとでも売り上げアップを図ろ思うて、攻勢をかけるもんでやっさかい、それに対抗ちゅうか便乗して、メリケン大手含め、輸入販売業者まで狂ったように新製品を投入してけつかるワケや。

煙草専門店屋さんのホームぺいしを見るにつけ、かなりかまびすしいことになりそうでっせ。

まあネタに困らんのが助かりますワイ。

さて。

本日は嵐の前の静けさちゅうことで、パッケージも一新、見事ウインストン銘柄の一部となりしキャビンについて、しとつご紹介したいのです。

これなんですけどね。

ウイキャビ2

『ウインストン・キャビン2・ボックス』

ジェーテー製。キングサイズ二十本入り、四百二十円。

T2mg、N0.2mg ちゅうスペックです。

どうでもええけどあんた、二ミリグラムてなに、二ミリグラムて。あ?

中途半端やのい。

キャビンの時代から出てたんかナ?

あんまし興味がなかったんで、よう知らんのですけど。

まあ、一ミリではものたりんしとに、「どうでやす? TN値が倍でっせ倍。より煙草感を感じられまっせ」ちゅうてアピールしたいんでしょうが、ぶっちゃけ目くそ鼻くそのセカイです。

繰り返しこの日誌で申し上げとうことですが、シガレットの体感的な『キツさ』ちゅうのは、TN値の多いすけないと違うんですナ。

ブレンドされとうバーレー種が、どいだけイガイガ・キンキンしとうかによるんです。

『キャビン』は、昭和四十年代か五十年代に上陸してきたメリケン製シガレットに対抗すべく、「ええい! もうやけくそじゃあ。メリケン製よりバーレー濃いやつ作ったれ!」ちゅうて誕生した銘柄と聞き及ぶので、ロースト感がハンパないワ。

そやさかい、あんましTN値は関係ないんですナア。